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カスタマーレビュー

5つ星のうち3.2
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2013年5月19日
今更ですが昨日この映画を初見。

なお原作の小説は読んでいない。

主人公:表面的にはMである。子供ではないが、BPD(ボーダーラインパーソナリティー)で、自分の核が無い。自傷行為を通じて得た痛みや、他者からの投影によってのみ、自己の存在をやっと確認できる。アマからの依存的な恋愛→二枚舌→レイプ的なセックス→痛みを伴う刺青を彫るという行動がそれにあたる。その際にだけ彼女は涙を流し、束の間ではあるが感情が生じ、自分が生きていることを確認できる。いずれにしても、他者から規定されないと自分の輪郭が保てない。

シバ:Sである。すべてを知る者。支配しコントロールする者。神。理知の象徴。道徳は問題にならない。超大人である。これらの象徴が麒麟の刺青である。

アマ:ノーマルである。無垢で、何も知らない者。一見奔放だが、自分を制御出来ないのは子供そのもの、無邪気。純粋であり常識的であり、良識がある。刺青はかわいらしい龍。シバの対極であり、シバに支配され保護されて生きている。二枚舌・刺青・顔ピアスは児戯としてであり、そこに葛藤があるわけではない。

主人公は、純粋(アマ)さと理知(シバ)に憧れ、両者が絡み合った刺青を入れる。自分の輪郭をはっきりさせたいという動機だが、同時にそれらに眼を入れないように頼む。眼を入れると雲に乗って昇天してしまうので意味が無いし、物語の序盤においては、どちらにも成りきりたくないという心性が見て取れる。

刺青は一応完成するのだが、やはり「自分が無い」点には変化が無いことに気づく。二枚舌を無理に早いペースで進めて、更なる痛みを得るが解決できず、ありがちではあるが、アルコール依存症の自暴自棄にとって代わる。

物語が進むと、アマが失踪し、死体で発見される。そこで主人公は同棲しているアマのバイト先や本名すらも知らない事に気づく。交際は人間同士としてではなく、自分の延長としてアマがいただけだった。彼女はアマという自分の延長の死によって、他者をはじめて認識することができた。遺体安置所や葬式や警察署で叫ぶといった彼女の振る舞いは、世間並みにありふれており、これまでの彼女を取り巻く枯れた態度とは対極にある表現である。シバの理性とアマの純粋さを得たともいえる。

そのあとも彼女は引き続き舌を拡張させようとするが、これまでのように痛みによって空虚を埋め自分を見つけようとする振る舞いというよりは、アマの死という辛い体験を苦痛によって相殺しようとしているように思われる。レイプ的なセックスや、アルコールに対しても依存的ではなくなる。自分の延長が代わりに死んだ事で、彼女の輪郭が誕生してくる。

彼女は龍に眼を入れることにする。二人(シバとアマ)の象徴である二匹の龍は絡み合いながら空に飛んで行ってしまう。二人がそれぞれ象徴する要素も空に飛んで行ってしまう。しかし、これらは消えてなくなったわけではなく、彼女自身の内なるものに昇華する。彼女はアマの象徴である歯を、砕いて薬のように内服する。求めていた要素を自分の一部にした/なったという儀式であり、ダイレクトな表現である。彼女はスプリッドタンを完成させようと試みるのだが、結局は糸を切ることで中断してしまう。彼女は自傷的行為を必要としなくなったのである。あれだけ憧れていた舌の穴を客観視する。そしてアルコールの代わりに水を飲み、「私の中に川ができたと」いうような事を言う。空虚さから逃れようとする衝動ではなくて、あふれ出て流れる感情が生まれたということである(舌の穴から水が漏れているかは不明)。

シバは「悪い夢を見て歌を歌われた」という。その表情や立ち振る舞いは自信なさげである。理性のみの行動や、彼の神性の否定である。人を殺すという一線を越えた行動に対する否定であり、良識や道徳に基づいている。また、壁を挟んで二人が立っている場面からは、主人公の依存性からの脱却を思わせる。

