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品質工学

トップの選ばれている商品およびレビュー


__により 鶴田 明三
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"全ての技術部隊の書棚に備えたい一冊" - __により Oscar
品質工学(タグチメソッド)の入門書は数多い。それぞれが工夫されて筆者の考えを反映したものではあるが、これ一冊でバシっと使えるようになるようなマジックはない。愚直に学習と実践を重ねるのが王道だ。

本書にも、筆者の経験と工夫が随所に盛り込まれている。特に、パラメータ設計の基礎となる機能性評価を重点的に解説し、機能の定義、ノイズ因子(誤差因子)抽出の方法など、類書にないノウハウやコツが開示されている。
品質工学の鬼門の一つである「SN比」を、筆者ら関西研究会で提案している「エネルギー比型」で記述していることも、理解を早める要因となっている。

さらに、品質工学の実験計画シートやSN比・要因効果図などのパラメータ設計計算ツールを無償ダウンロードできるサービスもあり、初学者の導入には大いに役立つはずだ。

「実践して成果を出す」ことを目的にしているだけあって、実務者が実務で迷いそうなところ、間違いそうなポイントを、現場目線で丁寧に解説しているところに好感が持てる。

初学者が初めて触れる入門書として、また実践者が悩んだ時のノウハウ本として、技術部隊の書棚に是非備えたい一冊である。

__により 長谷部 光雄
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"小説で読む「品質工学 (タグチ・メソッド)」 品質工学を知らなくても面白く読める。" - __により ゴルゴ十三 (Japan)
本書は品質工学([[ASIN:4798023558 タグチメソッド]])に関する"小説仕立て"の入門書です。(日本規格協会・月刊誌『標準化と品質管理』に連載された『読むだけでわかる品質工学』の単行本化したもの) 架空の中堅企業を舞台に、技術者たちが自社製品の品質問題("見えない不良")を解決するために「品質工学」に取り組み、次第に「品質工学」の考え方に馴染んでいく姿が生き生きと描かれています。品質工学に馴染みのない読者が抱く素朴な疑問を登場人物に代弁させ、その解答を得る、という形式で書かれており、分かり易かったです。適宜、著者の解説が挿入されており、小説の場面を振り返りながら復習できる処も良いですね。

本評者は製造業に勤務する一研究者ですが、研究部門に所属しているため、品質工学に関しては詳しくありませんでした。そんな私でも、大変興味深く読めました(数日で読了)。本書で解説されている考え方(哲学)は とても汎用性が高く、いま携わっている研究テーマを見直す上でも大変参考になりました。(製造部門に勤めてなければ品質工学は要らない、というのは暴論であることが分かります。開発に携わる人間も品質工学の考え方を身につけないと、開発品のロバスト性を保証できないわけですね)

__により 矢野 耕也
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"非常に分かりやすい。" - __により ゲニチ
品質工学の本の中ではこれが一番分かりやすくかいてあると思う。

品質工学初心者の方はこれを初めに読んでから、専門書を読めばより正確に、より深く、品質工学を学ぶことができると思う。

__により 鈴木 真人
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"疑問が沸いてきた実践者向け" - __により Oscar
品質工学はなかなか奥が深く、普段から利用している私でも「おー、そんなことがあるのか!」という場面が時々現れます。
この分野の参考書を80冊ほど持っていますが、独自性を持ってこれだけ書けるというのは、品質工学が一筋縄では使いこなせないことを物語っています。
本書の場合、パラメータ設計をダーウィン「進化論」との類似性で論じ、直交表で強制的に発生させた突然変異を、誤差因子という強制フィルターで選択し、
環境に適合した技術が生き残ると解説します。
品質工学を既に実践している技術者は、多くの気づきを得るでしょう。
疑問が積み重なってきた時期の実践者におススメの一冊です。

__により 吉沢 正孝
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"エンジニアにとっては、前半退屈 しかし修得に必須の本か" - __により q-reviewer
ある意味で難解な本だ。
かなりの人が、前半で挫折しているのではないだろうか。私も15年前本書が発行された当時、そうであった。
今この本を見渡してみると、その理由が分かるような気がする。
初学者が知りたいことと、初学者に知って欲しいことにギャップがあるためであろう。
学生ならともかく、現場で実践しなければならないエンジニアにとって、前半の解説や事例は重箱の隅のようなモノでかなり苦痛である。
ひと山越えればどうということもないのであるが、そのひと山がなかなか大変だ。退屈で飽きてしまう。それほど重要なこととは思えずにとばしてしまいがちだ。
エンジニアとして知りたいことから説明する本があっても良いと思うが、なかなか見つからない。唯一、宮川氏の本(品質を!獲得する技術)ぐらいか。
それでもタグチ・メソッドのテキストとしては、伝説的な一冊で、ぜひチャレンジして欲しい一冊ではある。

