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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.0
68
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革命家の自己陶酔や幼稚さは、リアル過ぎて気持ち悪い。

あの気持ち悪さを正直に告白するならば、
決して理解不能なところから来ているのではない。

むしろ、ああいった幼稚さや知ったかぶり、
無節操な同調に、軽すぎるロマンチシズムは
明らかに自分自身にもあるからである。
あれらの愚行に共感はしないまでも、
他人事として能天気に批評する気にもなれない。

たいていの人間は、孤独に耐えられない。
そして、日本人の悪しき性向は、
集団への無防備な信頼と追従である。

その特性が明らかに自分にあることを
3時間かけてたっぷりと自覚させられたわけだ。

胸糞悪くなる映画ではあるが、
真実は時に苦痛を伴うものである。

油断も隙もない人生に、
ニヒルな警告を与えられた気分である。
この気持ち悪さは、活字で伝えるのは難しいだろう。
映画らしい傑作だ。
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2016年12月8日
当時の白黒の映像がふんだんに使われています。
冒頭からの当時の映像シーンなど、当時の雰囲気をつかむまとまった資料としても価値があると思います。

映画としては、低予算だったようで、全体的にTVの再現ドラマという雰囲気が否めませんが、ヘンにドラマティックに演出されるよりは、全然アリだと思います。
私はamazon videoでみました。他の方が言うように、暴力シーンがあり、結構、リアルです。映像の加工やBGMでの雰囲気作りがないので、台詞とその場の音のみなんです。演者の力量一本での勝負です。演出の押し売りがないのは個人的には好きです。リアルな暴力シーン(これは本当にひどい)が嫌いな人はamazon videoでレンタルにしてもいいと思います。

以下、視聴後の感想です。

遠山を演じる坂井真紀と重信を演じる伴杏里が並んで歩いたりするのですが、どう考えても親戚の叔母と姪っ子くらいの年齢差を感じる、、、。この二人が同年代って無理もいいところ、しかも坂井真紀がめちゃくちゃがんばって若作りした演技してる、、、。ひいき目に見ても不自然。気になって仕方なかった、、、。

これは明らかにミスキャストだよなぁ、と思いながら見ていたのですが、山岳ベースでのシーンで坂井真紀がものすごい演技なんですよねぇ。これは他の演者にはできなかったんじゃないかなぁと。
そうすると、むしろ重信の演者をもう少し年増にした方が違和感なかったかなぁ。どうせ重信は早々に中東に飛んじゃうし。

総括として(!?)、全体的に興味深かったです。
いわれない被害を受けた被害者と関係者の方が存在するわけで、決しておもしろい・おかしい(愉快)とは言えませんが、時代を顧みる観点で非常に興味深かった。
0コメント| 3人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
3時間10分の長尺ながら、役者による迫真のドラマと実際の記録フィルム挿入でドキュメンタリーを観ているようで、あっというまに観終えました。
また、60年安保前後から解きほぐし、掘り起こし、60年安保闘争〜安田講堂〜よど号ハイジャック〜ブントの分裂といった、時代背景をキチンと時間を追って描いており、原田芳男のナレーションもあって、学生運動の盛り上がり、そして党派対立による暴力的衝突、各派のリーダー格であった者たちの逮捕等を経て、連合赤軍が結成に到るまでの経緯がすごく分かり易かったです。
そして、メインである山岳ベースや、あさま山荘で何があったのかが、可能な限り人脈を辿り元革命戦士達に取材を重ねたらしく、しっかり描かれています。「あさま山荘」に立てこもってからの描写は、30分もないと思います。

彼らが、その言葉自体に追いつめられていった「自己批判」とは「共産主義化」とはなんだったのか? 「私」を否定して初めて共産主義化された革命戦士であり、それができないものは日和見であり、プチブルであり、反革命の温床であというロジック。
そして結局は「自己批判」「総括」「総括援助」と進み、集団殺人事件となってしまった。優秀(?)なリーダー不在で、B級、C級のリーダーに引き継がれたということも大きな要因だったのかな。

