上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0タイトルが残念、それ以外はとても良いアニメ
2024年1月30日に日本でレビュー済み
積極的に人間関係を広げることの苦手な少年が、恋愛をよくわからず夢見ていた少女と付き合う話です。
少年は過去に振られた経験から恋愛関係に苦手意識があり、友達からの罰ゲームで意中の少女に告白します。
友達は二人、どっちもインドア趣味で人間関係を避けるタイプの友人なので、少年はいわゆる「陰キャ」のステレオタイプです。
少女は両親の学生恋愛からの結婚という関係に憧れ、恋愛感情のよくわからないままに、短絡的に告白された男子がNGでない限り付き合うという行動をしています。また貞操観念は薄く、「彼氏から要求されると」肉体関係をもつという行動をしてきたせいで、周りから尻軽とみられています。
いわゆるギャルというもののステレオタイプになりますか。
この二人が、真剣に恋をするというお話です。
最初から最後まで、それぞれの人生経験からくる悩みやトラウマなどと闘いながら、真剣に恋愛します。
その心の変化は見ていてとてもすてきだと思いました。
いままで見た恋愛アニメの中では断トツでお気に入りです。
ひとえに、作者様の良心的な恋愛イベントのチョイスが良いからだと思います。
どのイベントでも最悪の結果にもなりうるのですが、お互いが思いを寄せ合い、乗り越えていく姿はまさに恋愛が人を成長させていると感じさせてくれて、人間関係を恐ろしいものではなく素敵なものだよと教えてくれるような物語だと思います。
さて、それでは、悪い点に移りたいと思います。
レビュータイトルにも書きましたが、これが副題でなく主題であったせいで、不要な拒絶反応レビューを受けている印象があります。
正直自分もタイトルが微妙すぎて、初めは観る気が起きませんでした。たまたま時間があり、たまたま見たいアニメが少なかったため、たまたま観ただけです。もっと良いタイトルにしていればもっと早く観ていたと思います。
ちなみに、タイトル自体は秀逸で、経験済みと経験ゼロは、ヒロインと主人公だけではなく周りの登場人物にも当てはまったりします。また、作中でも何度かヒロインが未経験で主人公は経験済みなど入れ替わったりもしてるので、なかなか深くて面白いタイトルだとは思っています。ですが、わかりにくいのでデメリットのほうが多いのが残念です。
そして、ここからはほかレビューへの意見となります。
タイトルから自身のコンプレックスを刺激されて、制作側の人格否定をしてしまっている方々が多く見られます。その内容はまるで自分自身で自分の劣等感を刺激して爆発している地雷のようです。
この際タイトルやステレオタイプのことは忘れて、一通り観てみてはいかがですか?
確かに問題行動や発言なども出てきますが、のちに登場人物のだれか、または本人から反省や後悔や否定が入るので、制作者陣は、良識的にアニメを作っていると思います。
個人的には、ある人物がルッキズムを否定しておきながら、最後は自身がルッキズムに囚われている姿などもあり、なかなか考えさせるいい演出だと思いました。わかりずらいですが(苦笑)
まとめると、恋愛アニメとしてとても良い出来のアニメだと思います。
ただしタイトルが残念です。