アーティストについて
2012年の夏、インターネット上に突如現れ、SoundCloudにアップした音源が耳の早い音楽ファンの間となったアーティスト、北園みなみ。 宅録とは思えない楽曲のクオリティの高さと広範な音楽性が示したその抜きん出た才能は、ネット上の音楽ファンの心を鷲掴みにしました。 北園みなみ名義でのファースト・リリースとなる今作は、全曲スタジオ・レコーディングを敢行! 多彩なメロディメイキングと天才的なコード進行のひらめきに加え、洗練されたリズムアレンジと流麗なオーケストレーション的技法を施した、楽曲の構築美は圧倒的な 世界観を放ち、彼の確かな美意識と90年生まれらしいハイブリッドな新しい感覚を感じさせる。 AOR、JAZZ、FUSION、FUNK、シティポップ etc.の多様なジャンルのサウンドがクロスオーヴァーしながらも、整然としている風通しのいいサウンドは潔く、オリジナリティに溢れ、 彼自身の微熱を帯びて滲む歌声と幾重にも重なるハーモニーが聴くものを夢心地に誘います。 懐かしい風景とシニカルなユーモアが交錯する、夢の中を覗いているような独特の現実感は、魔法が解けた現代に鳴り響く超現実主義(シュールレアリズム)のよう。 レコーディングは、ベース、ギター、鍵盤類は北園本人が担当し、ドラムに坂田学、パーカッションにMinuano 尾方伯郎、ブラスセクションには、EGO-WRAPPIN'のサックスプ レーヤーでも知られる武嶋聡チーム、ストリングスには橋本歩ストリングカルテットを配し、コーラスにはLampの永井祐介、榊原香保里、マイカ・ルブテ、井上水晶が参加。