上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0序盤◎中盤○終盤△
2018年7月12日に日本でレビュー済み
惜しい。ひたすらに惜しいのです。
いろいろなモノに置き換えて表現してみます。
・最高級の食材をふんだんに使っているけど、焼き方や盛り付け、スパイスの配合などいろいろ間違えてしまった料理。
・一流選手がたくさんいるのに優勝できないプロ野球段やサッカーチーム。
・AメロBメロ共に最高なのに、サビがいまいちな歌謡曲。
と、このへんにしておきます。
序盤中盤を見て、名作の予感がビンビンしていたのですが、
中終盤にかけて意外にテンションが盛り上がりませんでした。
物語はしっかり幕引きされているし、テーマ性も打ち出せています。
過去の、いわゆるトラウマを克服する系統の物語なので、
刺さる人には刺さります。
表現、演出、共に問題なし。
ギャグは劇場版としては平均的でしょうか。
でも意外なマニアックさに笑わせられました。
ヒロイン役のサキちゃんは文句なくかわいい。
いいところの方が多いのに、それだけ期待値が膨らみ過ぎたゆえか、
後半の物足りなさが強く印象に残ってしまいました。
もうちょっと盛大な、スケールの大きな終わり方であれば、
あるいはサキちゃんが必死になって、力を振り絞って何かをする、
といった感じがあれば、と思います。
題材が良かっただけに、本当に惜しい作品でした。