浅間山荘において、坂口弘の言葉によって説明される、彼らの位置や、行動理念は、とてもよく分かる。死んでいった同志への落とし前をと語る者たちに対して、抑え込んでいた気持ちを爆発させ、「勇気がなかっただけじゃないか。俺も、あんたも、あんたもあんたも」と詰め寄る少年の気持ちも。
民衆の賛同を得られない革命など、成功するはずはないのに...。
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2012年4月22日
さに映画の中の映画。若松監督の渾身の一作。

狂気、正気、真実、虚無、恐怖、正義、そのすべてが190分の中にこめられている。

特に総括の場面はあまりに壮絶で、それを指示していた永田、森の二人の指導者には、正確には演じていた役者さんに、
鑑賞中本物の憎悪すらいだいた。観客をここまで震え上がらせる作品は初めてだ。

私は学生運動自体は否定しない。
むしろ権力に従順すぎる若者だらけだと危険である。
でも、ここまで狂気な一面もあったとは。
これも史実なのだろう。

最後の場面で16歳の少年が叫んだ言葉が
この作品の静かな主張であろう。「勇気がなかった」。

この指導者への無条件での賞賛、服従、意見が違う人間への陰湿な攻撃の活動は
今の時代、左から右へシフトして同じ現象が始まっている気もする。

作品はそのすべてを包括して画面から迫ってくる。

みてよかった。でもこんな怖い作品は二度と見られない。
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2016年2月6日
総括の描写があまりにもあっさりし過ぎている
当時の新聞に載っていた犠牲者の顔は
性別どころか人間であるかもわからないほど
めちゃくちゃになっていた

そんなもの誰が見たいんだと言われれば
そのとうりなのだが
実録をうたっているので
総括の異常性や残酷さが薄れて伝わってしまう
リスクがあると思います

永田洋子役の女優さんの演技が素晴らしかったの一言
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2016年11月19日
浅間山荘事件は、TVニュースでリアルタイムに報じられた初めての事件だと記憶する。それは単独で起きた事件ではなく、連合赤軍の活動の流れの中で起きた事件であると本映画でわかった。だから学生達が躊躇することなく銃撃したこともわかった。なぜ学生は発砲したのか、共産主義革命のために武力闘争も辞さない、というより積極的に武力闘争を行う、そのために軍事訓練を〇〇ベースを転々として行ってきた。発砲は既定路線であった。

何が彼らをそうさせたのか。幾つかのことが考えられるが、最たるものは「他人が自分と同じでなければ許せない」という観念。こんなに重大な問題があるのに、なぜ他人は見過ごすのか、見過ごす他人はおかしいのではないか、そんな他人は吊し上げてしまえ。そこに総括、自己批判という言葉が使われる。さらに問題なのは「共産主義」という言葉である。「共産主義」その実態は誰も知らないし、共通理解が成り立たない。比べれば明らかである。明治維新を牽引した「尊王」「攘夷」「開国」「倒幕」、どの言葉も具体的に理解できるものである。「共産主義」を巡るビッグワード、ジャーゴンを操れる人間が組織のリーダーになる。そして、「他人が自分と同じでなければ許せない」から、吊し上げ殺す。そこには最低限の法すら無い。「共産主義」を蔓延させたマルクス・エンゲルスは罪深いが、「共産主義」の看板を掲げた国の精神構造には「他人が自分と同じでなければ許せない」が垣間見れる。ゆえに内部粛清、少数民族圧迫や殺戮は平気に行われる。
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2014年2月25日
1972年に起きたあさま山荘事件は、クライマックスには視聴率90%を達成するほどに世間の注目を浴びた歴史的大事件だった。学生運動が下火になっていたはずの1970年代に突如として発生したこの事件は、何故彼らがその行為に至ったの理解が難しく、「暇でエネルギーが余っていた学生のお騒がせ事件」として片付けられることが多い。ましてや平成生まれの自分にとっては学生運動とは戦争以上に、何故起こり、何を目的としているのかが想像しにくいものだった。しかし3時間に渡って学生側の内情を描き切った本作品を見終わった後には、彼らを狂気に駆り立てたものの一端が理解できるような気がする。

