上位の肯定的レビュー
5つ星のうち4.0黄さんはついに、真実の愛を得て、鎧を脱ぎ捨てた
2021年11月26日に日本でレビュー済み
【最終話まで視聴】
まさかバチェラーで泣くとは思わなかったけど、最後はただただ、感動して涙してました。
黄さん、隙を見せないガチガチの鎧を脱ぎ捨て、素になったと感じた。
彼女の前でだけ。
まるで映画のようだった。
★ネタバレ★
ターニングポイントは、家族との時間だったと思う。
秋倉さんのご両親のすばらしさ、そしてその娘が見せた、黄さんのご両親の愛情への涙。
そして、愛しているという、特別な言葉。
これが大きく舵を切る決定打であった。
ただ好き、という恋心だけなら休井さんが圧勝だったと思う。
けれど、人としての絶対的な信頼、安心を黄さんは求めていたんだなと感じた。
過去に国籍がネックになり婚約を破棄した経験のある黄さん。
そしてこの世界情勢の中、いつ起きるかわからない大波乱を予期しながら、日本とその他の国で経営者として生きる中国人、という不安定さ。
「世界中が敵になっても、味方してくれる?」という言葉は、彼が孤立することを予期し、覚悟しているからこそ、出た言葉だったのだろう。
最後のローズセレモニー、坂東さんへの深いおじぎも、隠してきた黄さんの人としての本質が表れていると感じた。
【8まで視聴】
全員集合のトークスペシャルで、黄さんのイントネーションに一瞬関西を感じた。
まるで移り香のような感覚。これが結末に関わることなのか?
黄さんのバチェラースタイルは「お前から俺に飛び込んで来い。お前の本気を全部見せろ」なので、中野さんが見せた引いて追っかけさせる戦法や、藤原さんの衝撃の告白はやはり、黄さんに別れを決断させたのだろうなと感じた。
諒子さんの素敵すぎるお母さまに、諒子を好きなの?と聞かれた時、少しだけ無理をしている感があった。
カメラや他人の前で少し盛ることはできても、相手の両親の前では命がけの答えでなければならない、そんな気負いから気まずさを感じた。
しかし、あの両親から生まれてあの家で育った娘、というのはかなり信頼できる絶対的に強い要素だと思う。
休井さんといる時は、黄さんはデレデレとしつつも何年も一緒にいるようなナチュラルさがある。
諒子さんと一緒の時は、同じ目線で対等に話す、そして互いに敬意をもっている関係だというのがわかる。
両方に癒しを感じているのだろうけれど、果たして守ってあげると自信を持って言える相手を選ぶのか、
守ってくれそうな包容力のある相手を選ぶのか。
結婚に何を求めるかで変わりそうだ。
【6話まで視聴】
黄さん、疑惑に対して「やってません」とキッパリとハネつけつつ、感情は害した様子を見せないところは、かっこよかった。
妹キャラ白川さんに、キスしなかったのもリスクマネージメント効いてていいと思う。
「誰かの描いた姫物語」の王子役として生きるのは嫌だからなぁ。
休井サンは、浮気されてもスーパーポジティブを最初のデートで印象付けるも、実際にはものすごくこじらせてる。
休ちゃん呼びは「みさとにキスしたくなったらどうしたらいいの」と聞いて「うちは絶対しない、うちが大好きと思える日まで」と言われた時ぐらいからかな。
この二人は両方、自分が恋愛のペースメーキングしたいタイプだから、付き合っても合わないかも。
休井さんが自分の頭を自分のために使うのをやめて、二人がうまくいくのにどうしたらいいのかに使えるかどうかがカギだと感じた。
その点藤原さんは、男性に、というか多分パートナーに息を合わせることが得意。彼がどう出るかじっと見て、空気を読み取って自分の動きを決める。
そのスキルは、ペアでバドミントンしてきた、体育会で集団生活に身を置いてきた彼女ならでは。ただ、この人まだ若いというか、男性の心はわかってない。
元彼の言葉をまだ信じてるしいい思い出にしてるけど、「今仕事させて」は明らかに冷められたでしょ。
嫌われてたけど、中野あやかさんの大人の色気は好きだなぁ。しかし、彼女の危うさ(リスク)に気付くあたり、さすがは黄さんって気がする。
あやかが何かを決めた時、俺は引き止められない、とは、彼女の紹介動画見たのかというセリフ。
彼女はバチェラー出演で恋人を捨てるくらいだから、自己中心的なサイコパス。経営者としてはよいけど、パートナーには最も向かないのを嗅ぎつけた。
女医の方、最後怖かったなぁ。あれだけ好意を示してきてて、突然手のひらを返したように怒りが隠せない大人げなさ。
この態度は子どもが思い通りにいかなくても突き放したりしそう。母性に疑問が出る。
松本さんはその点大人だったけど、この人の本心が全然見れない。
藤原さんと休井さんの一騎打ちだと思うけど、まだまだ先は読めない。藤原さんがどれだけ本気を出せるのか、というところに鍵がありそう
【3話まで】
人数が途中で増えるのは、嫌かも。キスも何のキスも男性からするのは誤解させるし、違うかな~。
ましてお泊りは、今後女性の出演希望者がいなくなるかも。
黄さんはボディタイプにちょっとこだわりあるのかな?と感じた。姿勢や体がだらしない人や、細すぎたり、筋トレ系など、体に特徴ある人を落としたな、と。
女性らしさのある小柄系がすきなのかも。
結婚したら、黄さんが日本に永住し将来的に日本に帰化するのか、あるいは中国に戻り暮らすのか。
意思の確認が全然出てこないのも不思議だな~。
台湾有事の際は確実に戦争になると言われるに日中、そして中国人なら国防動員法で有事は全財産を国にとられることが決まってるのに、そこを誰も気にしてないという呑気さ。
黄さん、前回の婚約破棄の原因は国籍問題だったはず。なら今回は少なくとも、そこはクリアできてる層から相手を選ばなきゃいけないのに、覆面公募で花嫁を募集するなんて。
この男がそのリスクを計算しないはずがないので、まだまだ胸に何か隠してるな。