上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0アムロ・レイとともに戦場を駆け抜け 一年戦争を戦い抜いた白いモビルスーツ
2020年10月29日に日本でレビュー済み
このキットはかつて1990年代前半に発売され 当時のモデラーやガンダムファンを支え
1990年代のガンプラブームを牽引し一躍人気キットとなったのだが 2001年3月に
度重なる金型の限界から歴史的役目を終えるとともにガンプラで初めて絶版となり
販売終了となった旧HG1/144『RX-78 ガンダム』の後を受け 満を持して同年5月に
発売されて以来 入門用として初心者にも愛されるなど今も第一線で販売され続けている
現役のロングセラー傑作キットである『HGUC RX-78-2 ガンダム』同様に総パーツ数は
ほぼ同数でありながら関節部の可動箇所は実に1.5倍以上と組み易さを大幅に向上しつつ
より広範囲な関節可動を実現させ 時を経て2015年に満を持して発売されたHG-REVIVE版
RX-78-2 ガンダムは 旧HGUC版ではパーツ構成とその仕様上の構造と当時の成型技術上の
制約からかなり制限されていた関節部の可動範囲も蓄積によってさらなる進化を遂げた
成型技術の向上に伴い アニメーションさながらの迫力あるポージングが可能になるほど
二重関節にアップグレードされ 片膝立ちや1979年に放送されたアニメのアイキャッチで
おなじみのビームサーベルを抜く動作はもちろん 腰部も定番となったバンダイスピリッツ製
アクションベースシリーズ(1は2と併用前提・2・3・4・5推奨)にも対応できるよう
股関節部には新たに接続部が設けられてポージングにも幅が広がり おなじみの空間戦闘や
テレビ版第10話及び劇場版第1作にてガルマ隊との荒野における戦いで見せた空中戦シーンも
再現可能となり それと同時にパーツ構成変更に伴い 左右への回転及び前屈や両肩部の
上下可動を実現し アクションもテレビシリーズ後半で見せたビームサーベル二刀流や
ビームライフルを両手で構えるといった劇中及び劇場版第2作のポスターのポージングも
自由自在で 武器類もガンダムシリーズにおいて定番かつ代名詞であるビームライフルと
ビームサーベルのほかにオプションパーツを介して腰部にマウントが可能な実体弾兵装
ハイパーバズーカも付属して完成度もかなり高く 発売後も多くのガンダムファンに支えられ
やがて平成から令和へ移行した後も定番ブランド・HGUCを代表する屈指の人気キットとして
定着したのは知っての通りである☆
また わずかな改造前提で終盤にて登場したマグネットコーティング仕様を作る時は
1/100 MG ver3.0を参考にしてからエポパテまたはポリパテで両下腕と太腿と
アンクルガードの円形部分を加工して可動に支障のない程度に改修し 自分なりに
バランスを考えてからディテールを入れて対応し テレビ版最終第43話及び
劇場版最終第3作で見せた満身創痍の状態でジオング(ヘッド)にとどめを刺した
最後の一撃であるラストシューティングを再現する時は左腕のみパーツを複製して
対応するか 劇中同様に首と左腕を差し替え方式にしてプラ材で自作しておくことを
推奨します☆
ちなみにテレビ版のみの装備となったビームサーベルの派生武器であるビームジャベリンを
設定通りに再現したい方は注意が必要で 旧キット対応の武器セット(1980年代発売)に
付属のものは貧弱のため ここは本キット付属のビームサーベルをベースにしてすじ彫りを
施したプラ棒(丸タイプ推奨)と破損対策のため真鍮線を用いて取り外し式で慎重かつ
丁寧に作って対応するか 別途発売済みのENTRY GRADE版フルウェポンセットから
コンバートしたジャベリン本体をカッターのこやエッチングナイフで丁寧に切り離し
ヤスリで切断部を慣らして慎重に穴あけ加工して真鍮線を取り付けて取り外し式に
変更して対応し 同様にテレビ版のみに登場した特殊装備であるガンダムハンマーは
今や貴重なキットであるVer.G30th版のガンダムまたは発売済みのENTRY GRADE版
フルウェポンセットから転用し 派生武器で宇宙用の特殊装備であるハイパーハンマーを
再現したい方はVer.G30th版のガンダムに付属したガンダムハンマーの一部パーツと
旧キット対応の武器セット(1980年代)に付属のパーツを丁寧にミキシングしつつ
設定に合わせて加工して対応しましょう☆
なお テレビ版第42話・最終第43話及び劇場版最終第3作で登場した決戦仕様の
ハイパーバズーカ2本装備にする場合は別途別売の各モビルスーツに対応した
ハンドパーツ(バンダイスピリッツ製推奨)に加えて本キットをもう一つ
入手する必要がありますので予算と相談してから行いましょう☆
それとガンダムベースにて先行販売後に仕様を変更してライトパッケージで
再リリースされ その後2021年5月に通常仕様にて正式に復帰し 同年12月に
フルウェポンセットも発売されて名実ともに次期スタンダードとなった
ENTRY GRADE版『RX-78-2 ガンダム』(1/144)と並べてその違いを
楽しむのもいいでしょう☆
実はこのキット 僕も兄一家も大変気に入っていて最高です☆
僕の場合は玩具店にて直接入手して完成させ 兄一家の場合は
Amazon本サイトにて入手して完成させ もはやガンダムは
僕たち一家の心の支えです☆
この場をお借りして本キットを発売させていただいた
バンダイスピリッツのみなさん 心より感謝するとともに
本当にありがとうございました☆
それでは 解説 いきまーす!
