上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0最高のアトラクション映画(考察したい人向けではない)
2019年6月9日に日本でレビュー済み
amazon primeビデオに追加されたので視聴。
レビューを見ますとシナリオ面で不満を持っていらっしゃる方がいるようですが、確かにそう感じてもおかしくはないかな?とは思います。例えば「酸素不足でしゃべりすぎ」とか「ロシアの行動が意味不明」とかは冷めた目で見るとそう思います。ただ、私はレビューを見ずにこの映画を視聴したのですが字幕版でさえ没入感MAXで、とんでもなくリアルに宇宙を感じることが出来ました。マヌケに見える主人公も宇宙空間でのパニック状態を表しているように感じました。
私がこの作品で最も強く受け取ったメッセージは「諦めない」というものです。もしこれから視聴する方がいらっしゃいましたらアトラクション感を感じてほしいなと思います。
SF好きな人はフィリップ・K・ディックやスタンリー・キューブリックなどのいわゆる「考察を楽しむ系」の映画を好む方も多いですが、そういう感じの映画では無いかなと感じました。
あとこれだけは言っておきたかったのですが「女性一人がずっと映っていて登場人物による面白みがドウタラ…」というレビューを拝見しました。もちろんそのように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この映画のミソは「宇宙での孤独」ということだと感じましたので、私はむしろそこにハラハラドキドキして楽しめました。