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137 人中、135人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 頼もしい即暖性能と強力な遠赤外線, 2015/11/13
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レビュー対象商品: TOYOTOMI(トヨトミ) 対流型 石油ストーブ 【コンクリート24畳~木造17畳】 (日本製) ホワイト KS-67H(W) (ホーム&キッチン)
買うまえに皆さんのレビューを読ませてもらい、多くの方が暖房パワーに満足しながらも「重くて大食い」と感じていることがわかりました.ネット上には情報が溢れていますが、その多くは重複していて、レビューもそれに似ているようですから、皆さんがあまり触れていないことについて書こうと思います.

KS-67G/H (GとHは製造年を示し、仕様は同じです) は電気コードのないポータブルの石油暖房器具では最大級の暖房力で、出力6.66kWはほぼ同格のコロナSL-66/51を除くと2位以下を大きく引き離し、ほぼ倍かそれ以上.そのため実力が半分以下の機種と比較されると、すごく暖かいけど重くて大食い、となるのも頷けます.ではこの上はどうなのかと見ると業務用(雪国では住宅でも使われているようです)になり、ローエンドのKF-104でも重さは18キロを超え、移動不能の固定設置でコード付き.おまけに価格も倍以上で、こちらも寒冷地域でなければ比較の対象になりません.

石油ストーブの暖房出力あたりの燃料消費量をみると、17畳用も、8畳用、6畳用も、どれも10.29 kW/L/hで、メーカーや機種ごとの優劣はないことがわかります.これは石油ファンヒーターも同じで、石油が燃えて生み出す熱量は一定不変だからです.燃費がわるい、大食いと言われてますが、では同等の暖房出力で省燃費のものが存在するかといえばないのです.燃費がいい、あるいは悪いといわれるどの石油ストーブも暖房出力当たりの燃料消費量に違いはないのです.車のエンジンは燃焼(爆発)エネルギーを回転運動としてとり出す過程で30%くらいの熱損失があるようですが、石油ストーブは燃焼エネルギーをそのまま使うので、出力はもちろん燃費も燃やした量によって決まります.大食いといっても燃焼効率が悪くて無駄に消費していることはなく、暖房出力に正確に比例する消費です.求めるパワーに相応する理にかなった燃費なら文句は言えません.出力の大きいものはそれだけ多く消費し、そのぶん広い空間を早く暖めることができます.

というわけで、ポータブルでは恐いものなしのハイパワーで寒がりの私をしっかり暖めてもらうために「重くて大食い」は当然(事実)・納得(しぶしぶ)で購入しました.コードレスですから重くてもコードやコンセントに制約されずに移動できます.ふだんは室内の同じ所に置きますが、部屋の掃除や来客のときなど必要や時々の気分に応じて使う場所を変えることができるのはたいへん便利です.

・気になるニオイは?
炎を、燃焼筒の中で長く伸ばし燃焼筒を赤熱させて輻射効果を得ている反射型はバーナーとその周辺(芯そのものも)が高温になるのとちがい、炎を燃焼筒の頭から外に出し(だから炎が見える)燃焼筒を赤熱させない対流型ではそうならず(たとえば芯先に最も近いパーツのひとつのアラジンの内炎板は消火の直後でも熱くなく、指でつまんで取外すことができます)、点火や消火のニオイにずいぶん差があることは何台かの反射型と対流型を使って知っていましたが、出力が大きいのでニオイはどうかと心配でしたが、気になることはありませんでした(個人差はあるとおもいますが).このことはエコにつながります.ニオイをあまり気にせずに点火・消火ができるので、漫然と点けたままにせず、身体が暖まったら気軽に消せるからです.点火のときも燃焼筒が赤熱するまで不整音を伴う不安定な燃焼が続く反射型とはちがい、音もなく静かに即暖を開始します(点火のとき芯を出しすぎると燃焼音がでますが、ちょっと下げると静かになります).

