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18件中1 - 10件目のレビューを表示
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2018年8月20日
3年ぶり7枚目のアルバム。
これまでは毎年8月にアルバムを発表していたが、今回はそのサイクルを一旦止めて制作期間を十分にとったアルバムとのこと。
ジャンルはプログレッシブと言われることが多いですが、
あえてジャンル分けをするならプログレと言うしかないのでしょう。
多種多様な要素があり、独自の音楽を作り上げています。
感想としては、過去最高傑作といっても過言ではない仕上がりです。
今までの作品の中でもバラエティーに富んだ曲構成で、彼らの引き出しの多さに脱帽です。
変拍子やテクニカルな演奏は全開で、八十八ヶ所巡礼に期待するものはしっかりあります。
その上でキャッチーな曲や、今までに比べると分かりやすい歌詞が取り入れられている要素もあり、ただやりたい放題しているだけではない、バンドとしての高まりを感じます。
各曲をかんたんに紹介すると、
1.オープニングにぴったりなアップチューン。
2.サビと間奏の対比が面白い。
3.多分今までで最もキャッチーで明るい曲。
4.前奏の遊び心とその後の変拍子がらしさ全開。
5.アルバムタイトル曲。
6.初期衝動全開のロックチューン。
7.ラップの要素を取り入れた新境地。
8.心地よいギターリフが印象的で、余韻に浸りたくなる1曲。
ボーナストラックの9.はウッドブロックの様なリズムが入っている所が今までになく、
バンドとしての余裕というか、これからへの期待を感じさせます。
特にオススメは7.紫光と8.永･凹･阿阿瑠の2曲です。
相変わらず演奏は非常にテクニカルで、一般的な3ピースバンドのそれとは一線を画しています。
一見やりたい放題な演奏が、歌のメロディーと合わさることにより絶妙な仕上がりになっているのは見事です。
歌詞もまた独特です。普段馴染みのない単語や表現、当て字のようなもののオンパレード。
しかし日本語を大事にした上で、言葉遊びや、語感を意識したもので、不思議と聞いていて
嫌な感じはしません。
歌詞の意味を重視したい人には深読みできるかもしれませんが、4.金土日の歌詞中の
"やってる意味のないことが大切”が答えなのかもしれません。
正直、聴く人を選ぶバンドなのは間違いありません。
家族揃ってみる音楽番組に出たり、街中でBGMとして流れてくる音楽でもないでしょう。
ただ、音楽が好きな人には何かしら響くものがあると思います。
失礼かもしれないですが、商業主義に対しての反骨心というか、売れることへの意識を感じません。
しかし、ただやりたい音楽を突き詰めていくその姿勢が、唯一無二の魅力に感じます。
長々と書きましたが、多くの人に聞いてほしいアルバムでありバンドです。
YOUTUBEでMVが複数公開されています（このアルバムでは2.3.4.5.7.)。
ビジュアルもまた独特なのですが、MVも八十八ヶ所巡礼の魅力です。
それを見て聴いてびびっときたなら、絶対に買って後悔はしないでしょう。
これまでは毎年8月にアルバムを発表していたが、今回はそのサイクルを一旦止めて制作期間を十分にとったアルバムとのこと。
ジャンルはプログレッシブと言われることが多いですが、
あえてジャンル分けをするならプログレと言うしかないのでしょう。
多種多様な要素があり、独自の音楽を作り上げています。
感想としては、過去最高傑作といっても過言ではない仕上がりです。
今までの作品の中でもバラエティーに富んだ曲構成で、彼らの引き出しの多さに脱帽です。
変拍子やテクニカルな演奏は全開で、八十八ヶ所巡礼に期待するものはしっかりあります。
その上でキャッチーな曲や、今までに比べると分かりやすい歌詞が取り入れられている要素もあり、ただやりたい放題しているだけではない、バンドとしての高まりを感じます。
各曲をかんたんに紹介すると、
1.オープニングにぴったりなアップチューン。
2.サビと間奏の対比が面白い。
3.多分今までで最もキャッチーで明るい曲。
4.前奏の遊び心とその後の変拍子がらしさ全開。
5.アルバムタイトル曲。
6.初期衝動全開のロックチューン。
7.ラップの要素を取り入れた新境地。
