CD二枚組の中に込められた様々な切口の曲の中で、2019年現代の日本とHIPHOP、そしてTHA BLUE HERBの在るがままの現実と意思を綴った良い意味で飾りのないリリックとラップ、それにシンクロするビート。聴き返す度にじんわり沁みてくるような心地良さがあります。建前や嘘やフィクションばかりを目に耳にするようになっている現代に「言いたいこと言っていきゃいいんだよ」と本音100%の言葉を混じりっけないリリックでぶつけてくるところに現代へのカウンターアクションとしての格好良さを感じます。純正で超がつく程の正攻法でやっているからこその説得力を感じます。2019年現在のリアリティが詰まったアルバムだと思います。それぞれの日常を闘っている人たちや物作りに格闘している人たちの背中を押して、上げてくれる音楽だと思います。
常にハートに響くりリックが強く胸をクリックするアルバム。リアルタイムの等身大のBoss自身のストレートな気持ちがつたわってくる。REQUIEMとTHE BEST IS YET TO YETが特に響いた。2枚目はまだとっておいています。新品を頼んだら発送日が8月8日になっていたのはまじ笑った。我慢できないのでキャンセルして中古のほうだたら即発送だったのでそっちにした。ライヴが楽しみ。
自分の中でTha Blue Herb(というかBOSS)への評価が微妙になっていたのもあると思う。 BOSSのソロが発売されたときも、なにか二の足を踏んで買えず、しかしライブ当日に衝動的にチケットを買って参加したらその熱量にやられ直後アルバムを買ったが、やはり何度か聴いて微妙な気持ちになった(その気持ちはアマゾンレビューにも書いた)。
そんなわけで、5枚目はその値段もあって買う気になれなかった。
しかし、本作を何度か通して聴いて、Tha Blue Herb(あるいはBOSS)に対して、救われるような気持ち(と言っても厳しい父親みたいなものだが)を再び持つことになった。