上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0タイムスリップSF映画の傑作!
2019年10月26日に日本でレビュー済み
私がこの作品を最初にみたのはテレビでした。作品はタイムスリップを扱ったものでそれ自体は珍しいものではありませんでしたが、ストーリーを含む内容が非常に面白かったのを今でも覚えています。
もう一度みたいと思っていたので以前DVDを購入させていただきました。
1980年12月7日、ハワイ沖を航行していた原子力空母ニミッツが謎の嵐に襲われる。一瞬の後、ニミッツは僚艦をロストし、基地との連絡が途絶えてしまう。必死に状況把握を図るクルーたちに聞こえてきたのは、北アフリカでのロンメル将軍の情報、そして偵察機が見たのは、真珠湾に沈んだはずの戦艦アリゾナだった。ニミッツは、1941年12月7日、日本海軍による真珠湾攻撃の日にタイムスリップしてしまったのだ。まさに日本軍が奇襲をかける寸前だと知ったクルーたちは、歴史を変えるかどうかの決断を迫られるのだった…
ラストのラスキーとタイドマン夫妻との出会いをみるだけども一見の価値があると思います。
「歴史は一度しか起こらない、…変えるべきではない」というオーエンス中佐と「機会があるならば歴史は変えるべきだ」というラスキーの二人の議論は非常に高度な哲学的問題をみる者になげかけてくれます。ネタバレになりますが、作中ではこの問題に答えは出ません。
皆さんはどう考えるでしょうか?
B級映画らしいいきおいとチャレンジ精神に溢れている映画ですので映画ファンの人はぜひ一度ご覧ください。
間違いなくタイムスリップ映画の傑作といえると思います。
みたことがない方にはぜひおすすめしたい作品です。
(2019.10.26記)
追記
米西部劇映画「OK牧場の決斗」(1957年)をはじめ、多くの名作に出演した米俳優カーク・ダグラス氏が2月5日、死去しました。享年103歳。息子で俳優のマイケル・ダグラス氏が発表した。死因は不明。
「OK牧場の決斗」では、故バート・ランカスター氏が演じる保安官ワイアット・アープを支えるガンマン、ドク・ホリデー役を好演。50〜60年代を代表するハリウッドスターの座を不動にした。主演したスタンリー・キューブリック監督の歴史大作「スパルタカス」(60年)では、製作総指揮も務めた。他の代表作に「海底2万マイル」(54年)、「パリは燃えているか」(66年)など。
81年に米大統領自由勲章を受章。このほかアカデミー名誉賞を受賞していました。
この『ファイナルカウントダウン』でも、カーク・ダグラスさんの魅力が遺憾なく発揮されております。
個人的には、タイムスリップSF映画の中では、一番好きな映画ですので、興味・関心のある方はぜひご覧ください。
あらためてカーク・ダグラスさんのご冥福をお祈りいたします。
(2020.2.6記)