8.心地よいギターリフが印象的で、余韻に浸りたくなる1曲。
ボーナストラックの9.はウッドブロックの様なリズムが入っている所が今までになく、
バンドとしての余裕というか、これからへの期待を感じさせます。
特にオススメは7.紫光と8.永･凹･阿阿瑠の2曲です。
相変わらず演奏は非常にテクニカルで、一般的な3ピースバンドのそれとは一線を画しています。
一見やりたい放題な演奏が、歌のメロディーと合わさることにより絶妙な仕上がりになっているのは見事です。
歌詞もまた独特です。普段馴染みのない単語や表現、当て字のようなもののオンパレード。
しかし日本語を大事にした上で、言葉遊びや、語感を意識したもので、不思議と聞いていて
嫌な感じはしません。
歌詞の意味を重視したい人には深読みできるかもしれませんが、4.金土日の歌詞中の
"やってる意味のないことが大切”が答えなのかもしれません。
正直、聴く人を選ぶバンドなのは間違いありません。
家族揃ってみる音楽番組に出たり、街中でBGMとして流れてくる音楽でもないでしょう。
ただ、音楽が好きな人には何かしら響くものがあると思います。
失礼かもしれないですが、商業主義に対しての反骨心というか、売れることへの意識を感じません。
しかし、ただやりたい音楽を突き詰めていくその姿勢が、唯一無二の魅力に感じます。
長々と書きましたが、多くの人に聞いてほしいアルバムでありバンドです。
YOUTUBEでMVが複数公開されています（このアルバムでは2.3.4.5.7.)。
ビジュアルもまた独特なのですが、MVも八十八ヶ所巡礼の魅力です。
それを見て聴いてびびっときたなら、絶対に買って後悔はしないでしょう。
2018年8月20日
普段やらないんだけど、聴いてて何だか興奮してきたんで初めてレビューしてみます。
88の最高傑作だと思います、これ。
(簡単に『最高傑作』って言葉使いたくないんだけど実際そうだと思うししょうがないな)
前作の「日本」から三年、ファン待望のニューアルバムなわけですが待ってた甲斐がありました！
(今回に限らず88は前からそうだけど)どっちかっていうとシンプルなメロディーの歌に対して変拍子を多用した複雑に絡み合う演奏がブンブン鳴ってる訳ですが、これが相変わらずとても気持ちいい！個人的に大好物です。それに今作は一曲一曲の音楽の降り幅がこれまでより明らかに広くなってバラエティーに富んでおり、飽きたりだれたりせずに一気に聴けると思います。相変わらずのオジサンモチーフだけどプログレ臭のするジャケも今までで一番良いと思う。
進化したカラフルな音楽性、相変わらずの変態サウンド、独特の世界観…長く洋楽邦楽新旧含めて色々なロックを聴いている人ほど楽しめると思います。もちろん聴いたことない人も是非聴くべきです！合う合わないは他のバンドに比べて差が激しいとは思いますが、一度ハマれば抜け出せない程の魅力があると思いますよ？聴かずにスルーするのは非常に勿体ないなと思うわけです。てかもっと売れて欲しい。売れるのもバンドにとっては良いモチベーションになって次に繋がると思うんで。いらん世話だけど。
88の最高傑作だと思います、これ。
(簡単に『最高傑作』って言葉使いたくないんだけど実際そうだと思うししょうがないな)
前作の「日本」から三年、ファン待望のニューアルバムなわけですが待ってた甲斐がありました！
(今回に限らず88は前からそうだけど)どっちかっていうとシンプルなメロディーの歌に対して変拍子を多用した複雑に絡み合う演奏がブンブン鳴ってる訳ですが、これが相変わらずとても気持ちいい！個人的に大好物です。それに今作は一曲一曲の音楽の降り幅がこれまでより明らかに広くなってバラエティーに富んでおり、飽きたりだれたりせずに一気に聴けると思います。相変わらずのオジサンモチーフだけどプログレ臭のするジャケも今までで一番良いと思う。
進化したカラフルな音楽性、相変わらずの変態サウンド、独特の世界観…長く洋楽邦楽新旧含めて色々なロックを聴いている人ほど楽しめると思います。もちろん聴いたことない人も是非聴くべきです！合う合わないは他のバンドに比べて差が激しいとは思いますが、一度ハマれば抜け出せない程の魅力があると思いますよ？聴かずにスルーするのは非常に勿体ないなと思うわけです。てかもっと売れて欲しい。売れるのもバンドにとっては良いモチベーションになって次に繋がると思うんで。いらん世話だけど。