『見てろよ ザクめっ!』(アムロ・レイ/UC.0079)
ジオン軍が開発した人類初の人型機動兵器であるモビルスーツ・MS-06 ザクIIに
対抗するため 地球連邦軍が極秘で発動した『V作戦』の数々の試作機から得た
開発ノウハウを集約して完成させたRX-78-2 ガンダムは 受領のためサイド7に
駐留していたペガサス級の最新鋭戦艦・ホワイトベースに納品する直前にデニムの
命令を振り切って独断専行で攻撃を開始したジーンのザクIIの襲撃にあったが
偶然にも当時民間人の身でありながら乗り込んだ少年アムロ・レイの操縦により
デニム共々これを撃破し 人類初のモビルスーツ戦を見事に制し この出来事が
世代とともに長きにわたる激動の宇宙世紀の戦いを決定づけただけでなく
モビルスーツの基礎を築きました☆
まず アムロとブライトの会話で振り返ろうー。
〜戦闘後・サイド7〜
《ピッ!/通信音》
『ザクを倒したのは…君かー。
それが本当なら 我々に協力してもらいたい‼︎』
(ブライト・ノア/UC.0079)
『なんで僕が そんなことを…。』(アムロ・レイ/UC.0079)
『パイロットがいないのだ!頼む‼︎』(ブライト・ノア/UC.0079)
『戦うしかないんですね…。』(アムロ・レイ/UC.0079)
『そういうことだ!君が 生き延びることを望むのならなー。』
(ブライト・ノア/UC.0079)
〈セガサターンソフト 機動戦士ガンダムから抜粋〉
この戦いの後 アムロは後に前艦長戦死に伴い 正式にホワイトベースの艦長として
就任したブライト・ノアの要請を受けて正規のパイロットが先の戦闘の代償で
正規クルー共々殆ど戦死してしまったためにガンダムのパイロットとして任命され
当時サイド7の民間人だった幼なじみのフラウ・ボゥをはじめとしてカイ・シデンや
ハヤト・コバヤシらとともに臨時徴兵となり 以降はルナツーを経由して予め試験的に
実装された本機単独でのシールドを通じて大気圏突入を可能にした冷却シフト機能と
耐熱フィールド機能(テレビ版では機体全体を覆う耐熱フィルム)の助けを借りて
そのままホワイトベースとともに地球へ降り立ち 降下後に本格的に戦線に参加した
支援機であるRX-77-2 ガンキャノンとRX-75 ガンタンクとともに地球上の様々な
戦場を転戦していきながら幾多の戦闘に参加し 途中パイロットの交代を挟んで
ジオン軍との数々の激戦を積み重ねながら経験し ザビ家の末子で国民に愛され
将来はいつかジオンの未来を担う次期将軍を目指していたガルマ・ザビを皮切りに
愛人であったハモンとその部下とともに昔ながらの得意の戦術であるゲリラ戦法と
吹き荒ぶ地形を活かした砂漠戦で執拗にホワイトベースをつけ狙い その戦い方から
青い巨星の名で知られた強敵ランバ・ラルやザビ家の女傑キシリア・ザビ配下であり
最初期の艦隊戦であるルウム戦役で見事レビル将軍を捕虜にした実績を持ち その上
彼らの地上での戦いの支えであったマチルダ輸送部隊を亡き者にして完全壊滅させ
独自に編み出した三位一体の必殺戦法・ジェットストリームアタックを得意とする
元オデッサ鉱山基地の司令官だったマ・クベ(後に宇宙へ脱出しキシリアと合流)
直属の部下である黒い三連星(ガイア・オルテガ・マッシュ)をはじめとした
ジオン軍が次々と送り込んだ数々のエースパイロットを討ち倒して葬り去りました☆
『アムロ 聞こえるか!第二ブリッジを占領された!撃破してくれ‼︎』
(ブライト・ノア/UC.0079)
『了解‼︎』(アムロ・レイ/UC.0079)
~機動戦士ガンダム・第20話『死闘‼︎ ホワイト・ベース』より抜粋~
こうして 若きクルーたちの衝突や多くの出来事に伴う成長を経て 戦いが次第に
進むにつれてジオン軍の一般兵士からは『連邦の白い悪魔』と大いに恐れられ
レビル将軍に加え シローやユウをはじめとした世界各地で激戦を展開し活躍した
