本屋で実際に手に取ったわけでなくネットで注文したので、まず最初に感じたのは『字が大きいな』ということ。重くて、特に第2巻は厚みもあるので、字を小さくして薄くした方が楽に読めると思う。文章は平易で二冊合わせて二時間くらいで読めます。
内容で一番、感心した部分は第2巻の312ページ、
『いい心で溢れている人の傍へどんどんくっついて行って下さい。
人は自分より劣ると思う人の傍にいて、自分を安心させてしまうところがあります。
自分より、凄いな!と思う魅力的な人の傍からあえて離れる人が多いんです。
不平不満ばっかり言っている人の傍には、同じような人が集まる。』
という記述です。
この本にあるような出来事はそこかしこで日常的に発生しているのではないかと思います。何かの統計などを見たわけでないのですが、そんな気がしています。近年は小さな子連れの再婚が増えたと聞きますので。
種族の繁栄を第一に優先するDNAというのは、生物学的にはその存在は否定されているのだそうです。つまり個体各々がそれぞれの繁栄を第一優先するが故の帰結として、種族の繁栄が得られるわけです。
群れからリーダーを追い出した若獅子がメスの連れ子を片っ端からぶっ殺す話は良く聞きますし有名ですが、実際にある話だそうです。しかもライオンに限らず、動物の群れに見られる普遍的な行動なのだそうです。
大きな子供がぶっ殺される心配はないでしょうが(逆に、ぶっ殺しそうですね)、小さな子供を連れている人は、再婚する際は本当によくよく考えて決断すべきでしょうね。人間の心など、たやすく錆びます。おとうちゃんの生き別れた妹さんの心が脆弱化してしまったように。
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