上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0同じ一日を繰り返す
2014年8月18日に日本でレビュー済み
同じ一日を繰り返す物語で、黒歴史として有名なのは
アニメの涼宮ハルヒシリーズでしょうか。
ほぼ同じ内容の作品を六週にわたり繰り返し。さすがのファンも憤激してしまった話です。
それはともかくとして、今回は前作で咲太をシャタ趣味の変質者と間違った朋絵が中心の物語です。
どういうわけか、彼女を中心に同じ一日が繰り返されている。
それになぜか、咲太も巻き込まれ
他の人たちは、繰り返された一日の記憶を失っているのに、朋絵と咲太だけは同じ一日の記憶を持っている。
こんな内容で、咲太が朋絵と麻衣に振り回されながら
解決策を探します。
咲太と麻衣の夫婦漫才などが楽しめますが
物語としては、少々、お気楽路線に走りすぎているような感じがありますね。
ペットの彼女で感じられたよさが、ちょっと乏しくなっているような感じもあります。
咲太とその友人一名以外は、みな女性
それも少々、おかしな女の子たちってのは前作から続いていますが
まあ、気楽に読めば楽しめますね
ちなみにプチデビル後輩とは、数学の概念上の存在であるラプラスの魔から来ているようです
数学者のラプラスが提唱したことで、もし粒子の動きなどあらいるものを計算できる存在がいたなら
それは未来を的確に予言できるであろうとするものです。
現在は、量子論によって、ミクロからマクロまで不確定原理が存在し
確率でしか計算出来ないと断言されているから、すでに否定された理論ですし
もちろんラプラスの悪魔と呼ばれる魔物が存在するわけでもない
今回の話には、少々、合致しないような印象が否めないな
むしろコペンハーゲン解釈の方が合致するような気がしますが。。。