上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0異能者には自由に表現させればそれでいいのか
2022年8月10日に日本でレビュー済み
竜とそばかすの姫をみて、さらに中村さんがピアノの間をふらふらと歩きながら強烈な歌を発するプロモビデオにぶちのめされて、このアルバムにたどり着きました。
さて。
すごいのはよくわかる。わかってた。
気持ちよさそうに歌っててよろしいのだが、こういう他者理解をそもそも求めていないし、必要でもない人が自由に表現してしまうと、やはり歯痒い、こちら側に音楽が届いてこない。
こちら側とはつながっていない異世界で異能者が気持ちよく歌っているとしか映らない。
こういう規格外のひとを見つけて、強烈にフィジカル効かせた技工曲に向き合わせて、本来のボーカルの到達点を引き出した常田大希さんはすごい。
なんかグッドウィルハンティングを思い出した。
異能は自ずと発見されるだろうが、そのままでは本人が気持ちいいところをぐるぐるしているだけで人生は終わってしまう。