上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0リリース直後にレビューしてたら、たぶん★★★★☆だったんだけど。
2016年7月15日に日本でレビュー済み
矢野博康プロデュースを離れて、ちょっと不安を感じていた私は、「みたことないこと」を初めて聴いて、その声と音楽にハマっちゃったのです。
これはなかなか聴いたことのない音楽だなぁと、ヘビーローテーション。
「こどなの階段」は言うに及ばず。
「少女、ふたたび」も言うに及ばず。
地味に好きだったのは「MUSIC」。
ただ、方向性が少し変わったかな、と思ったのは、秦基博が作曲した、「髪を切る8の理由」。
2ndアルバムの中ではこの曲だけが雰囲気が違うなと。
もしかして、悩んでるのかな、と思ったりしたわけで。
「オーロラに隠れて」なんて、まるでpal@popがアレンジしたようなオケだったりして、そういう方向性も実はアリ、でも中田ヤスタカ路線じゃないよね、と思いながら、新作をずっと待っていたわけです。
このアルバムは、予約して買いました。
最初に全曲流して聞いた限りでは、ごめんなさい、印象に残る曲がなかった。
「こどなの階段」のような切ない青春的風景も、「少女、ふたたび」みたいに突き抜けた青空みたいな風景も、見えなかった。
ところが。
じわじわ来たのです。
「necco」のベタ過ぎるホーンセクションが気になりはじめたあたりから。
1. 「Good Morning Sunshine」
作詞:fifi léger / 作曲:THE CHARM PARK
2. 「夢じゃない。」
作詞:fifi léger / 作曲:THE CHARM PARK
3. 「necco」
作詞:持田香織 / 作曲:Tore Johansson、Martin Gjerstad、Susanne Johansson
最初はこの三曲をエンドレスリピートしておりました。
基本、私は歌詞をほとんど重視してないので、持田香織さんが作詞したとかは、サカナクションの山口氏の独特の歌詞の世界がちょっと気持ちいいな程度のことではあるんですが、音楽の方向性が、今までとは違うな、という感じです。
それでもやや模索している雰囲気があるのは、ちょっと参加アーティストがばらけ気味だからかもしれなくて、こういう「等身大の南波志帆」をきちんとプロデュースしてくれるプロの職人さんがいたほうがいいのかな、という気がしないでもないのですが(全体としてアルバムの印象は、「乙女、失格。」に似ています)、それでも、「作られた南波志帆」から脱皮しようとしているのはよくわかりました。
ここ数日聞きまくっているのは、
8. 「トラベル」
作詞:tofubeats / 作曲:Tore Johansson、Martin Gjerstad、Vilma Johansson
9. 「にじいろの街で」
作詞:fifi léger / 作曲:THE CHARM PARK
10. 「Adieu Tristesse」
作詞:fifi léger / 作曲:THE CHARM PARK
11. 「Antique」
作詞・作曲:市川和則
アルバム後半のこれらの曲。
「Adieu Tristesse」はかなり気持ちがいい。ドラムとベースが気持ちいい。
というわけで、聴いていたらじわじわ来たので、レビューして、★をつけてみました。