地球連邦軍各モビルスーツ部隊のエースパイロットたちはもちろん 正式採用した
ジムを愛機とした一般兵士からは『ニュータイプ部隊のエース』として大いに
讃えられました☆
『さすがだな アムロ』(ブライト・ノア/UC.0079)
『ほーう さすがアムロ君ね』(カイ・シデン/UC.0079)
『アムロ…さすがだな‼︎』(ハヤト・コバヤシ/UC.0079)
『俺にも少しは花を持たせてくれよ アムロ曹長‼︎』(スレッガー・ロウ)
『慣れていくのね…。自分でもわかるー。』(セイラ・マス/UC.0079)
『俺も負けてられないなー。もっと精進しないとな‼︎』
(カムナ・タチバナ/UC.0079)
『これが噂の伝説のパイロット アムロ・レイ…。』
(ユウ・カジマ/UC.0079)
『勝利を信じているぞ アムロー。』(シロー・アマダ)
また RX-78-2 ガンダムの最大の特徴は 当時としては画期的であるパイロットの生還と
蓄積されたデータの保護を目的として導入した「コアブロックシステム」であり 普段は
戦闘機・コアファイターに変形し 航続距離と火力は低いものの 敵戦闘機程度なら
そこそこ戦えるが 敵モビルスーツと戦う時は一旦戦艦ホワイトベースに戻って行うか
直接空中換装(ホワイトベースからの直接発射含む)を行い コアブロックに変形して
挟み込まれる形で上半身のAパーツと下半身のBパーツと合体することでガンダムに
チェンジして戦い 同様のシステムはガンキャノンとガンタンクに採用されたのだが
最大の短所は量産自体が一切向いていないというハンディキャップを抱えていて
それが決定打となり ガンタンクはその後ランバ・ラル隊との戦いでメインだった
リュウ・ホセイが傷ついた体に鞭打ってそのままコアファイターで特攻を敢行して
戦死したため ジャブロー到着までやむなくエンジンブロック換装と1人乗りに
改修せざるを得なかったことからも いかにコアブロックシステムは高価で量産が
効かない貴重なシステムであることがわかるだろう☆
『戦力は無駄にはできんのだ‼︎』(リュウ・ホセイ)
~機動戦士ガンダム・第21話『激闘は憎しみ深く』より抜粋~
ちなみにコアファイターは少数だが量産され 新開発のブースターユニットを取り付けて
支援戦闘機として昇華したコアブースターとして結実し 一部の機構を取り入れて
開発したコアイージーも配備されたが どちらも戦後は採用されず一年戦争終結に伴い
役目を終えている☆
『僕は…あの人に勝ちたいー。』(アムロ・レイ/UC.0079)
~機動戦士ガンダム・第19話『ランバ・ラル特攻‼︎』より抜粋~
一時期は本機の後継機としてガンダム開発計画で開発され その後宇宙用に改修されて
縦横無尽に活躍したRX-78 GP-01 試作1号機ゼフィランサスとZ計画の最高峰として
開発されたMSZ-010 ZZガンダムとその発展機で究極の機体を目指して開発された
MSZ-0011 S(スペリオル)ガンダムとスパイ活動を経てサナリィから入手した
フォーミュラー計画の機密データをもとに栄光と威信をかけて極秘裏で進めた
シルエットフォーミュラー計画で開発され アナハイム製MSの集大成である
RX-99 ネオガンダムにも採用されたが いずれも諸事情で量産には至らず 正式に
量産されるのは今から74年後のUC.0153にてノウハウ蓄積と技術革新により
神聖軍事同盟リガ・ミリティアにて開発された抵抗運動の勝利のシンボルである
LM314V21 ヴィクトリーガンダムの完成まで待たなければならなかったのも
また事実である☆
『ちっ 外したか!またブライトさんがうるさいぞ‼︎』(アムロ・レイ/UC.0079)
『聞こえているぞ!何やってんの アムロ‼︎』(ブライト・ノア/UC.0079)
『焦らないで!アムロならできるわ‼︎』(フラウ・ボゥ/UC.0079)
もうひとつの特徴は 先に申した通り単独での大気圏突入能力で これは本体に実装された
