いきなり前のめりの演説で度肝を抜く『管によせて』。 サム・クック、シュガーベイブ、De la soulなど敬愛するアーティストたちへ「オーリトーリ!」とラブコールを送る。調べたら石垣島の方言で「いらっしゃいませ」という意味らしいが、調べなくてもニュアンスが伝わる力強さが不思議だ。 ただならないパワーが初めて再生したこのアルバムを、最後まで聴こうと思わせた。
『片想インダハウス』はポップだ。 ここでいうポップは、売れやすい曲というねじ曲がった意味ではない。 小沢健二『天使たちのシーン』 ルイ・アームストロング『What a wonderful world』 The Millennium『There Is Nothing More to Say』 これらと同じ、祈り、日常を肯定する生命賛歌だ。