上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0技術は向上しているはずなのに、機能は低下
2017年11月20日
必要最低限の機能があるだけで、以前に使用していたものと比べて機能に劣る。
自動切り1,2時間、自動入り6,7,8時間ですが、以前のはどちらも1~9まで1時間単位で設定できたので残念。強・弱の2つしかモードが無く、暑くなったら切る、寒くなったら入れる、のようにかなり面倒。以前のは強・中・弱・微弱とかなり細かく設定できた。自動モードでは設定温度を上回ったら断、下回ったら入のように単純式。以前のは強・中・弱・微弱の間で切り替わり、かつ設定温度を上回ってもいきなり切れずに温度が下がりそうなら微弱で維持のようなかしこい自動モードでした。
今製品にて問題があるなと感じたのは送風機能。送風は独立式で暖房の強・弱どころか暖房機能自体に連動していません。ナイノーや加湿機能もあるので暖房を使わなくても送風は必要だからでしょう。送風は大風量固定式のようで部屋の中で風を感じます。加湿がどうとか以前に強い風を当てられて目や喉がとても乾燥しやすい。
個人用というよりは待合室的な場所で人の出入りが多いような場所用みたいな仕様で、強で付けっ放し、後は知らなーい的な人以外は不便ではないでしょうか。部屋全体の空気をかき混ぜる為に送風が強いのかもしれません。が、ドアや窓など冷えやすい所がある以上、かき混ぜても部屋全体が一定温度になるかどうかは疑問。
送風は独立式と書きましたが、電源を切ってもすぐには送風は止まらないという仕様です(故障ではない)。これの問題は暖房自動モードの場合、設定温度を上回って暖房を断にしても送風がすぐには止まらない事を意味し、冷気ではないが冷たいと感じる冷風を10秒程送られてきます。暖房のつけ始めも当然、室温の冷たい空気と暖房で暖め始めた空気を混ぜて送風するので、温か冷たという感じです。
自動モードの温度センサーが背面にあり、このセンサーにより暖房の強・弱・切を制御していますが、先の通り、部屋全体が一定温度になりにくい環境では本体前面側は22℃なのに18℃設定の自動モードが切れない。なぜかというと、本体背面側は18℃になっていないから。寒くは無いが、室温にムラがあるので自動モードがまともに動作していない。
結論: 暑くなったら切る。寒くなったら点ける。