__により 立林 和夫
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"とても分かりやすい、最初に読むのに最適な本!!" - __により ヘボ技術者 (関東)
いままで“タグチメソッドは有用だから学ぼうとは思うが、どうも取り付きにくいし分かりにくい”と思われていた技術者各位に、初めて取り組むに当たっての最適の書としてお勧めしたい。概念や基本的な使い方なら約4割(第4章)、標準から少し外れた局面での使いかたまでの話なら約5割(第6章)のところまで。残りは各自必要に応じて読み進めればよい。

 

 有難いのは、この手法を学び現場で活用してゆこうと思っている技術者の立場になって書かれていることである。説明・解説される題材、範囲、順序等々について実に行き届いた気配りがなされており、とても理解しやすい。但し、紙数の都合なのか、原文献参照の必要な個所が少なからず見受けられる。                  

評者は遠い昔に田口先生の実験計画法講座(内容は例の大著上下巻全部)を拝聴し、その後も別の場でお会いする機会があり、その説明癖はよく承知している。先生は実に着想豊か。逆にその場での注目点を端的に強調され過ぎ、混乱させられたり。また、続けていろんなことを一挙に提示・説明されてしまい、理解しずらいことも。その点、この本ではそのようなことはなく、安心して読み進められる。             

本書を読んだあと、SQC手法におけるタグチメソッドの位置付けや理論的根拠などについて学ぶには、宮川雅巳著「品質を獲得する技術」(日本規格協会(2000/07) )が参考になる。

__により 長谷部 光雄
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"タグチメソッドをベースに半歩進めたハセベメソッド" - __により Oscar
品質工学を経験してその効用を実感する人は多いが、それを周囲の人に上手く伝えられる人は多くない。
元リコーの技術開発センター長長谷部さんは、最近6年で8冊を著述し豊富な経験と秀逸な例示で読み手を納得させてきました。最新刊である本書は、これまでの読み物風文体から転じて数式も用い、QFDも絡めて技術開発の本質的な進め方を提起します。
タグチメソッドをベースにしながら半歩進めたハセベメソッドとも言うべき方法論です。

__により 田口 玄一
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"分かり易い" - __により Amazon Customer
実際の事例を例として説明しているので、分かり易い。
これを読むだけで完璧とは行きませんが、基本はわかるようになると思います。
演習問題もあるので練習になりますが、答えがないので正解かどうかわからないのが残念なところです。

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"めざす品質によって、違う道具" - __により kaizen (愛知県)
仕事によっては、めざす品質ごとに、違う道具を作る職人がいる。

そこで学んだことは、2つのことである。
目的に合わせた道具を使う。
目的に合わせた道具がなければ、自分で道具を作る。

ソフトウェア技術者にとって、ソフトウェアは製品でもあり、道具でもある。
ソフトウェアを測定する道具がなければ、自分で作ればよい。
ソフトウェアの不具合を見つける道具がなければ、自分で作ればよい。

本書は、品質工学は何を助けてくれて、何を助けてくれないかを考えるきっかけになる。

道具がないときに、自分で作るという基本的な姿勢を、最近、富士ゼロックスの方の講演で学んだ。
本もよいが、直接、道具を作っている人と話をしたり、一緒に仕事をしたりするのもよいと思った。
本を書いている人が、道具を作った人とは限らない。

__により 矢野 宏
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"もっと体系的に、計算法に撤して欲しい" - __により q-reviewer
「計算法」 というタイトルから、入門編を卒業した読者を想定していたが、必ずしもそうではないようだ。
計算に重点をおいて解説した入門編である。タイトルが 「計算法入門」 だからそのままでウソではないが、同じ著者に 「品質工学入門」 があるのだから、両者の違いをもっと明確にして欲しかった。
視点を変えて、全体を俯瞰して体系的に、計算法を解説して欲しい。どちらかと言えば下から積み上げるタイプで、全体像が見えにくいまとめ方だ。
とはいえ、品質工学の類書の多くがこのタイプの説明法を取っており、本書ばかりを攻めるのは的はずれかも知れない。

__により 田口 玄一
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"貴重なオンライン品質工学テキスト" - __により Oscar
オフライン品質工学関連の書籍に比べると、オンラインに特化した書籍は非常に少なく、'89発刊の「品質工学講座2製造段階の品質工学」位しか見当たらない。本書は上記の書をベースにして、MT法などの新しい項目や事例を加えて修正したもの。
オフラインに比べれば難解な部分は少ないので、これ一冊しかも自分の業務に関連する所だけ読めば、独学でかなり使えるのではないかと思われる。

