上位の肯定的レビュー
5つ星のうち4.0スキーは越えられなかったスキューバだけど
2018年8月4日に日本でレビュー済み
とても面白い!前作ユーミンに代わってサザンのノリノリサウンドが冒険型ストーリーにマッチして盛り上げている。
フジサンケイとホイチョイタッグの三部作の主張は「一生懸命働いて、目一杯遊ぶ人生を」だと思っているが、本作が“私をスキー”程にはヒットしなかったのは、スキューバやジェットスキーにはライセンスが必要、ヨットまで出てくると普通のサラリーマンでは流石にムリ目、商社の販促イベントに対する沈没船宝探しという非現実感、高橋ひとみ・原田貴和子のカッコいいお姉さまに対して谷啓・伊武雅刀のオジサン対決では分が悪かったこと等が挙げられる。
でも、週末ぐらい都会の喧騒から離れてハメを外そうヨ、というスローガンは些かもブレておらず、さらに世代を超えて、地元の方々とも一緒に楽しもうという進化も果していて、中身は前作にひけをとらない。
昨今の邦画では生真面目な恋愛や人生訓、青春スポコンや特撮時代劇が増える中、大人の遊び心をくすぐる映画がもっと有っていい。
私が本作の封切りを観たのは就職活動の年で、その後、社会は失われた時代に入り、リゾートは閑古鳥が鳴き、この手の映画も下火になった。贅沢は不謹慎と言う息詰まる空気に風穴を空ける役割は、我々バブルを知る中高年に課された十字架かも知れない。