最後のシーンで、彼女はお腹を押さえて雑踏にしゃがみ込む。これは妊娠(どちらの子供かはわからない、どちらともいえる。また歯を飲んで死者を自分の一部としていることから、アマの生まれ変わりともとれる)を暗喩している。実際に子供ができたのか、彼女が生まれ変わった一表現なのかは観客の解釈に委ねられるだろう。お腹にもう一つの生命を宿しているのだから、文字通りもはや彼女は空虚ではない。このシーンの前後に、映画の冒頭と同様に渋谷の風景をパンする映像がでるが、冒頭と最後では撮られ方が違う。映画の冒頭は夜のシーンでふらふらとしたカメラワークであるが、最後は早朝でこれから日が昇る時刻で、カメラワークはしっかりとしており、明確な意志とともに未来と明るさを感じるものである。彼女の変化を表している。
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2009年6月3日
正直言って、最近脚光を浴びている吉高吉高由里子チャンの裸見たさでレンタルしたという
超下世話な(でもたぶん一番多数派の)動機からの視聴でしたが、蓋をあけてみたら
ホントにそれ以外なにも印象に残らないうすっぺらな映画でした。
漠としながらではあるけど何かを探し求めていると感じられるルイの描写はまだいいとしても、
それをとりまくアマやシバの人物像がまったく描けておらず、夫々ただのイカれたあんちゃん、
陰気くさい変態野郎としか見えず、ストーリー的にもまったくひきつけられる要素はなく、
最後まで見るのがけっこうつらかったです。まあ芥川賞とった原作も私にはなんなのこれ?って
かんじでしたから(内容はすっかり忘れてしまいましたが・笑)無理もない話かもしれませんが・・・
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2012年1月24日
全体的に暗く古臭い。蜷川幸雄は演劇の人だと深く思った。主人公が原作のイメージと違う気がする。吉高が脱がなきゃ話題にもならかった作品。
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2011年5月24日
小説も含めて人によって賛否あると思いますが、私は駄目でした。特に文学的に優れてるとも思えないし、映画の空気感も古臭くて一辺倒暗く、見終わった後ひどく気分が悪くなりました。興味のある人はとりあえずレンタルで観て、もう一度観てもいいかなと思ったら購入してもいいかもしれません。私はとても、もう一度みるきにはなりませんでした。
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2016年11月12日
ここのレビューの低評価、高評価ともに言っていることがよくわかる。

低評価:吉高由里子の裸目当てだとつまらない、主人公が幼稚だ、DQNがやっていること、終わり方が気持ち悪い
高評価:自分が明確でない若者の葛藤を描いている、痛みがわかる、ラストに淋しさを感じる

ぜんぶ合っているのだと思う。

1度目:セリフが少なく言っていることがあいまいで、まったく意味がわからなかった。わからないのでつまらないし、消化しきれない感じが不快だった。
2度目:話の流れをつかもうと、なぜアマが死ぬ必要があったのか、なぜルイはシバと一緒になったのかなど、一つ一つの出来事の意味を理解しようとした。しかしよくわからず。
3度目:主人公の虚無感や孤独感、痛みや怒りが理解でき、感動し、何だかこわくなった。

1度観ただけでこの映画は薄っぺらいしクソだとか言っている人は損してる。
つまらないのは理解できていないから。
主人公には親がいて、友達がいて、彼氏がいて、浮気相手がいる。
だけど自分には何もないように感じている。
若いころにそんな空虚感を味わったことのない人には余計に理解しずらく、「ただの自己中心的な子ども」の一言で済ましてしまうのだと思う。
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2016年10月31日
ルイの全てに共感してしまった。
十代の頃の痛みや苦しさを思い出させられる。
吉高由里子の裸目当てで見ると暗くて何言いたいのかわかんなくてつまんない映画なのかもしれないけど、私は切なさでいっぱいの映画だと思った。
人はみんな淋しい。
何をしても埋めることはできない。
でも前を向いて歩いて行こうと決めたかのようなラストのルイの表情がすごくよかった。
蜷川幸雄は映画もいい。
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2015年8月12日
今の自分が嫌で何か変わりたいと思う。
でも、今すぐには何もできない。
肉体改造をすれば新しい自分になれるのではないか。
でも、そんなことしても自分は何も変わらない。
ということをルイは頭のどこかではわかってる。
でも、何かせずにはいられない。
そんな若者独特の心の葛藤がよく描かれていると感じた。

