上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0UIの細かいストレスが溜まっていく・・・
2020年10月31日に日本でレビュー済み
最初に発売されてから17年も経つ真・女神転生Ⅲ。
そんな長い時を経てリマスター版が発売されたのは単純に嬉しかったです。
ちなみにナンバリングタイトルはすべてプレイしてます(Ⅲは通常版のみ)。
本作はグラフィック向上やボイス追加などのプラス要素はあるものの、
実際にプレイしてみて感じた事は、タイトルでも書いたように細かいストレスがずっと地味に溜まるゲームでした。
その細かいストレスというのは、UIの操作感に関してなのですが、
ステータス画面を見る時、邪教の館で仲魔を選択する時など、決定ボタンを押した後にワンテンポ遅れて反応します。
あとセーブする直前と直後にモタつく(数秒待たされる)のも、これまた地味に萎えます。
さらにボタン配置が変えられないのも地味にしんどい。
Yボタンでコマンドメニュー、Xボタンでマップになってるけど、個人的にはこれを真逆にしたい。
17年も前のゲームだと、キーコンフィグがないのも普通だったのかなぁ・・・。
とにかく本作のUIにおいては、現代のゲームと比べて不親切感が否めません。
これらの理由から、どうしてこれで良しとして本作を発売したのか、このゲームの製作者に実際に聞きたくて仕方ない。
テストプレイの時とかどう思ってたんだろう・・・。
特に、仲魔を合体させる際、合体素材となる仲魔が持つスキルをプレイヤーが選べるわけではなくランダムに継承するので、
事前に結果を見て気に入らなければキャンセルしてもう一度という作業を繰り返す事にも時にはなるでしょう。
そうなった時、ボタンの反応がワンテンポ遅れる事はもう致命的と言ってもいいです。
逆に良い所は、流行に流されない独特でダークな世界観や雰囲気。
ずいぶん昔のゲームなのに、いまだに凄く好きな所です。
音楽も世界観に合っていて17年も前のものとは思えない良さがあります。
音楽に関しては今の時代でも全然通用すると思う。
金子一馬の描く無機質なキャラはクセが凄く強いので、好みがハッキリ分かれそう。
良くも悪くも一度見たら忘れないような特徴のある絵です。
個人的には嫌いじゃないし、今作に出てくるマネカタに関してはじつはかなり好きだったりします。
あれは金子一馬の持ち味を存分に活かしたキャラだと思う。
血が通ってるんだが通ってないんだか得体の知れないキャラに金子一馬の絵はハマると個人的には思っていて、
逆に普通の人間のキャラだと違和感を感じる、そんな不思議で独特のセンスという印象なのです。
本作はⅢというナンバリングタイトルではありますが、
ⅠやⅡとはストーリーが繋がっているわけではないので本作のみプレイしても問題はありません。
低難度モードも無料ダウンロードすれば初心者のプレイヤーでも安心かと思います。
敵も弱くなっていて、なおかつ取得経験値などもアップします。
難易度はプレイ中にメニューを開ける状態であればいつでも自由に変更可能なので、
経験者でもレベル上げなどの単純作業になった時に低難度にするという使い方も出来ます。
ただ、このゲーム、オススメはしにくい・・・上で書いたようにボタンの反応が遅れる事が大きな原因です。
これがなければ印象はずいぶん変わったはずなんですが、ただただ残念です。