上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0銃撃と超能力のコンビネーションが新鮮
2019年12月14日に日本でレビュー済み
【良いところ】
・銃と超能力との組み合わせが新鮮
弾薬と超能力を使うためのエネルギーは、どちらも時間経過で回復する仕様。
両方を交互に使うことで攻撃を続けたり、超能力でシールドを破壊し、銃撃で仕留めたりという立ち回りがとても楽しいです。
銃と超能力のバランスが取れていると感じましたら。
・多くのオブジェクトに干渉可能
机や消化器、ポスター、観葉植物、柱など、身の回りのたくさんのオブジェクトを破壊したり、浮かせて飛ばしたりできます。
敵の攻撃でも破壊されるので、戦闘は様々な破片が飛び交う、スタイリッシュなものになっています。
ストレスを感じたら安全な場所で物を壊しまくるだけでも息抜きになります。
・世界観にのめり込める
ビル内がありえない構造をしていたり、突然まったく違う空間に飛ばされたり、人が宙に浮いていたり、現実と非現実が混ざった世界観は、ハマると癖になります。
サイコブレイクのグロ要素を薄め、環境を近代的なビル内および精神世界に狭めた感じでしょうか。
・チュートリアルが親切
尖った世界観ではありますが、新しいアイテムや能力を得る際には丁寧なチュートリアルやお試しの戦闘があり、手に入れた能力の使い方が分からないという状況になりにくいです。
最初は銃主体のTPSで、その後超能力を得て、ボス戦で使い分けや立ち回りを覚えるような親切な流れになっています。
・操作性が快適
ひとつひとつのアクションがもっさりしていないので、物陰から飛び出て即座に銃撃し、物を引き寄せて攻撃し、走って敵を振り切り、身を隠すという行動もスピーディーに行えます。
ボタンの割り振りも快適です。
・拾える物が分かりやすい
入手できるアイテムや資料は、少し近づくだけで目立つように表示されるため、取り逃しは少ないかと思います。
【好き嫌いの分かれるところ】
・断片的な情報
主人公のモノローグから入手できる資料まで、出来事や設定の全貌がなかなか見えないようにしてあるので、状況があまり分からないまま物語が進んでいきます。
よく分からない世界にいきなり放り込まれ、裏側の出来事を自分で想像しながら進むのが好きな人にはおすすめです。
・サイケデリックな演出
死亡後のロード画面や、赤を多用した空間、印象的なサブリミナル、ビル内に流れる男の声など、耐性がない方には少々キツイかなという演出が随所に見られます。
とはいえ、レイアーズ・オブ・フィアーのような本格的なサイコホラーほどではないので、バイオショックやサイコブレイクに適応した方なら問題なく入り込めるかなと思います。
【難点】
・画面が暗い
最初に画面の明るさを設定するのですが、指定された設定では暗がりがほとんど見えず、何があるか分からない状態でした。
テレビにもよると思いますが、デフォルトよりも明るさを上げてプレイした方が良いかもしれません。
・固有名詞が多い
ゲーム内の専門用語、固有名詞が多く、字幕のスピードも早いため、この用語はどういう意味だっけ、ということが起こります。
ただ、次に何をすればいいのかは分かりやすく表示されるので、設定は適当に読み流し、探索や戦闘、世界観を楽しみたいと割り切れば気にならなくなります。
・回復アイテムがない
途中までしかプレイしていないのですが、少なくとも序盤はファストトラベル地点に行くか、敵を倒すかでライフを回復する仕様になっています。
ボス戦の緊急時にアイテムでライフを回復するということはできないので、ボスの攻撃を避けつつ、湧いてくる雑魚を処理して回復し、隙を見て速攻をかけるような戦い方でないとジリ貧になりがちです。
何度か死にながらテクニカルな立ち回りをしたいという人には良い点になるかもしれません。
【総評】
サイコブレイク2以来、アクの強すぎない、適度にサイコなTPSを探していたのですが、当たりを引きました。
小さな難点はあるものの、あえてそうしている部分が多いと思うので、前置きはいいからとにかく不思議な世界に放り込まれたいという人にとっては、良作となると思います。