上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0萌え日常系アニメではありません
2017年5月12日に日本でレビュー済み
TVシリーズ13話分観ての感想です。
ラストも、大袈裟な感動演出にならず、
丁寧に空気感を保ったまま終わっていて満足でした。
私はけいおんもラブライブも序盤少ししか見ていませんが、
このバンドリは、その辺りのキャラ萌え系とは比べる対象ではない
コンセプトだと思います。
個人的な感じ方ですが、好きな点・不満点を。
■好き
(1) 『バンド活動に向き合うことがいつでも軸になっていて、
最後までぶれずに徹底されていた』
それぞれのヒロインが音を合わせることに喜びを見いだしていく過程が、
とても丁寧に描かれていました。
楽器経験のないヒロイン(香澄)が、なんとなーく出来てしまうのではなく、
ちゃんと『出来ないことに悩む』など、ゆるくない、媚びていない
ストーリー構成がなされています。
(2) 会話劇がとてもナチュラル。
『説明的な会話・余計なセリフがない』のが魅力。
極端なキャラ付けがある作品だと、ユーザーが暗黙の了解で
『こういうもの』と見ることで不自然だと思わないもの。
ですが、この作品は、ひと癖もふた癖もあるキャラクターばかりでも、
セリフ回しの上手さにより、作品世界でのリアリティが感じられます。
(3) 物語本編には関係ないようで、実は大きい要素が
『メイン声優さんがみんな実際に楽器ができる』こと。
劇中の音源も本人達の演奏を一発録りしたものであることが
ほかの作品にはない最大の魅力。
キャラクター達がまだまだ技術が未熟な時の演奏、
あえて少しずれた一発録りの音源を使ったり、
とても凝った演出がなされています。
(本当は皆さんちゃんと弾けます)
そういったリアリティある演奏感はもちろん、
キャラクター達が練習する時の熱意・気持ち表現は
実際楽器に打ち込んでいる声優さんだからこその
まさしくリアルに表れてると思います。
■不満点
(1) 恋愛、ラブコメ要素は皆無です。男子はほぼ出ません。
会話でも男子を意識するような会話はありません。
百合好きな方にはプラス要素だと思います。
(2) キャラクター作画は割と荒れます。「悪い」ほどではなく、
「キャラデザインの標準とは違う」という顔がちらほらあります。
が、ソフトでは修正があるようです。
(リテイク版がネットTVで流れたそうですが確認していません)
なお、リテイクされない部分だと思うので言及しておきますが、
エンディングの顔が全然違います。できれば描き替えて欲しい(笑)
不満点(1)が自分にとって大きなもので、BD購入は躊躇いましたが
男子が出ないことが『萌え』のためではなく、
『バンド活動を描くこと』に全振りしているからだったので、
納得して購入したいと思いました。
とにかく、媚びじゃなく真摯に作られてる感が好き。買って応援します。