「蛇にピアス」の「蛇」はルイのことかなと思った。
とらえどころなくスルリスルリと
これまでも多くの男の間をすり抜けて来たのだろう。

アマと出会って
蛇の舌になるために、舌にピアスを開ける。
でも、アマを失って、結局、本当の蛇(の舌)にはなれなかった。

方向を見失った一人の若い女の子の生き様。
長生きしなさそうだな、と思った。
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2011年12月30日
原作を読まずに映画を見ました
がっ…ただ、ただよくわからない映画でした

邦画にありがちな、雰囲気だけの映画だったような気がします

難しくみせて実は薄っぺらく、何を言わんとしてるかわからない
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2010年10月16日
うーん、残念。
原作もいいし、蜷川先生監督、ってことで、期待したのですが・・。
まず、主役が残念だったなあ。 キャスティングが。 吉高さんの演技とかじゃなく、彼女自体の才能の方向とこのルイって主役がマッチしないっていうか・・ 声とか表情とか着てる服、化粧の仕方、髪、背中の肌の荒れ方・・全然、ルイの持ってる「渇き」「飢え」が想像できない。 一度も寒くなったり、逆に力が湧いたりしませんでした。
 
あの映像見て、ルイはギャルってことになってるけど、フツーの娘、にしか思えない。 そこそこ幸せ、って感じがして、少し見てて寒くなるような「飢えて渇いてる娘」じゃない。 自殺とかはそんなに考えね〜タイプにみえてしょうがなくて、ルイはもっと違う才能という感じがして、心動かされなかった。 ばん、と明る過ぎる外見とどうしょうもなく死を考えてしまう闇の、陰陽が、足りない気がする。 

心荒れてきてお酒を瓶に口付けて飲むシーンも、「全然、荒れてないでしょ。」って感じ。
その後の、ミネラルウォーターを飲むシーンで「しっくり」きたので、そうだよな、って納得しました。

きっと、土屋アンナちゃんくらいのひとしか、この役はこなせなかったでしょう。
魂の偏りかた、かな。才能っていうか。そういうのが、演技とかじゃなくて、ぱっと映っただけで出ないとなぁ。難しいとは思うんですが。 

まぁ、男性陣は悪くなかった。 スペシャルゲスト陣は、浮いちゃってた。 また、アマという役の部屋広過ぎ!でした。 それも、心寒くならなかったし、若い人なんかはもっと、しらけるんじゃないかな。 他のレビューでもみたけど、吉高さん、脱ぎ損ですし、映画自体衝撃もなんもなかった。蜷川先生は舞台のひとだなあ、でした。 暇な人は見てみてください。

原作は、「人生に意味が欲しい」ってひとなら納得する作品なので、読んでみて下さい。 わたしは好きです。
ピアスとか刺青とかわかんない世代でも、考え方ひとつで関係無いと思います。
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2013年8月2日
酷評が多いので、期待してなかったのですが、飽きずに見ました。面白かったです。
見る人に、痛みを伴う装飾に理解があるかどうかで、評価が変わっていると感じます。
タトゥーの施術シーンも実際と変わらないし、スタジオの雰囲気もリアルです。
ルイもアマも子供だし、見ててイタいけど、
いるんですよねこういう人たちって、現実にたくさん。
ARATAさんがとても魅力的です。
このダークな、生活感のない、アブノーマルな雰囲気が、出せてなくてもっとチャチい仕上がりだったら
そんなに引き込まれてないかもしれないです。
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