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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.8
5
審判 Blu-ray
形式: Blu-ray|変更
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2014年12月7日
IVCの販売ということで心配していたのですが、画質はとてもいいです。
DVDよりも鮮明で、この値段なので、購入して損することはないでしょう。
内容はもはや私がコメントする必要のないものです。
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2017年5月22日
さすがブルーレイ、きれいな映像で、古さを全く感じません。満足です。
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ベスト500レビュアー2014年11月1日
この映画の主人公は突然逮捕され罪状も解らぬまま特殊な権力構造に取り込まれ、その因果関係が解明されないまま突如として処刑(爆死)され終止符が打たれる。自分が関与しない処で密かに個人の命運が決まり、それが有無を言わせず実践される。この理不尽な結末に至るまでの悪夢のような展開をウェルズは独特の構成と凝った映像で迫る。

【現世に中世が入り込む】
過剰な広さの銀行で行員は皆寡黙で機械的に仕事をこなす光景は近未来の管理社会を思わせる。そこで起きる奇妙な出来事。密室内で刑事への時代錯誤的鞭打ち。現代に中世が混入し時空を軋ませるようなエアポケットが存在する。主人公は不意に予期せぬ状況に遭遇し不可思議な世界に引き込まれて行く。
事務局を移動する際も下から仰ぐように映した空間が天空に繋がる大聖堂を連想させて宗教色が漂う。審問会での主張も嘲りの対象となり仕組まれた裁判だと気付くが、これは判事の絶対的優位性を強調する宗教裁判のように主人公の存在を卑小化する。それは彼が審問会を去る時に閉めた扉との大きさの対比で如実に示される。

【異端者は排除される】
ウェルズの事務所を訪れると、そこは史劇を思わせる蝋燭やベッドがあり、ウェルズは王のように君臨し主従関係を強いる。そんな中で現代的スタイルの主人公は明らかに中世の感覚には馴染まない。その異質な存在を象徴する場面として1時間22分辺りの映像が衝撃的である。
彼の姿が突出して大きく映りロミーの姿が異常に小さいのだ。遠近法に歪みを生じさせ、空間を軋ませるような異様な存在感は異分子として捉えており、やがて排除される運命を暗示したのではないか。事実この後、彼はウェルズとの関係を断つ。この場面を見るとアンソニー・パーキンスを起用した理由として187cmの長身というのは有り得る。

【逃れられない不条理】
画家のアトリエを出ると何故か裁判所に通じているという奇妙な空間移動は権力構造から逃れられない状況の表れで、ウェルズが裏で判事や事務局と完全に繋がっている事を示唆する。建物自体が摩訶不思議な造りとなって全体が見えないのも謎を解明できない迷宮の世界でもがく主人公の不安や焦燥感を象徴している。この日常を非日常に変えてしまうウェルズの卓越した映像表現には驚嘆する。それは観る側の想像力を刺激すると同時に混乱させ、この非現実的社会の存在を潜在的に意識させるような錯覚を覚える。

【雑感】
この映画は学生の頃アテネフランセ文化センターで観たが、途中からウェルズが駆使する映像マジックに嵌ってしまった。思えば彼は常に映像表現の可能性を探っていた。それも先端技術に頼るのではなく盲点を突いた独自の奇抜な発想でその真理を極めようとした。そんなウェルズが投影されたような印象がある。主人公の知らぬ間に事が決まり実践される。それはハリウッドで彼が経験した監督無視の権力が独断で作品を編集カットした行為である。出口を求めて彷徨う主人公にハリウッド時代のウェルズが重なる。
この映画は漫然と観ていると “何かよく解らんが凄い” というような印象で終わってしまう。そういう意味では見る側の感性が試される映画であり、随所に仕掛けた巧妙なトリックや構造を解明できるか否かでその面白さが変わる。つまり見る側の資質も審判される映画である。極めて実験色の濃い映画であるが、そこかしこにウェルズの才能の片鱗が見え隠れしている。

【BDの評価】
[画質と内容] 画質は驚くほどクリア。アレクセイエフ製作の冒頭のアニメも含まれ純粋に鑑賞できる
[特典] 全く無し。予告編も無い。将来的に音声解説で謎を解明して欲しい(無理か?)
 ※ 必要最低限の仕様だが画質は良く、この価格なら満足。お勧めです。

【】
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ベスト100レビュアー2016年12月29日
カフカの小説「審判」は暗喩と寓意に充ちていて、それがいったい何を意味するのか、難解と言われている。不条理の世界、当局の検閲を逃れるための韜晦的表現、官僚主義や権威主義に対する批判、等々、さまざまに解釈されているが、このような議論は文学の専門家に任せておけばいいのではないかと思う。そもそもカフカの小説を映画化するとこと自体不可能に近いのだが、オーソン・ウェルズは敢えてそれに挑戦し、見事な映像世界を創り上げた。この映画はストーリー性を追求するよりも、主人公ヨーゼフ・Kの愛、不安、恐怖といった心象世界を映し出すイメージとして捉えたほうが受け入れやすいように見える。

