上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0日本の表現の限界は超えていない・・・
2019年7月28日に日本でレビュー済み
戦争映画と言えば反戦一本というのが日本の作品の特徴だと思っています。
終戦後WGIP(ウオー ギルト インフォメーション プログラム)に則った政治や報道・教育が行われ、日本は侵略国、卑怯なだまし討ち、捕虜虐待、南京などでの大虐殺(そういう事実はないとも考えられます:物理的にも無理)という価値観が一方的に刷り込まれてきました。
この構造(戦後レジーム)は今でも脈々と引き継がれ、周辺諸国の日本に対する不可解な高圧的な言動も、その源泉はそこに行き着きます。
実際には戦争犯罪行為を受けたのは日本人の方が圧倒的に多く、資産は奪われ虐殺され、女性が多数犯された事などについては報道されることがありません。
サイパン戦でも日本兵の戦死者が圧倒的に多いのは、米軍が捕虜を取らなかったからです。
女性が集団で連れ去られ犯された事案などもネット検索をすれば出てきます。
弾薬が無くなれば投降してもいいはずですが、米軍は認めず火炎放射器で焼き払いました。捕虜ですら虐待され殺された例は枚挙にいとまがありません。
反米の心情を刷り込もうというつもりはありませんが、こういう事実を描いてこそ真相が見えてくると思います。
なぜこのように長期にわたって降伏せず民間人を巻き添えにしたのかという理由も描かれていない現実の中に答えがあるはずです。
アメリカとの関係にしても私達が事実を知らないと本当の意味で望ましい関係は結べないと思います。
戦闘場面の描写などは随分リアリティが増してきていると思います。
あとは、フラットに規制を受けることなく日本人の立場からみた大東亜戦争を総括するような映画がつくられることを望みます。
本作はあくまでもこれまでの日本の置かれた立場においての表現にしかなっていません。
個人的には残念に思います。