上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0何に、どこに重きを置くかで評価は大きく変わる
2020年8月9日に日本でレビュー済み
ネプテューヌシリーズと数々のVtuberとのコラボ作品。
とりあえずプレイ時間18時間ほど。クリアまで15時間ほどかけて、その後裏ボスまですべて討伐し、トロフィーコンプ寸前のデータでレビュー。(寸前というのはトロフィー取得バグで隠しボスが倒したことになっていなかったので、もう一度倒せばコンプ。何度でも出現するので周回する必要はないはず)
今作ではいつもの女神(4人のみ)とVtuberを使い分けて戦うのだが、バランス的には圧倒的に女神が強い。
ただ一応バランスを練った形跡はあり、女神は所謂メタルスライム的なHP管理、Vtuberは通常のアクションRPGのHP管理になっていて、敵によって若干相性はある。(女神は低HPながら被ダメが1固定なので連続攻撃に弱い)
なので連続ヒットを使ってくる敵にはVtuberを当てるのが良い、のだが、正直今作の遠距離攻撃システムと全体攻撃の特殊技のせいでほとんど機能せず、女神だけで(ほぼネプテューヌだけで)クリア可能。
ステージも同じような景色の迷路を進んで戦うだけで、全編通して作業感がやや強い。裏ボスまで20時間かからないというところを見ると、本当に今作はいつもよりもファン向けであるため、新規が「ネプテューヌ遊んでみたかった」で買うのは非常に厳しいところである。
のだが、私はクリアした後でも遊んでいる。というのも、Vtuberの存在だ。
ホロライブ、ぽこピーやらDLCではキズナアイも登場するなどの予告もあり、私がVtuberを大好きな事もあって飽きない。
ロード時間では各Vの自己紹介動画が流れるのだが、ネプテューヌ側から入った場合はまず間違いなく邪魔であろうが、ホロライブ箱推し、個人勢もいくつか見ている私はほとんどスキップせずに見ているほど、何度でも見てしまっている。(そのせいでプレイ時間が伸びている可能性がある)
本編には関係ないサブクエストではVtuberの新規撮り下ろしのムービーも見ることが出来るため、クリアする必要が無いにも関わらず推しの依頼を優先して片付けている。
今作は半永久的に出演Vを保存できる特別なタイトルであるので、推しがいるなら買っておいて損は無いと思う。さくらみこ、湊あくあ、白銀ノエルに戌神ころねのようなホロライブ人気ライバーの登場は本当に嬉しい限りで、ステージ中に応援の声が聞けるなどモチベーションを保つ事ができた。
ただ、推しの参入が遅い場合(クリア後に仲間になると)、あまりその「敵との戦いを応援してくれる」ことの恩恵が薄くなり、あまり声を聞けなくなってしまうので、この辺の救済措置がほしいところだった。
ネプテューヌシリーズ最新作、4女神オンラインのある意味続編、として見るのなら非常に勧めにくい内容だ。
ボリュームはいつもより控えめ、妹達は登場せず、ストーリーも盛り上がりどころに乏しいため得に見どころは無く、バランスも大味で、まぁほぼいつもどおりながら、フルプライスで買うにはやや厳しい。
ただ、それでも私はこの作品を好きだと言うしかない。大好きなVtuberがまさか家ゲーにデビューして、それを一生のアーカイブにしてくれた作品である。システム上、非常に影が薄いが特別な必殺技を発動してくれる事もあったり、ここでしか見られない会話などもいくつかある。そういった意味では非常に価値が高い。
なので、今作は根っからのVファン向けである。ただ、開発は吹っ切れておらず、ネプテューヌシリーズであることを押し出してVtuberを参戦させているため、ある意味装備品であっているだけ参戦に等しい。サービス精神はもう少し見たいところだった。(いつでもVtuberの必殺技が発動できるなど、共闘感があれば熱かった)
なのでネプテューヌ新作としては☆2(全く遊べないことはないが、面白いかと言われると「とりあえずクリアは出来る」程度)
Vtuberファンであり、ネプテューヌシリーズも知っていたり、このノリが合うなら☆4(推しを全員集めてクエストボイスを聞くまでは飽きない)というところだろうか。
惜しいところではあるが、とりあえずキズナアイ参戦が楽しみである。ただ、もう倒せない敵がいないためVtuberのキングの参戦にふさわしい内容を用意してほしいところだ。コンパイルハートのゲームは基本的に肩透かしが多いため、そこだけが心配だ。