2018年9月8日
相変わらず「ひねくれて」ます（笑）
これだけの実力を持ちながらメジャーに行かないのは、
「売れる曲書け！！」と言われることに対する嫌悪感剥き出しと
「あぁ、それなら自分達で好きなようにやっていきましょう！！」的な
自立心が強すぎるが故、まるで自ら修羅の道を進む姿勢が
近年、リスナーの心を鷲掴みにしてる大きな要因となり、
着実に支持者を増やしている八十八カ所巡礼です。
以前よりも刺々しさは後退したものの、
中毒性を増強した感じの楽曲で占められ、下手すれば小学生の子供達すら
手を伸ばしかねない危険な魅力に満ちています（笑）
絶対に筋肉少女帯や人間椅子のメンバーも一目置いているはずです。
筋肉少女帯+人間椅子+八十八カ所巡礼でツアーしたら
考えるだけでゾクゾクしませんか？
歓喜と阿鼻叫喚が入り乱れる場面を想像してしまうアルバムです！！
これだけの実力を持ちながらメジャーに行かないのは、
「売れる曲書け！！」と言われることに対する嫌悪感剥き出しと
「あぁ、それなら自分達で好きなようにやっていきましょう！！」的な
自立心が強すぎるが故、まるで自ら修羅の道を進む姿勢が
近年、リスナーの心を鷲掴みにしてる大きな要因となり、
着実に支持者を増やしている八十八カ所巡礼です。
以前よりも刺々しさは後退したものの、
中毒性を増強した感じの楽曲で占められ、下手すれば小学生の子供達すら
手を伸ばしかねない危険な魅力に満ちています（笑）
絶対に筋肉少女帯や人間椅子のメンバーも一目置いているはずです。
筋肉少女帯+人間椅子+八十八カ所巡礼でツアーしたら
考えるだけでゾクゾクしませんか？
歓喜と阿鼻叫喚が入り乱れる場面を想像してしまうアルバムです！！
2018年8月25日
デビューして9年。7枚目のアルバム。
デビューからずっとここまで刀鍛冶のように切れ味を求めずっと刃先を研ぎまくっていたような作風は
毎回素晴らしいカタルシスを生んでいたのですが、それはやはり届く範囲が”刃物の良さが判る人”に限
り、刃物ってヤバイって思われるのかそのクオリティーと圧倒的音響は知る人ぞ知るという感じでした。
しかし今はこういったインディーズでアンダーグラウンドに徹したアーチストもYOUTUBEで広く知ら
れるようになり前作から3年、リリース前も特に宣伝無しという状況下で今作はオリコン30位まで上が
りました。
おかげで気付いたときには品切れでなかなか手にすることが出来なくて困ったっていう。
そんな八十八ですが、今作は今までの圧力釜の中で溜め込んだような膨大な熱量が吹き出すような、強
烈な作風から、その熱を上手に各曲に配分しコントロールしてる、そんな印象を受けました。
時にめまいがするような爆風のようなサウンドや、すーっと心が落ち着くようなサウンド、明るくダン
サブルでポップなサウンドなどと共に、歌詞が生活感溢れる（？）地に足がついたようなメッセージだ
ったりイマジネーション豊かなストーリーを紡ぐものまであって、全てにおいて前作を超えた充実した
出来栄えになっていると思います。
中でも一曲選ぶとするなら今までだったらハードでテクニカルなナンバーを選ぶんですが、今作なら迷
いなく”紫光”。
この冷めた音の雰囲気の中「ぶっ飛ぼうぜ」とアジるメッセージ性は、このバンドがまだまだこれからだと
感じさせるに充分です。
いつも思うんですが、このアルバムで鳴ってる音がそのまんまライブでも聴けるっていうのは本当に凄
い。どんだけ演奏の練習してるんだよ、と思うんですが、インタビュー読むと録音前日のプリプロとか
普通に練習スタジオにある機材で演奏するって言っててエンジニアの方から「それヤバイって」って
突っ込まれてたんですが、録音当日の瞬間的な閃きを大事にしてて、それをまたしっかり楽曲に落とし
込める多分日本一の演奏能力は、未聴の方はホント一度聴いてみるといいと思います。
配信とかどうやら頑なに拒んでいるので、是非アルバム買ってください。
見かけの「ドボチョン一家」に惑わされてたら凄くもったいない、そんなバンドです。
デビューからずっとここまで刀鍛冶のように切れ味を求めずっと刃先を研ぎまくっていたような作風は
毎回素晴らしいカタルシスを生んでいたのですが、それはやはり届く範囲が”刃物の良さが判る人”に限
