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カスタマーレビュー

2009年5月13日
夕刊もなく全国規模の記事は共同伝に頼らざるを得ない地方紙、北関東新聞の記者たち。かれらの記事に対する情熱には、大手中央紙に対する屈折が影のように常に寄り添う。自分たちを取り巻く小さな世界の限界を感じながら、記者たちの特別な日々が始まる..はずである。
が...
オフィスひ、ひろっ!まるで「大統領の陰謀」のワシントンポストのセット並み。ロビーまわりもずいぶん立派で、ほほう、夜は高級料亭ですか。
ぜんぜんめぐまれているじゃん。屈折なんかしなくていいじゃん。
事故発生で混乱する記者たちは、深作ばりの手持ちカメラ。広いからね、やりたくなるよね。

悠木の妻と子供はスイスに仕事を見つけ物語から去ってゆく。なぜスイス?地方紙のしがない記者の妻という設定からするとこれはあんまりだ。ここで主人公・悠木の息子への距離感に悩むタテ線ぶっとぶ。

ここで気づくべきである。この映画は何を描くかより、撮りたいものをどう撮るかの方が大事なのだ。人間関係であれ、性格背景であれ、撮りたくないものは、バッサバッサと削ってゆくつもりなのだ、と。

遺族が北関東新聞に新聞を買いにくる。事故の当事者である遺族と当事者ではない記者、2つの世界が直接つながり合う唯一の場面。最も大事なシーン、NHK版でも山場のひとつ。
メリハリまったく無し。見ていて別の意味で泣きたくなる。

神沢記者の死。告別式で佐山相手にワイルダーの「地獄の英雄(ACE IN THE HOLE)」について話し出す悠木。「その(映画の田舎町の)初老の編集長が、いいんだよなあ」と感に堪えないような物言い。仲間の死の直後に映画の話?映画の引用のために遺品としてスペードのエースを用意したの?それって滅茶苦茶不謹慎では?
私が佐山なら速攻で悠木の胸ぐらをつかむ。「いいんだよなぁ、じゃねえだろう。あんたが山に行かせた男が死んだんだ。なにがチェック、ダブルチェックだ。たった2度、事実を確認しただけで真実がつかめるか、このアメリカバカ」と言う。作り手は好きな映画を語りたかっただけなのだろうが、あまりにも無神経な主人公の台詞で、この瞬間、映画は完全に死ぬ。ありえないものの連続で、私は心の中でタオルを投げる。

そして、さらに理解できないクライマックスがやってくる。
朝、新聞に目を通した山崎努、事務所に乗り込む。山崎努があんなに怒る理由がよくわからない。多分朝飲んだ薬を間違えたのだと思う。
(※悠木が毎日新聞のスクープの発表後、事務所に入ったとき、事故調査委員会が後追いで毎日の記事を認めたぞ、と説明が入るので、その後の北関東新聞の記事は事故調査委員会の公式見解を記事にしたことになり、毎日の後追い記事ではなくなる。それこそ、共同伝をなぞった記事になっているはずで、社長大激怒の理由にならないはずだが。記事を一面にもってきたから?毎日の記事を朝日が翌日一面に持ってきたなら、まだともかく...う〜ん、釈然とせんな)
それ以上に、悠木の意図もわからない。圧力隔壁という事故原因の確証に疑問を持ち、記事にしなかったのに、毎日がぬいたら記事にしてOKでは、主人公の心中をどう想像力で補っても理解できない。
あるいは、もし、この発表には裏があると感じて、真相究明を始めるために記事にしたのであれば、逆に記者として絶対ここで辞められないはずである。

原作は、いろいろな意味で、非常に配慮の行き届いた小説である。この映画を原作者はどう感じただろう。どう考えても、責任者全員出てこいの世界である。最後に巨悪をちらつかせるのも気に入らない。こういうものは勇気ではなく逃げ道である。役者さんたちはがんばっているだけにあまり言いたくないのだけれど、しかし題材を考えるとなあ。もっと破綻のない映画を作ってほしいと言いたい。
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