上位の肯定的レビュー
5つ星のうち4.0名演技
2019年5月19日に日本でレビュー済み
ジョジョでいうと「第4部」のシチュエーション。ご近所さんから見たら「ぱっと見わからない殺人鬼」のお話。(もっとも、ちょっと怪しいので警官も関わらないと、前置きはあります) 家主の怪演も、なかなか優れものですが、この映画の一番の演技者は「番犬」です。
招かざる訪問者と「ひたすら闘う」格闘のセンスといい、上下左右「すべてが狭いセット」の中を「勇猛果敢に突き進む」エネルギッシュな姿には、感動すら覚えます。そして散り際の所作もお見事。(部分的にはCGなのかもしれませんが、それはそれで素晴らしい) チェイスシーンの「リアル感」を後押しした「彼の存在」無しに、この映画は語れません。映画では、動物と子供の扱いは難しい…がセオリーですが、今作では特に素晴らしい。ドーベルマン・ギャング並の躍動感でした。