プロットは簡潔だが、描かれる世界は不条理そのもの。銀行員ヨーゼフ・K(アンソニー・パーキンス)がある朝、突然アパートに踏み込んできた警察に逮捕される。罪状は不明。不思議なことにヨーゼフは拘束されるでもなく、警察へ連行されるわけでもない。審理に出席するが、傍聴人まで買収されている状況で、ヨーゼフの不信と不安は募る一方。弁護士ハスラー(オーソン・ウェルズ)を紹介されるが、彼の美しい看護婦レニ(ロミー・シュナイダー)と刹那的な情事に耽った挙句、刑事たちに連れ回され、荒地で処刑されてしまう……。銀行の扉と廊下で結ばれている裁判所という奇妙なカット、鳥かごのようなアトリエの光の乱舞するシーンなど、シュールな映像の連続だが、特に凄いのが巨大な工場のような途方もなく広い銀行のオフィスフロア。そこでは無数のスタッフが無言のままひたすらタイプライターを打ちまくっている…。ロボット化した人間の姿に思わずゾッとさせられる。

悪夢を見ているような不安と恐怖を見事にイメージ化した映像は「市民ケーン」のオーソン・ウェルズならでは。光と影のコントラストを強調したカメラアングルによる夢幻的でシュールなモノクロ映像が素晴らしく、アルビノーニの音楽「アダージョ」の神秘的な響きもこの作品の雰囲気によく合っている。理由もなく逮捕され、不可解な裁判で有罪を宣告され、処刑される…。官僚主義と権力主義が個人を支配する世界。私たちもまたこの主人公のように同じ運命に陥らないとは言い切れない。その不気味な怖さをこの映画は感じさせる。
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ベスト500レビュアー2014年8月19日
映画「審判」は、不条理小説(こんな言い方が通用するか分からないが)で名高いカフカの原作を基に、オーソン・ウェルズによって映像化された。
原作では、銀行員がある日突然起訴され罪状すら分からないまま裁判に掛けられ死刑が確定、執行されてしまうまでの顛末が描かれているらしい。
映画の方も、確かに主人公のアンソニー・パーキンスのもとに、ある朝刑事がひとりまたひとりと訪問し、逮捕するので同行願いたい旨を手を変え品を変え迫るオープニングから、全編不条理なシークエンスが続く。

パーキンスが行き交う世界は、どれも不安と疑念、焦燥に凝り固まった彼の妄想なのか、それとも悪夢の如きものなのか、現実世界と微妙にリンクしながらもそれは徹底的に歪んでいる。
彼の周りを次々と現れては消える人物たちもみな奇妙でグロテスク。
しかも、各人はそれぞれ決められたパートでしか登場せず、記号的な役割しか与えられていない。
であるにも拘わらず、それらのひとりとして出てくるジャンヌ・モロー、ロミ―・シュナイダー、エルサ・マルティネリらヨーロッパの名花のなんて艶めかしいことか。

不条理の迷宮に入り込んでしまったトリップ感をさらに増幅させるのが、悪魔的装置と呼ぶべき美術セットの数々。
ドイツ表現主義主義を意識させる造形と光彩、エッシャーの騙し絵のような目眩まし。
最初は当惑しながらも、この奇妙で寓話的な物語を追ううちに、この舞台装置に目を奪われ惹かれていく。

個性的な映画だけに当然好き嫌いは分かれる筈だ。
文句なくお薦め出来そうなのは、(1)カフカ、またはカフカ的小説のファン (2)オーソン・ウェルズ、またはウェルズ的映像魔術のファン の方々。
次にお薦め出来そうなのは、(3)ブレヒト劇がお好きな演劇ファン (4)アート・フィルム ファン (5)カルト・ムービー ファン の方々。
といった処だろうか。
さらに、(6)ロミー・シュナイダー ファンの方であれば、押さえておいてよろしいかも。
ノー・メイクながら、コケティシュな魅力に溢れた彼女に逢える。
ただし、出演していると言っても、ジャンヌ・モロー ファンの方にはどうか。
なんせ、登場シーンは僅か数ショットだから、ね(笑)。

佐々木秀一著の労作「ロミー」には、今作の撮影秘話が掲載されている。
それによると、ロミーはかねてから俳優ウェルズに対してほのかな想いを抱いており、ウェルズからの出演依頼は大変嬉しいものだったようだ。
ロミーの役柄は、重要な役処の弁護士の専属看護師にして愛人。
監督ウエルズはこの役をチャールス・ロートンかジャッキー・グリースンに振りたかったようだが叶わず、配役が決まらないまま読み合わせが始まったが、その最中、ロミ―は台詞を止め、一度ならずニ度までもウェルズ自身が弁護士役を演じるべきだと口説いたらしい。
ウェルズは苦虫を噛みしめながらもそれに同意、こうしてウェルズの出演が決まった。
ロミーは、この時の“進言”で受け取ったギャラ1ドルは、自分が今まで仕事で得た報酬の中で最も価値あるものだったと回想したという。
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