上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0ガンダムとして歴史や背景を頑張って踏襲してますって感じ
2017年10月15日に日本でレビュー済み
本作はガンダムWでの設定をベースに今風に改変した、女性を重要ターゲット層にした話という感じです。
それでいながら1stからSEEDまでのガンダムの良い演出を随所にばら撒いた形で構成され良作といえると思います。
SEEDにも言えますが、本作も外宇宙への進出からの地球外知識生命体との接触というのが作品のテーマに隠れてるようで、
その辺りは過去のガンダム作品と違和感を感じる部分でもあります。
そして、その辺りの設定は上手に消化出来てないのもSEEDと共通しており残念な形です。
ガンダムというブランドからの重圧を受けた為の脚本の消化力不足やメディアミックスの弊害ではないかと思います。
この違和感は結局、この作品を通して本当に伝えたいテーマというのが不在であり、
多くの過去作を切り貼り継ぎ足ししている為だと思います。
ニュータイプや強化人間といった差別化を図る事で、価値観の異なる人々の意識の融和を模索するのがシリーズのテーマだと思いますが、
そーいう意味では本作は強大な資質を持った新人類が、旧世代の真似をして力での支配管理を目論むという流れで新鮮さは感じません。
その辺りはSEEDの時の方が、新人類が旧人類と共生するという派閥が初期からいた為、新たな世界観を作れていたと思います。
個人的には話の内容で考えれば見なくてもよい作品とは思いますが、
キャラクターデザインが高河ゆんって事でファンの人には見逃せないような魅力を放つキャラが多いという不思議な作品だと思います。
(特に女性キャラの性格が高河ゆん作品っぽい気がします)