上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0シナリオとキャラと声優の演技は花丸以上。下ネタや濃いキャラ達を楽しめるかどうかが鍵
2017年11月23日に日本でレビュー済み
セーブデータ数は最大95個。他にオートセーブとクイックセーブも有り、
画面タッチで文字送りが可能と、初回プレイにおける環境は充実しています。
選択肢が、某動画サイトのように横から飛んでくる無数の文字の一つをタッチする形式なのがユニーク。
ただしそれ以外のシステムは、もうほんと言うことないくらい普通のアドベンチャーゲームです。
主人公のボイスとモノローグがかなり多く、ライトノベルにそのまま音と絵が付いたような感覚で楽しめます。
ひたすら読むゲームであり、難しいテクニックや工夫は良くも悪くも一切要求されません。
『シュタインズ・ゲート』とは似て非なるキャラクター&ストーリー。
全体的に科学アドベンチャーシリーズへのリスペクトを強く感じられます。
ただし本作はシリアスなシーンとコミカルなシーンの配置が独特で、【この状況でボケるんか!】と
意表をつかれる構成に、個人的には冒頭から大いに楽しめました。複数キャラでわいわいやるシーンが多く、
場の誰かには感情移入できるよう心理描写も多めで、プレイヤーが置いてきぼりになり辛い工夫も上手い。
メインの舞台が「浅草」で、北千住など実在の地名や名所がそのまま登場するのも没入感高くて良いです。
そして白井鋭利氏の描くキャラ達が実に生々しく、そんな彼らがサラリーマンの宴会芸的なノリに興じるのが、
むせかえるくらい大変濃ゆいです。声優の松岡禎丞氏が、ふだんのイケメン演技と打って変わって
でっぷり太ったグラサン男をレニー・ハート女史風の絶叫で演じているのを良しとできるかで
まず購入するかどうかの最初の基準にできますね。それとちょこちょこ挟まる下ネタを容認できるかどうか。
乗り越えれば、「オタクたちが全力で笑い、全力で戦って世界を救う」様をたっぷりと楽しめます。