__により 長谷部 光雄
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"品質工学をイメージしてもらうための本" - __により daphnetin (東京)
非常に紛らわしいけれども、明らかに異なる二つの品質に対するアプローチ「品質工学」と
「品質管理」について、特に品質工学を数式などを使わずに、会社(特に開発系)に導入する
意義を説いている。
多分、本書が記そうとした意図は、会社でも技術屋ではない全く品質工学を知らない幹部などへ
導入に際しての説明する時に、理解を助けるためのツールとして用いられることを想定したのでは
ないでしょうか。その意義は十分に達成される書籍であると思います。
逆に品質工学を実際に取り扱ったことのある方であれば、既に意義は十分に承知いただいていると
思いますので、本書に取り上げられている実例を参考にするべく、本書は単に読み物とするのが
適当かと思います。
読了後は、職場に品質工学を導入済みであれば、品質工学に理解のない周囲へ向かって
布教する際のツールとして活用してみてはいかがでしょうか。

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"ソフトウェア開発に携わっている方は必携です" - __により MOKYN
複数人でソフトウェア開発を行う際、言葉の揺れであったり手法の解釈の違いにより誤解が生じることがよくあります。そのような場合に辞書的な用途として非常に便利なガイドです。わかりやすく体系的に情報が整理されているため、指針がほしい場合はまずこの本から探してみると効率的です。ベストプラクティスが書いてあるわけでも問題に対する対策手段そのものが書いてあるわけではありませんが、様々な情報への取っ掛かりになります。ネット検索も便利ですが、より安定した共通知識を持って開発を円滑に進めるには、このような本を全員が持っていることが好ましいと考えます。

__により 長谷部 光雄
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"小説仕立てでものづくり日本勝ち残りの道を説く良書。" - __により ロゴスK
読み応えのある良書である。
終章にある「品質工学と品質管理の融合」、読み進めてきて最後にめぐり合う提案でもある。筆者の知見と洞察が余すところなくコンパクトに述べられている。物語の進行もテンポよく進むが、ところどころに挿入された解説は眼からウロコ。例えば「PDCAとシューハート博士」ではPDCAではなくPDSAを推奨する。Checkではなく、Studyこそがたいせつと解説し変化と創造の時代にはアプダクションが必要と述べている。小説の部分では主人公の友人が語る「大学と決別した理由」が面白い。私はこれまで科学と技術の差異について深く考えたことはなかったが、その差異がよくわかった。その差異がわかるにつけ、かねて感じていた大学教育や学会活動のかかえる問題点や課題がさらにわかるようになった感じがした。もうひとつ、深く考えていなかったものが、解説のひとつにある「品質改善から体質改善へ」で述べられている管理限界と機能限界。「体質」とは何か、ここにはじつに的確な解説がある。二つの限界が闊達に流通していることが終章の訴求である「融合」への入り口だろう。現場の技術者は必要に迫られて読む本だと思うが、ほんとうに読んでもらいたいのはものづくり企業のトップや要職にある方々だ。
「国内で技術の空洞化が起きて久しい」と認識することがものづくり日本のあらたなスタートになるのではないか。

__により 鈴木 真人
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"MTシステム関連書籍の決定版" - __により 技術者魂
何冊かMTシステム関連の書籍を購入し読破したが、MTシステムの効果と簡単な事例だけを紹介したもの、MTシステムを実践するための数理面を解説したもの、そしてその二つを合わせたものの三種類があり、いずれも、自分の仕事ですぐにMTシステムを活用することはできなかった。
 しかしこの本はMTシステムの4つの解析方法のソフトウエア(エクセル VBA)をダウンロードでき、すぐに試すことができる。そして、ソフトウエアがブラックボックス化されておらず、計算の途中過程もエクセルのシートに記録されるようになっているので、数理の理解をする上でも非常に役だった。
 以前、MTシステムの市販ソフトを調べたが、1種類だけでも数万円したのであきらめた。4つのソフトがこの本の値段でダウンロードできるという点でも非常にお得である。
 また、MTA法やT法の数式についていくつかの疑問があったが、なぜ、そのような数式になるのか、という解説(ほかの書籍にはなかったと思う)もあり、それらの数式をやっと納得できた。
 MTシステムに興味をもったら、まず、この本を買うことをお勧めする。MTシステムの効果を知るのには、自分の持っているデータを解析するのが一番だと思った。