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カスタマーレビュー

2019年3月26日
以前に知人に勧められて、その時は読む気が無かったのですが、何かの拍子にアマゾンで注文していたようで、電車移動中に読みました。

まあ、なんと言いますか、一見バランスのとれた客観的な本のようにも読めるのですが、実際は「イルカ漁は残酷である」という結論へたどり着くために様々な資料を駆使し、取材をし、書き上げられた「ノンフィクション」なのだということを痛感しました(先に「あとがきに代えて」を読むと、著者のバランス感覚がわかりやすいと思います)。
あの「ザ・コーヴ」ですら「ドキュメンタリー」にカテゴライズされるのですから、この本が「ノンフィクション」だというのなら「ノンフィクション」なのかも知れません。

資料の都合のいいところだけを引用して、自著を書き上げていった結果、動物福祉関係の資料の貴重な意見は蔑ろにされた(特にシンガーの「動物の解放」などは客観性のために利用された感もあり、とてもバランスを欠く用いられたかをしています。他にも「アメリカで闘鶏が法律で禁止された」と書きたいがために資料に加えられたハーツォグの「ぼくらはそれでも肉を食う」なども、その他の貴重な意見は無視されています)感が否めません。
なぜなら、著者にとって経済動物の苦痛は、追い込み漁を残酷だと言いたいがための「当て馬」でしかなく、突っ込んで調べるほどのことではないからです。

また、くじらの博物館の入場者数の落ち込みなども紀伊半島豪雨(2011年)から立ち直っていなかった当地を踏みにじるような記述の仕方であり正しい評価ともいえませんし、くじらの博物館の館長や副館長へのインタビュー部分は、著者がまるでリック・オバリーの御用聞きでもあるかのように「オバリーはこういっているが」を繰り返す有様。
もっと独自の質問があっても良いのではないかと思わずにいられない。

第一章でも追い込み漁の手法などより、のちに公開された映像についての興味しかない様子で、基本的には漁業よりもそれが残酷である様を読者に伝えようとしている感じが伝わってきます(日吉氏のコメントの使われ方などはその最たるものだと感じました)。

最後に、著者は日刊ゲンダイDIGITALの取材に対して「確かに屠殺する場面は残酷で」と答えていますが、彼は屠殺の場におらず、著書の中では近くの高台からブルーシートに覆われた入江を見ていたと書かれています(つまり見てはいないのです)。

この本の資料的価値は認めますが、こうした嘘を平気でつくような人物が書いた本ですから、眉に唾をつけてじっくりと読み進むのが良いのではないかと思います。
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