り、刃物ってヤバイって思われるのかそのクオリティーと圧倒的音響は知る人ぞ知るという感じでした。
しかし今はこういったインディーズでアンダーグラウンドに徹したアーチストもYOUTUBEで広く知ら
れるようになり前作から3年、リリース前も特に宣伝無しという状況下で今作はオリコン30位まで上が
りました。
おかげで気付いたときには品切れでなかなか手にすることが出来なくて困ったっていう。
そんな八十八ですが、今作は今までの圧力釜の中で溜め込んだような膨大な熱量が吹き出すような、強
烈な作風から、その熱を上手に各曲に配分しコントロールしてる、そんな印象を受けました。
時にめまいがするような爆風のようなサウンドや、すーっと心が落ち着くようなサウンド、明るくダン
サブルでポップなサウンドなどと共に、歌詞が生活感溢れる（？）地に足がついたようなメッセージだ
ったりイマジネーション豊かなストーリーを紡ぐものまであって、全てにおいて前作を超えた充実した
出来栄えになっていると思います。
中でも一曲選ぶとするなら今までだったらハードでテクニカルなナンバーを選ぶんですが、今作なら迷
いなく”紫光”。
この冷めた音の雰囲気の中「ぶっ飛ぼうぜ」とアジるメッセージ性は、このバンドがまだまだこれからだと
感じさせるに充分です。
いつも思うんですが、このアルバムで鳴ってる音がそのまんまライブでも聴けるっていうのは本当に凄
い。どんだけ演奏の練習してるんだよ、と思うんですが、インタビュー読むと録音前日のプリプロとか
普通に練習スタジオにある機材で演奏するって言っててエンジニアの方から「それヤバイって」って
突っ込まれてたんですが、録音当日の瞬間的な閃きを大事にしてて、それをまたしっかり楽曲に落とし
込める多分日本一の演奏能力は、未聴の方はホント一度聴いてみるといいと思います。
配信とかどうやら頑なに拒んでいるので、是非アルバム買ってください。
見かけの「ドボチョン一家」に惑わされてたら凄くもったいない、そんなバンドです。
2018年8月21日
八十八ヶ所巡礼の現在地をそのまま切り取った作品です。
まったく虚勢を張っていない...,
にも関わらずこの凄まじいクオリティ！
８８未経験の人は是非！
ハマる入口として最適ではないでしょうか！
まったく虚勢を張っていない...,
にも関わらずこの凄まじいクオリティ！
８８未経験の人は是非！
ハマる入口として最適ではないでしょうか！
2018年8月24日
商業主義の音楽業界に真っ向勝負を挑み続け、メディア露出も控えてきた硬派な親孝行バンド3年ぶりのニューアルバム
Vo.であり魅惑のベースと入れ墨まみれの主犯格、マーガレット廣井
Gt.Katzuya Shimizuの超絶変態テクニックと常にかけてるサングラス
Dr.筋肉極道Kenzoooooooの力強いドラム演奏
これらが合わさり合法音楽ドラッグを醸し出す
従来の音楽に物足りない人や刺激が欲しい人、単純に上手いバンドが聴きたい人やひねくれ者にぜひ一枚！
常に進化をし続けてきた八十八ヶ所巡礼の現時点での最高傑作であり、さらなる飛躍を期待
Vo.であり魅惑のベースと入れ墨まみれの主犯格、マーガレット廣井
Gt.Katzuya Shimizuの超絶変態テクニックと常にかけてるサングラス
Dr.筋肉極道Kenzoooooooの力強いドラム演奏
これらが合わさり合法音楽ドラッグを醸し出す
従来の音楽に物足りない人や刺激が欲しい人、単純に上手いバンドが聴きたい人やひねくれ者にぜひ一枚！
常に進化をし続けてきた八十八ヶ所巡礼の現時点での最高傑作であり、さらなる飛躍を期待
2019年3月20日
コントラスト強めのPVとプログレサイケロックインディーズバンド。
８８巡礼の名盤と思います。初級編に最高の一枚です。
とりあえず、聞いてください。購入してください。
そしてライブに足を運んでみてください。
日本語の使いまわしや音が、妖怪が魔界が（笑）好きな方ですとより楽しめます。
とりあえず聞いてみてください！
８８巡礼の名盤と思います。初級編に最高の一枚です。
とりあえず、聞いてください。購入してください。
そしてライブに足を運んでみてください。
日本語の使いまわしや音が、妖怪が魔界が（笑）好きな方ですとより楽しめます。
とりあえず聞いてみてください！
18のカスタマーレビューおよび24のカスタマー評価があります。
