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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.7
4
アガサ・クリスティーのミス・マープルDVD-BOX6
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ベスト500レビュアー2014年12月23日
今回の第6シーズンは、マープル物の長編全12作のうちで最後に残った『カリブ海の秘密』と、アガサが「料理長のおとくい料理集」中の「選りぬきの添えもの料理」としている短編集『クリスマス・プディングの冒険』中の唯一のマープル物『グリーンショウ氏の阿房宮』、そして、ノン・マープル物のロマンティック・ミステリの傑作である『終わりなき夜に生まれつく』の3作のみの収録となっている。 

『カリブ海の秘密』は、まず一見して、原作及びBBC制作の旧シリーズ版と比べると、カリブ色が強烈に前面に出ていることに気付かされる。問題はその内容なのだが、大筋では原作に沿って物語は進んでいるものの、人物・物語の設定とも、細部の改変が目立っている。その中には、原作では年寄りの端役に過ぎない司祭をヒロインに思いを寄せる青年にしたり、容疑者の一人にマープルが捜査で頼る医師の役割の一部を兼ねさせたりといった、首を傾げたくなるような改変も含まれている。こうしたさまざまな改変が、原作のレベルアップに繋がっているのなら評価もできるのだが、一体、何のための改変だったのかと思ってしまうような、単なる小細工のレベルに終わってしまっており、原作の最大の読みどころであるクライマックスにも、わざわざ全く緊迫感のない冴えない改変を施してしまっている。今回、改めて旧シリーズ版も見直してみたが、より原作に忠実に、かつ、分かり易く作られており、安心して身を委ねることができた。新シリーズの根本的な問題点が見えてしまう典型的な作品だったと思わざるを得ない。 

『グリーンショウ氏の阿房宮』は、前作とは打って変わって、素晴らしい出来だった。『名探偵ポワロ』の場合は、短編作は短編ドラマとして制作していたのだが、それでも大幅な改変無くしてドラマは成立しなかった。本シリーズでは、これを長編ドラマにしてしまおうというのだから、脚本家の腕がより一層問われることになる。この『グリーンショウ氏の阿房宮』は、もともと原作の方も、短編作としては凝ったトリックを使ったなかなかの作品なのだが、本作は骨格となるそのトリックは維持しつつも、人物設定・プロットとも大幅に変えて二つの殺人事件を追加しており、複雑に絡み合った真相のマープルの鮮やかな解明振りを一層際立たせているのだ。いかにも愛の作家アガサなら付け加えそうな、ドラマオリジナルの微笑ましいラストシーンもいい。 

『終わりなき夜に生まれつく』は、『アガサ・クリスティ ミステリーDVDコレクション』に収録されている『エンドレスナイト』に次ぐ2作目の映像化となるが、本作のように、マープルやポワロのような名探偵物にしてしまうと、作品の持ち味が失われかねないという難しい作品だ。本作の脚本家ケビン・エリオットは、1シーズン1作を担当している人であり、基本的に、本シリーズでは珍しい原作忠実路線を行く人でもある。また、『動く指』、『鏡は横にひび割れて』や、『名探偵ポワロ』の『五匹の子豚』、『カーテン~ポワロ最後の事件~』などでその有能振りを示してきた人でもあり、この人がどのようにこの作品を処理しているのか、注目して見させてもらった。 

さて、その本作だが、クライマックスの出来は素晴らしかったと思う。ただ、その後で原作を読み直し、改めて原作特有の手法の持ち味と、特に終盤でのアガサの文学的でさえある圧倒的な筆力を目にしてしまうと、この原作のドラマ化、特に本作のような形でのドラマ化では、やはりそのよさの完全な再現は無理だとも思ってしまった。しかし、それでも本作は、基本は原作忠実路線を行っているし、その中で特に、ある出来事と登場人物の関係とプロットの順番を組み替え、ラストでの野望の崩壊のさまを原作とは別の形で鮮やかに浮き上がらせており、ケビン・エリオットの有能振りは、はっきりと見て取ることができた。『エンドレスナイト』よりは、一枚も二枚も上手だ。 
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2017年12月23日
ネタバレあり。
マープルの魅力のひとつに 貴族やいまでいうセレブの生活の豪華な
生活が垣間見えて 興味深い。
グリーンショ氏はドロドロの面と、薄幸の母子が幸せになりそうな
余韻で終わる。マープルもポワロも、若いふたりが幸せになりそうな
エンディングがけっこうありますね。幸せな若いふたりを見る笑顔が
温かい。
マープルもポワロも生涯独身。マープルは好きな人がいたのに、
親に反対されて諦めた過去があり。好きな人は戦死したようだ。
謎に思うのは。マープルは中流階級の出身。職業を持った経歴はなさそう。
一見地味だが セントメアリーミード(架空)でけっこう広い庭のある家に住み。メイドもいる優雅な生活に思える。下世話なことで恐縮だけど、遺産で生活をしていると考えていいのか?
あの当時の大英帝国の底力か。お城のような豪邸。豪華な調度品。
華やかなファッション。 
登場人物の優雅な暮らしぶりも、魅力のひとつになっていると思う。
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2015年4月7日
ミス・マープルのDVDは、確か?ヒクソンさんが出演されているDVDと、このDVDと二つあると思います。全て購入して持っていますが、
二つのDVDともに、同じ題材でも、内容とかが少し違っていて面白さが違うのが特徴的です。
好き嫌いがあると思いますが、自分的には、違う見方等ができて新鮮で面白いです。
マープルはイギリスの田舎の話好きな、おばさん。話好きだから入る身近な情報や思考能力を生かして、警察には負けない推理力で事件の解決をする。
身近でこんなに事件がおきるのが不思議で面白いです。
昔の建物や田舎の風景なども自分は楽しめました。
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VINEメンバー2015年1月22日
「グリーンショウ氏の阿房宮」は短編集『クリスマス・プディングの冒険』(早川文庫)のなかの一篇。原作のマープルは現場に行かず、ほとんど安楽椅子探偵なので、映像化する際にはかなり大胆に脚色しています。原作では阿房宮の女主人キャサリンはマープルの知人ではないし、キャサリン殺人事件を物語るのはマープルの甥のレイモンドでした。
本作では、夫の暴力から息子とともに逃げて来たルイザがマープルに助けを求め、マープルは駆け込み寺のように知人のキャサリンの元に二人を預けるという設定にしています。重要人物となる(原作にはない)少年アーチーは『落ちた偶像』の少年のような立場で事件に関わります。本作では、阿房宮を創建した先代の故デシマス・グリーショウは、ポリオの薬品開発に養護施設の孤児を使って実験しており、その秘密を暴こうと、新聞記者のホレイス・ビンドラー氏が建築史評論家と偽って乗り込んで来るという展開です。原作にはない執事殺しやビンドラー殺しが起こります。マープルが参加している教区の編み物クラブの牧師や孤児だった過去を持つ老婦人のシスリーも阿房宮に関わって来ます。
『グリーンショウ氏の阿房宮』のIMDbの評価は7.7とかなり高いものです。『カリブ海の秘密』のIMDbの評価は7.3、『終わりなき夜に生まれつく』のIMDbの評価は6.6でした。これらの評価は納得できます。ちなみに日本版DVDは高価過ぎます。
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