1960年~70年代は日本が高度経済成長期で社会が急激に変化し始めていた頃、しかし学費値上げや日米安保条約更新、ベトナム戦争といった社会問題が多く存在していた。同時にマルクス経済学や共産主義が盛んに叫ばれ、それらがより良い社会を実現することができると本気で信じられていた時代でもあった。だからこそこうした学生運動は多くの人の心をつかみ、60年安保闘争では13~33万人とも言われる大規模なデモにまで発展したのだろう。しかしこのような学生運動は次第に、内ゲバ(内部抗争)や武装化といった本来の目的から外れた方向に突き進むようになる。その象徴的な事件がこのあさま山荘事件と、その直前に起きた山岳ベース事件だ。

本作品では、理想を掲げて社会のために戦っていたはずの学生達が何故内部抗争やリンチ殺人・テロ行為に走ったのか、その時彼らが何を思いどう行動したのか、その状況を鮮明に表現している。本作で最も力が入れられているのは、12人の死者が出た山岳ベース事件である。当初は仲間内での意思確認や戦意高揚の手段であったはずの「自己批判」や「総括」といった行為が、段々とエスカレートし独裁者による支配のための「目的」と化してしまった結果、リンチ殺人により仲間であるはずの12人(夫婦や妊婦を含む)が殺害された。「自己の革命化」や「共産主義化」といった体でリンチを受け、「真の総括のためには一度気絶して復活しなければならない」とし気絶するまで殴られ吹雪の中に放置され、その結果死んでしまった人間は「革命化に失敗した敗北者」と罵られる。

これは映画だから誇張された表現なのだろうと思いきや、Wikipedia等を調べてみると実情はさらに悲惨なものだった。現実のものとは信じられないが、追い込まれた状況・極限状態で人間がいかに狂えるかが伺える。ある意味、戦争のような大規模過ぎて実感が得にくい狂気よりも、リアルにその細部が感じ取れる事件だったのではないだろうか。
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2013年2月28日
この映画が撮影された2006年10月〜2007年1月以降、永田洋子は脳腫瘍で亡くなり、(まさか本当に逮捕されるとは思わなかった)重信房子は服役しつつ抗癌剤による治療を受けている。そして若松孝二監督御自身も事故により、若松さんの映画に良く出ていたナレーターの原田芳雄さんも大腸癌により、佳き同志であった大島渚監督(映画「愛のコリーダ」は若松さんのプロデュース)も脳出血後遺症により亡くなった。私も遅れて「反戦・非核」と叫びながら、デモ行進に親友(故人)と参加したことがある。あの連帯感・高揚感といったらなかった。とはいえこの行進などかわいいものだった。現実のプロの新左翼運動はすでに分派・内ゲバで、革命と実力行使(暴力)、という目的と手段が入れ代わり、本末転倒のあげく自己崩壊し、いまの大学に当時の面影はまったくない。かろうじて中核、革マル、革労協、民青の残滓があるのみだ。いまの大学は1,2年生は遊びとバイトで登校せず、3,4年生は就活とバイトで登校せず、留年させずにどんどん卒業させるという、存在意義がまったくわからない状態にある。私の父も大学に勤めていたこともあって、安保・学園闘争時代と現在の違いにあきれている。私はこの映画のなかで「おまえはスターリン主義者だ!」と叫んだ森恒夫、そして永田洋子に、皮肉にもかつてソ連の赤軍を破壊し尽くしたスターリン、エジョフ、ベリヤの姿を見る。1930年代に処刑されたソ連赤軍の将軍・参謀将校の数は、1941年からのドイツとの戦いで死んだそれよりはるかに多いのだ。そのためかソ連赤軍は、報復と称して、ドイツ人女性に対する無制限の徹底的な「強姦」を行ったが、戦争犯罪には全く問われていない。粗暴で無教養、貧困きわまるソ連赤軍に犯されたドイツの女性の悲しみを誰が癒すのか!。さて、「同志社大学」を拠点としていた赤軍派も内部分裂、トロツキーを信奉する共産同赤軍派(関西派)と、毛沢東主義にもとづく日本共産党革命左派神奈川県委員会(京浜安保共闘)が合体し「連合赤軍」となった。すでにわが県真岡市で大量の銃・弾丸を奪い(すごい騒ぎだった)、「M作戦」と称して現金強奪をくりかえした彼らは、もはや街中にはおれず、群馬〜長野の山岳に逃走するしかなかった。その途中に起きたことは、かつてソ連の内務人民委員部・NKVDの行ったこと(簡単な裁判によりすぐ処刑)となんらかわらない。赤軍派の東西分裂のとき半年も逃亡した森、永田と肉欲にふける森。川島豪や塩見孝也(いまは駐車場の管理人)がもしその場にいたらどうなったか…、とも思うが、この映画では現実の山岳ベースでの凶行が見事に描かれている。「どうしても記録しておかないと」「圧力で、上映できないかも」若松監督の気迫がひしひしとつたわってくる…。監督の「テロルの季節」も「天使の恍惚」も良かった。合掌。
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2014年2月10日
誰かがつくらなければいけなかった映画、だと思う。でも視点が若干偏っている。これは、いうなれば、アラブ赤軍、重信房子たちからの視点からみていますね。赤軍(関西ブン)分派の現実の進行は違っていたはずです。
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ベスト500レビュアー2008年12月9日
これはもはや映画の枠には到底収まりきれない強烈なインパクトを持った作品、あまりに痛ましくて、切なくて、虚しくて、観終わった後安易に語る事への虚無感を感じてしまう。