冷却シフト機能と耐熱フィールド機能によって機体全体を冷却してシールドを構えてから
大気圏に突入する試作機ならではの装備ではあるが その機能が実際に採用されるのは
UC.0087以降に開発された特殊装備・バリュートシステムとZ計画により結実・完成し
オプションなしで単独での大気圏突入及びサブ・フライトシステムとしての運用が可能な
初の可変攻撃型のMSであるMSZ-006 Zガンダムの登場とそれを機体の小型化に伴う
技術革新により性能はそのままにオプションパーツとして発展させたF90(またはF90Ⅱ)の
専用ミッションパックであるP(プランジ)パックまで待たなければならなかったのである☆
『さらにできるようになったな ガンダム‼︎』(シャア・アズナブル/UC.0079)
~機動戦士ガンダム・第29話『ジャブローに散る‼︎』より抜粋~
やがてレビル将軍の厳命により ベルファスト基地での修繕作業と密かに追跡した
マッドアングラー隊との不利で不慣れな水中戦を経て本来の目的地である当時の
地球連邦軍本部だったジャブローに到着した後は長く続いた度重なる相次ぐ激戦で
機体の損傷が予想以上に進んでいたため 同様に満身創痍となった戦艦ホワイトベース共々
オーバーホール(装甲交換と精密機器及び内部パーツ換装含む)と来るべきジオン軍との
最後の決戦(星一号作戦)に向けてシステムのアップグレードが行われ 同じ士官であり
マチルダの婚約者だったウッディ大尉(ジャブロー防衛戦にて戦死)指揮のもと全面的に
見直されると同時に整備され ジャブロー整備班の団結した努力と不眠不休の尽力により
今後は地上で運用した方が望ましいという上層部の決定を受け かつて輸送任務中だった
マチルダを救った功績を持ち 自ら囮となってジオン軍を足止めし 地上の戦いを支えた
マット・ヒーリィ隊長率いる第3機械化独立混成部隊に直接引き渡されることとなった
ガンタンクと交換する形で同型機1機追加と同時に宇宙でも活動できるよう性能をアップし
リュウやミハルの遺志を受け継いだカイとハヤトの専用機として正式に再配備された
ガンキャノン(カイ専用機は108・ハヤト専用機は109)共々オーバーホールとシステムの
アップグレードが無事に完了してパワーアップを果たし 降下して以来長く続いた地球での
最大かつ最後の戦いとなったジャブロー防衛戦を接戦の末 シャアとの再戦を挟みつつ
2度にわたって勝利を収め 小さな子供たちの密かな活躍によりジャブローの防衛に成功した後は
上層部の命を受け 囮作戦を主体とした地球連邦軍第37独立戦隊所属機として再び宇宙へ上がり
地球における多くの出来事とブライトの叱責を経て軍人としての挫折と厳しさを通じて
精神的・肉体的に成長し 正式に軍属(階級は曹長)となり パイロットとして仲間とともに
さらなる活躍を見せたアムロの卓越した操縦技術と相まって少佐時代のシャアを地球降下まで
支え続けたドレン艦隊とザビ家の三男で自身も誇り高き戦士であり 末弟だったガルマを心から
愛したジオン宇宙軍の指揮官であるドズル・ザビ中将直属の配下であり ザクIIの後継機である
MS-14A ゲルググ完成までの繋ぎとして地上用の機体だったMS-09 ドムを性能はそのままに
宇宙用に改修して配備されたMS-09R リック・ドム(派生機リック・ドムⅡ含む)12機を
率いて出撃し 中立エリア・サイド6中域外にてホワイトベースを完膚なきまで徹底的に襲った
コンスコン率いる宇宙艦隊を全滅させ ジオン宇宙軍の事実上の本拠地だった宇宙要塞ソロモンを
ドズル直属の配下であり卓越したエースパイロットであるシン・マツナガ率いるMS部隊との
交戦を挟んで多くの地球連邦軍艦隊とスレッガー・ロウの自らの命と引き換えに行った捨て身の
特攻による尊い犠牲と引き換えにドズル・ザビ自ら搭乗し出撃したMA-08 ビグ・ザムごと
見事攻略して地球連邦軍に勝利をもたらすとともに正式に入隊した若さあふれる少年兵で
