上位の肯定的レビュー
5つ星のうち4.0夕陽が日の丸のよう
2019年2月14日に日本でレビュー済み
ロバート・ライアン晩年の渋いギャング物。泥棒を生業としてきた男の最後の闘いに絡めてジャンルイ・トランティニャンが狂言回しの役を演ずる。テロ組織に狙われて逃げ回ることで、老ギャングのアジトへ転げ込み、そこから話が煮詰まって行く。そこまでのところは何でトランティニャンが狙われているのか、よくわからないが、ルネ・クレマンらしい含みを持たせて繋いでゆく手腕と、セバスチャン・ジャプリゾのシナリオがよくできているのかも。見ていて感心したところは隠れ家の窓から外をうかがうと、夕陽がまるで日の丸のように見えるところかな。ライアン、クレマンともに最後の輝きか……。