“あさま山荘”と“同志殺し”については、坂口弘、坂東国男、永田洋子ら当事者の著作を始め今まで数多く語られてきたが、映画は赤軍派と極めて近い関係にあり、恐らく劇中登場する重信房子に資金カンパを行っていた文化人のひとりであっただろう若松孝二が撮り上げただけに、その視座に息を呑みつつ引き込まれる。

映画は60年安保以降の新左翼運動を包括的に紹介しながら、ブントから分派した赤軍派の成り立ち、革命左派との共闘を追い、その後は榛名山でのベースキャンプでの自己批判、総括の名の下でのリンチ粛清に大半が費やされる展開。戦後昭和史に残る「あさま山荘事件」よりも、新左翼陣営やシンパシーを感じていた者たちにとって遙かに衝撃が大きかったあの凄惨な出来事が克明に描かれる。

今作は、当時赤軍周辺に居た人たちから、その事実誤認ぶりとあまりの直截的な再現ドキュメントに終始している事への批判も出ている。
なるほど、と思う。でも、やはりこれは飽くまで映画。あれから35年以上が経過した。彼らを非難するのは容易い。だがここは、社会の不正、不平等、搾取を怒り、ドロップアウトして革命を夢想しながら、いつしか人間の道を大きく踏み外してしまった彼らの軌跡と思いを、私財を投げ打って、渾身の力で取り組んだ若松の男気と折れる事なきその信念こそ讃えるべき。

ラスト近く、籠城した5人の中で最年少の16才の少年による絶叫。“思想”的に最も未熟であった彼の言葉こそ、「革命的共産主義戦士」への呪縛に取り憑かれ、自家撞着した者たちへの、若松からの返答ではなかったか。

決して観る者に媚びる映画ではない。今作に興味を持たれた方は、朝日新聞社刊行の公式パンフレットを、より深く作品を読み取りたい方には、250ページ全てを特集した「情況」6月号をお薦めする。

(付記)1972年冬、私は11歳でした。勿論、難しい事はよく分かりませんでしたが、色々な意味で“大変な”事が起こっていると言う思いと、その緊迫感溢れるLIVE感覚に、テレビの前でじっと状況を見つめていた気がします。
1年後、私が進んだ中学は、最後まであさま山荘に立て篭もった当時19歳の少年A(加藤倫教)と、その兄でリンチで粛清された加藤能敬が卒業した中高一貫校でした。
全国的にも知られた進学校で、70年には高校全共闘の拠点として併設の中学まで嵐が吹き荒れた学校は、しかし3年後、その痕跡は跡かたもなく、消え去っていました。
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