上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0のんちゃん、あなたはとっくにスーパーヒーローやで、正味の話。
2019年4月19日に日本でレビュー済み
「何しとんのや、自分」
「あっ CDを聞いています。のんの「スーパーヒーローズ」です」
「ほお、そうかフットボールアワーの岩尾のんちゃん、CD出したんか。誰が買うのやろな」
「(遮って)いや、そんなボケいりませんから。知ってるでしょ、能年玲奈が改名したのんです」
「いや、知らんな。ま、僕にも聞かせてや」
「じゃあ、最初から」
「(M1からM5まで聞いて)こりゃ凄いな!このたたみかける感じ、ザ・クラッシュの1stのようやで、正味の話」
「ザ・クラッシュって・・・古すぎるでしょ」
「ダァホ、音楽に古いも新しいもないわ!マイルスが言うとるんやから間違いないで。M3なんてクラッシュシティロッカーズみたいやんか。M3からM4のポーズなしのところとかクラッシュっぽいで。またマイナーコードが極端に少ないな。M2はマイナーコードがあって少し手慣れた感じやな」
「M2の作詞作曲は真島昌利さんがしてくれました」
「おーそうか。さ~いこうは最高!やな。M5はドラムスがちょっと違う感じやな。右手の8ビートが早いな」
「M5のドラムスは芳垣安洋さん、作詞作曲はSachikoMさん、編曲は大友良英さんがしてくれました」
「おお、そうか。そのメンバーなら今やってる大河ドラマいだてんにも使われるんやろ、そやろ、ピッタリやんか、のう、こんなあ、使われるんじゃろ」
「急に呉弁で・・・使われてほしいですが、大人のルールがありそうで・・・。M1、3、4は作詞作曲のんで、ドラムは屋敷豪太さんです!」
「おお、オリジナルミュート・ビートの屋敷さんか。ええはずや。演奏はクラッシュより上手い!しかし詞も曲も原石感ハンパないな。詞は全くガール・ミーツ・ボーイでないのが凄いな、これだけカワイイのに全身メッセージシンガーやな、知らんけど」
「作ると自然にそうなってしまうんですよね」
「ん?君は誰なんや」
「あっ M6からは昔のアナログレコード時代で言うとB面ですかね」
「M6はいきなりコードがオシャレになったな。M7もオシャレやな。ちょっと60年代ぽいな。Niagara風でもあるな。」
「M6は尾崎亜美さん、M7は高橋幸宏さんが作ってくれました」
「そうか。しかしメンバーはミカバンド、ムーンライダース、ハルヲフォン、佐橋さん、土屋さんか。日本ロック人脈総ナメやな。加えてジャズ、ノイズ人脈まであって。人柄や、のんちゃんの。M6はのんちゃんを思いやっているような歌詞やな。泣けるな」
「のんの事、知らないんじゃないんですか」
「いや、知らんよ。M8はこれはのんちゃんの曲やろ。これは僕好みや。これはええで、このメロディの逆転はキャプテン・ビーフハートみたいや」
「それは・・・・喜んでいいんですよね」
「勿論やで、知らんけど」
「M9も作詞作曲のんです」
「ほおお、こういう曲も作るのか。作曲家としても進化中やなあ、凄いでのんちゃん」
「M10は矢野顕子さんが作ってくれました」
「これは(聞き惚れる)・・・名曲やで。歌詞もええ。ドラムも幸宏さんや。しかしこの曲清志郎警察から文句来ないんかな。少し心配やな」
「来ないと良いです・・・」
「ま、矢野さんが作ってくれてチャボさんがライブでギター弾かれたんやんから問題ないやろうけど、仮に来たら僕が返り討ちにしたるで、のんちゃん。言うてな」
「あっ はい」
「ん?何で君が返事するんや?次の曲M11はタイトルチューンやな。でもスーパーヒーローになりたい言うてるけど、のんちゃんはもうとっくにスーパーヒーローやろ、正味の話。これだけのメンバー従えてこれだけのアルバム作って、女帝感がゼロなのも凄いけどな」
「女帝感は・・・無理です」
「次が最後の曲か。ええ声やな。このアルバムでのんちゃんは3~5つの声を使い分けてるな。さすが天才女優やな(涙ぐんで聞いている)」
「ありがとうございます」
「(聞き終えて)このアルバムは最高やけど、次のアルバムは大御所やない若手のソングライターの曲を採りあげて欲しいな。オーニソロジーなんかどや。リズムセクションもDC/PRGの秋元修と近藤佑太でな。そうすれば新旧DC/PRGが揃うで」
「・・・・知りません」
「ダァホ、勉強不足や。新しいモン聞かんのかいワレ」
「ザ・クラッシュの1stの人に言われたくありません」
「ところで君は誰なんや。(顔をじっと見て)あっ のん・・・」
「へへへ、さようなら~」