上位の批判的レビュー
5つ星のうち1.0原作の伏線無視もいいところ
2008年1月31日に日本でレビュー済み
『酷い』の一言に尽きるのではないでしょうか。
原作では、桔梗が犬夜叉に口付けをしたシーンで「生きているときにこうしたかった」と言っています。
これは、[50年前にはこんな風に二人が触れ合った事は無かった]と言っているようなものです。
それなのに今回の話では、抱擁はするは口付けはするは。どうなっているのでしょうか。
共に妖怪退治をしたり。
妖怪退治なんて命を預け合う事をするのには、大きな信頼が必要です。
又は、それをしていくに従い、信頼や絆が生まれます。
その状態であんな悲劇が起こるはずがないじゃないですか。
裏切りを疑うよりも、絆を信じてしっかりと相手を見詰める事が出来るはずです。
アニメは原作とは違う、別の物という解釈をしろとよく言いますが、これは酷過ぎる。
アニメ化するに至り、ある程度の範囲なら内容を違える事は許されるとは思いますが、今回は『過去』の話に焦点を当てたもの。
過去は、現在に繋がるとても重要なものだと思います。
場合によっては現在の状況に大きな影響を及ぼします。
桔梗と犬夜叉の過去は、「犬夜叉」という物語にとってとても大切なものだと思います。
ですから、この作品を作るに至り、もっと慎重にならなければなかったと思います。
これでは、桔梗と犬夜叉の恋に焦点を当て、好きなように二人を動かしただけの二次創作となんら変わらないと思います。
アニメと言う公式な場で、それでは駄目でしょう。
原作の伏線無視の捏造話もいいところです。
音楽や映像等の前に、1番大切な脚本に問題があるとして、この評価にさせて頂きました。