構成された地球連邦軍第37独立戦隊・ホワイトベース隊のシンボルになりました☆
『何が起きたんだ…。今日のアムロは勘が冴えているー。』(ブライト・ノア/UC.0079)
~機動戦士ガンダム・第34話『宿命の出会い』より抜粋~
しかし そんなガンダムも数々の戦いで発達したアムロ自身の優れた反射神経と覚醒した
ニュータイプ能力のために次第に追従できなくなり しかもそれに反応して操縦系統も
オーバーヒートしてしまう異常現象も発生してしまい これ以上現状の性能のままでは
戦い続けることはおろか 敵新型機にも対抗できなくなる上 もはやホワイトベースの
専属整備スタッフと専属メカマン(しかもメンバーは若年層)の技術力を持ってしても
対処することができない事態にまで発展してしまい その性能低下問題を一刻も早く
解決・対応するためにソロモン攻略戦後にアムロ本人の意見を受けて急遽駆けつけた
電磁工学の権威として知られたモスク・ハン博士の手により自身の理論を駆使して
確立・発明され 機体=モビルスーツの命ともいえる駆動系の反応速度をさらに向上させる
特殊技術・マグネットコーティングが施されて追従性も完全に回復と同時に格段に上がり
それに伴い機動性に加えて性能も以前より強化されただけでなく ジオン軍の新型機及び
最新鋭機とも互角以上に渡り合えるようになり さらに形式番号も実装に先駆けて密かに
行われていたルナツーでのマグネットコーティング運用テスト終了に伴って役目を終えた
RX-78-3のナンバーを引き継ぐとともに改められました☆
『マグネットコーティングのおかげでガンダムも追従性が強化されたが
敵も新型機を投入している!アムロ 最後まで気を抜くな‼︎』
(ブライト・ノア/UC.0079)
『了解!アムロ 行きまーす‼︎』(アムロ・レイ/UC.0079)
こうして マグネットコーティング実装完了と同時に本来の力を取り戻し 戦線に復帰した後は
レビル将軍の命を受けてジオン軍掃討作戦に参加し ティアンム艦隊の犠牲と引き換えに
サイド5・テキサスコロニーにてシャアへの嫉妬から自らの地位と威信をかけて出撃した
マ・クベの駆るMS-15 ギャンとの荒野の死闘を制し 木星から帰還した後に召喚され
ジオン軍総帥でありザビ家の長男であるギレン・ザビの勅命を受けて軍に転属・出向して
ホワイトベースに直接奇襲攻撃を仕掛けた木星帰りのニュータイプであるシャリア・ブルが
自ら搭乗し 大型でありながらオールレンジ攻撃を得意とするMAN-03 ブラウ・ブロとの
史上初となったニュータイプ戦をも制した後 ジオン軍が総動員して出撃した新型量産機の
ゲルググやニュータイプ専用機を次々と撃破し 途中出現したMS-14C ゲルググキャノンと
MS-14B 高機動型ゲルググで構成されたキマイラ隊とその隊長で真紅の稲妻の異名を持ち
シャアと並ぶ伝説のエースパイロットであるジョニー・ライデンとも互角に戦い抜きました☆
『シャア 覚悟っ‼︎』(アムロ・レイ/UC.0079)
『大佐っ‼︎』(ララァ・スン)
~機動戦士ガンダム・第41話『光る宇宙』より抜粋~
だが その後のアムロの日々を大きく変え 逃れられない悲劇を決定づけた運命の出来事となり
養成施設・フラナガン機関から出向し より高度なニュータイプ能力を持つ不思議な少女であった
ララァ・スンの駆るMAN-08 エルメスとの意思を超えた悲壮かつ哀しい戦いをも制したのだが
代償としてシャア共々アムロ自身に決して消えることのない残留思念を残す結果を招いたことも
付け加えておこう☆
『人は…同じ過ちを繰り返す…。全く‼︎』(アムロ・レイ/UC.0087)
『同じか…。』(シャア・アズナブル/UC.0087)
『アムロ君…。』(カムナ・タチバナ/UC.0087)
そんな悲しみに暮れる間も無く それを断ち切るかのように総帥ギレン・ザビの手により
密閉式コロニーを全面的に改造し 一撃必殺ともいえる武器として建造したジオン軍の