・質のちがう暖房 - 強力で優しい遠赤輻射の暖かさ
対流型の特徴として部屋の空気をまんべんなく暖めることばかりが言われてますが、石油ファンヒーターやエアコンとの決定的なちがいは遠赤外線による輻射熱にあります.このことの一般の認識はまだ十分ではないかもしれません.と言うのも、暖房機器メーカーにとって輻射熱はそれを発生しない機種、たとえば併売されているファンヒーターとのマーケティング上の難しさ(コンフリクション?)のためか、計測可能で数値化もでき、客観性をもたせて比較ができるのに、カタログにその文字は載ってはいても数字では示されていないからです.もとより輻射熱とその効果は石油ストーブの際立った特長なのに、仕様に示される暖房能力に関する項目は最大出力と燃料消費量くらいで、ファンヒーターと同じです.以前にトヨトミさんの技術の方にこの点を指摘したところ否定はされず、「表示することは検討している」とのことでしたが、「近い将来」といった感じではなかったのは、計測方法や表示の仕方についての業界のコンセンサスの形成が容易ではないからなのかもしれません.

購入のとき、多くの方は暖房性能については畳数(㎡)や出力(kW)、燃料消費量(L/h)などを参考に機種選定されていると思いますが、石油ストーブにはさらに輻射熱というスペックには示されない魅力ある能力が存在することを見逃すわけにはいきません.遠赤外線による暖房は人体に無害な波長の電磁波によるもので、温風で空気を暖めるファンヒーターやエアコンとはそもそも暖まり方の原理が違い、ここちよく身体に染入る深みのある暖かさです.それは特大のドライヤーで暖めようとするのと陽だまりで陽光を浴びる暖かさとのちがいです.言うまでもなく太陽光の暖かさは遠赤外線(電磁波)によるものです.

KS-67G/Hの上面からの大量の高温上昇気流は空気を暖めているのでファンヒーターやエアコンよりも温度は段違いに高くても質は同じです(程度・量のちがい).それに加えて、というよりそれ以上に注目すべきは輻射熱で、対流型とはいえこの出力になるとチムニーの側面全周から放出される遠赤輻射は半端なく(この出力で反射型だと前面の輻射熱は危険なほどになるでしょう)、室温が上がりはじめる前から衣類を通して身体を中からポカポカあたためてくれます(質のちがい).暖房は、部屋の空気温度が上っていなくても身体が暖まれば快適なものです.

・絞りたくなる火力の調節 - 事故防衛は自己防衛
出力可変幅1.8kWは絞っても即暖性能と輻射の暖かさは同じ対流型のレインボーやアラジンが全開でも太刀打ちできない違いを実感します(出力2.5kWや2.68kWと比べてはいけませんが、中間の4kW, 5kWが我が家に存在しないのでスミマセン).さほど広くない我が家は他の機器(エアコン、ファンヒーターなど)より早く暖まるのでもっと絞れるといっそうエコで使い勝手も広がりますが、それはトヨトミさんのさらなるR&Dに期待するしかありません.マニュアルにはそれまでの「注意」から格上げされ「警告」の扱いで、「燃焼範囲を守らずに火力を弱くしすぎると、においや多量のすすが発生し、重大な室内汚染を引き起こすことが…」とありますから、絞りすぎて部屋中(家中?)ススだらけになったお気の毒な方がいたのかもしれません.この警告文はPL法や損害賠償を求める訴訟の対応のためばかりではないようです.使っていてススが出たことはありませんが、絞るときには併用している他のストーブより用心しながらやってます.

・小さいタンクの救世主 - 焼酎ボトル
タンク容量をもっと大きく、と望む声も多いようですが、重い!と言われる本体は重さだけでなく容積もあるので、タンクをかりにJIS規格の規定上限の10リットルにすると一層かさ張り、男でも持って移動するのは今以上に大変になるでしょう.そこで、給油の時には重くてかさ張るストーブは動かさず、小さなポリタンクや携行缶を使っている方もいるようです.石油ランプやキャンプランタンの燃料もペットボトルで販売・宅配されているので、ずいぶん前からレインボーやアラジンなどタンク一体型には、梅酒用の焼酎5リットルの取っ手付き特大ペットボトルに灯油を入れて100均の小型の漏斗を使ってオウンリスクで入れてます.

