上位の批判的レビュー
5つ星のうち2.0バンドとは、走り続けてこそ、バンドの意味がある!
2016年7月13日に日本でレビュー済み
バンドとは、不思議なものだ。
化学変化で、1+1+1が、3になったり、10になったり、100になる事もあれば、マイナス100になる事もある。
バンドとは、メンバーのベクトルが1方向に向かって、1つになった時、とてつもなく大きな力を発揮すると思う!
サニーデイ・サービスの歌が、音楽が大好きだった!
このライブで選曲されているのは、サニーの嘗ての名曲ばかりだ。なのに、とてもがっかりなんだ。
他の方も書かれているが、サニーであって、サニーでないのだ。
バンドって、不思議なもので、同じベクトルで1方向に走り続けている時は、素晴らしい音楽を作り出すが、
走るのを止めてしまうと、滅多な事では、元のベクトルには戻らないんだ。
曽我部バンドでサニーディ・サービス時代の曲を演奏した時も、違和感があった。
サニーディ・サービスは、曽我部氏がほぼ全曲書いていて、ボーカルも曽我部氏だし、ワンマンバンドと言って良いが、
じゃあ、ベースとドラムは誰でも良いだろ?という訳じゃなく、この3人で作り出していた至極のサウンドなのだ。
上手いベーシスト、上手いドラマーは、他にいくらでもいるだろうけれど、サニーディ・サービスは、この3人
でないとあのサウンドは出せないのだ。
サニーディ・サービスは、活動を夏休みにしておいて、夏休みが明けたら、また2学期から活動する具合に、
すれば良かった。
走るのを止めるべきではなかったし、解散すべきではなかったと思う。
そして、悲しいかな、嘗ての名曲を演奏しているのだが、あの頃のバンドの熱を感じられない
虚しさが、そっくりそのままライブに記録されてしまっている。
これをリリースする位なら、過去の音源(解散前)のベストライブ集を出した方が、どれだけ良かっただろう。
購入を検討されている方は、出来る限り、事前に、動画等でこの音源を聴いてみてから、
私の様に、悲しい気持ちにならなかったら、購入されると良いだろう。
私は、あまりの悲しさに、既に、手放してしまったが。