最終兵器ソーラ・レイの放った攻撃を挟んで長く続いた一年戦争における事実上の
総力戦であり 最後の戦いとなった星一号作戦ではハイパーバズーカ2本を追加した
フル装備で決戦に臨み 和平のため訪れたデギン・ザビ公王もろともレビル将軍を
失いながらも最後まで戦い抜く味方のMS部隊を援護して突破口を切り開きつつ
後にデラーズ紛争でその名を馳せることとなったアナベル・ガトーとの戦いを挟み
そこで自身の終生かつ永遠のライバルでルウム戦役にて戦艦5隻を瞬く間に沈めた
優秀な実績とその活躍により赤い彗星の異名を持つエースパイロットであると同時に
アムロ同様ニュータイプであり終生のライバルとなったジオン・レム・ダイクンの
遺児であるキャスバル・レム・ダイクンことシャア・アズナブルが搭乗した専用機
MSN-02 ジオングとの壮絶かつ激しい死闘の末 満身創痍で放った最後の一撃で
撃破するも相打ちになり 大破して役目を終えました☆
『大丈夫かアムロ 怪我はないか!』(ブライト・ノア/UC.0079)
そして この機体からもたらされた記録及び戦闘データは極秘で進めながらもジオン残党軍と
デラーズフリートの策略により多大な影響を与えただけでなくティターンズ結成に伴い
連邦軍上層部の台所事情により凍結されて抹消されたガンダム開発計画(GPシリーズ)・
そのティターンズが開発した本機の正統な直系の後継機であるRX-178 ガンダムMK-IIの入手と
反地球連邦組織エウーゴの手により結実し 恐竜的進化と引き換えにモビルスーツそのものの
歴史を大きく塗り変えたZ計画・成長した自身の手により自ら設計・開発した集大成にして
ガンダムタイプで初めて専用武器であるファンネル(フィン・ファンネル)を搭載し
地球連邦軍史上初の本格的なニュータイプ専用機となりその名を歴史とともに残した
RX-93 νガンダム(RX-93-ν2 Hi-νガンダム)・増大に伴いモビルスーツ開発の事実上の
分岐点となったUC(ユニコーン)計画・反地球連邦組織マフティーによって開発されるも
進化の末路を辿ったクスィーとそれに対抗した地球連邦軍により開発されたライバル機である
ペーネロペー・度重なる戦争と進化の代償により発生した資源渇枯とそれに伴う技術革新により
新たに誕生し 原点に立ち帰ると同時に機体の小型化に成功し モビルスーツの新時代を築きあげた
フォーミュラー計画とクロスボーンシリーズ(XM-X系)・その計画から30年の時を経て平和維持を
理由に形だけの存在に成り下がり形骸化した地球連邦軍に代わって立ち上がった多くの民間人と
健康上と高齢を理由に地球連邦軍を退役した元軍人で編成された神聖軍事同盟リガ・ミリティアの
手によって開発され 名実ともにガンダムタイプの真の完成形であり ついに念願だった量産化にも
成功して勝利のシンボルとなったヴィクトリーシリーズと数世紀後に長年にわたって多くの腐敗を
隠し通したことが原因で解体された地球連邦軍の後を受け継いだ組織であるサイド・ガイアの
手によって開発したセイバーシリーズを含むその後の宇宙世紀における数々のガンダムの開発に
貢献して多くの人々に時を越えて語り継がれ 宇宙世紀終焉後に開発されたYG-111 Gセルフと
WD-M01 ターンエーにも継承され モビルスーツの歴史にその名を残しました☆
最後に このセリフで締め括ろうー。
『ごめんよ…僕にはまだ 帰れるところがあるんだ…。
こんなに嬉しいことはないー。
わかってくれるよね…。
ララァには…いつでも会いに行けるからー。』
(アムロ・レイ/UC.0079)
『時に 宇宙世紀0080ー。
この戦いの後 地球連邦政府とジオン共和国の間に
終戦協定が結ばれたー。』
(ナレーター/CV:永井一郎・故人)
~機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編より抜粋~
ガンダム これからも僕たちを見守ってくれ!