上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0番外編風味かと思っていたら劇場版だった。何を言ってるか分からないと思うが(ry
2010年3月29日に日本でレビュー済み
前巻のあとがきで、「ちょっと番外編風味のあっと驚くストーリーを用意しようと画策しております(但し、編集長の許可はまだ取っていない)。」とか書かれていたので、番外編っぽいのは楽しみだなぁとか思って待っていました。
蓋を開けてみると、劇場版『迷い猫オーバーラン!』でした。
『迷い猫』を劇場アニメにしたら、きっとこんなんだろうなという感じ。8巻のあとがきでも、著者自身が「僕のイメージは、『劇場版』です。」と言っています。
「番外編」からレベルアップし過ぎだろう、と(笑)
全キャラクター総登場、(無駄に)壮大なストーリー展開。
そして何より、千世が大活躍で、千世ファン歓喜の内容になっています。同日発売のドラマCD 迷い猫オーバーラン!での無能ぶりが嘘に思えるくらい活躍します。喜びを倍増するために、千世ファンはドラマCD→8巻の流れが良いでしょう。
それと、普段は口絵を確認してから読み始める人も、今巻は口絵を見ずに読み進めることをお薦めしておきます。ぺこさん、良い仕事した。
肝心の内容はというと、『迷い猫』らしい、人情味溢れる話に仕上がっています。
恐らく、ご都合主義で受け付けないとか、乙女が身勝手に思えて不快という意見が出ることが予想されますが、人助けはある意味で最大のエゴイズムです。
作風と肌が合わないという人がいても、それは仕様が無いかなと思います。
でも、自分はこういう作品が大好きです。多分、『迷い猫』の中で一番ほろりとしました。
パパのいうことを聞きなさい! (集英社スーパーダッシュ文庫)を含めると、5ヶ月で4冊刊行の上、アニメや漫画の制作関与、ドラマCDのシナリオ書き下ろしと、松先生って実は2、3人いるんじゃね?という働きぶり。恒例(?)の誤字や脱字もほぼ無く、気になったのは呼称のブレと「爆笑」の使い方の誤りぐらい(※爆笑≠大笑い)。
多忙な中、この完成度で仕上げてきたことに敬意を評し、評価は文句なしの☆5つにしたいと思います。