・穴なしトッププレートの御利益
反射型のほとんどは箱型で、その天板には大小複数の穴があいてます.上昇する高温気流に誘引される燃焼筒内部の下からの空気の流れをスムーズにして安定した燃焼を得るためと、その流れによってカートリッジタンクのある筐体上部の過熱を防いでいるのだろうと思います.一方、対流型の中にはこの穴がないものがあり、KS-67G/Hはその少数派の一台です.代わりにチムニー上部の垂直面に一列のスリットが開けられています.このことは鍋やヤカンからふきこぼれても天板に穴のある機種にくらべて芯に浸み込んだりタンク内に入ることが少ないので、燃焼不良や芯の昇降が重くなったり、時間を経て症状がでる芯の固着やタンク内の腐食などを防いでいると思います.

・見ただけで使う前から気になる点は…
- ストーブの顔ともいえる芯調節のツマミ周辺に名刺2枚サイズくらいのアルミ板が本体に重ねてあり、文字やロゴはそこにプリントされています.ツメを曲げて留めているようで微妙に浮いているところはスキマも目につきます.廉価版の電熱家電でも最近では見かけない手法です.よごれを拭くときなど気をつけないと引っ掛けて折り曲げてしまいそう.トヨトミさんは日本を代表する石油暖房機器メーカーのひとつで輸出もされているようですから、ひょっとしてこれは文字が異なる外国向けの簡単安易な対応策を国内バージョンにも流用しているのかも.そうならトヨトミさんの設計担当の方々は、科学技術と経済・文化の先進国(もちろんわが日本!)のユーザーの感性やモノを見る目(品質の要求水準)の高さを輸出先の国々(たぶん多くは途上国や新興国)と同レベルに見ているようです.

- チムニーとタンクの接縁部の処理とその結果のスキマも目につきやすい所だけに気になりますし、なぜか軸の奥のメカが見える芯調節の短いツマミは、もう少し裾を長くするか軸を短くすれば隠せるのにと思います.

人はそれぞれなので気にならない方も多いかもしれませんし、これらは使う側のデリカシーやクオリティの期待度に関わることで機能ではないといえます.でも美観を損なうだけでなく汚れもたまりやすく、塗装の劣化や腐食はこんなところからおきるので製品の清掃性、耐久性につながることだとするなら、それはメーカーさんが対応すべき機能上の課題といえます.デリカシーとは元来無縁の私でも気になってしまいます.トヨトミさんは一流の技術者集団ですから感性にももう少し磨きをかけるとユーザー満足度も企業イメージも一層向上するのでは.

- シンプルな燃料ゲージや目立たないタンクの継ぎ目など、洗練されたスムーズなタンク周りのフォルムは質実な仕上がりを見せるコロナSL-66/51にくらべるとちょっとオシャレな雰囲気で気に入っています.ところが小柄で出力も小さいレトロモダンのアラジンが近くにくると、どうしたものかクロムメッキの輝きは曇り(比喩ではなく、実際に)、全体の仕上げや質感の印象にくわえ、心臓部といえるバーナーの主要パーツ(外からは見えませんが)の材質と仕上げのちがいに、相手が古風でもトヨトミ君は少々プライドが傷つきます.アラジンが接近しなければあまり気になりませんが、逆に、スペックとはバランスしないアラジンの市場価格と、永く愛用され続ける理由の一端を問答無用で納得させられます.

・楽しいおまけ
音もなく静かに揺れる明るいオレンジ色の炎にはアロマやハーブのように気持ちを鎮静する作用があるようで、均質で親密な遠赤輻射をたっぷり浴びてぬくぬく暖まりながら心も癒され、先ほどの気になる点など忘れ無意識に見つめてしまいます.温風で暖まるタイプの暖房器機では味わえない心和むひと時です.こんなとき、チムニーの窓はもう少し大きくても、と思ったりします.

ずいぶん長くなりましたが読んでいただきありがとうございました.こんなに長くなったのも、どうやら私はこのメタボなトヨトミ君を気に入っているからのようです.
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