この作品は、田中さんがavexに移籍する前に作った曲を須永さんがremixするという、とんでもなく贅沢な作品です。 「There must be an angel」や「bachelor pad」など、たまにテレビなんかでかかっている曲も結構あって、かなりお買い得な1枚になっています。 個人的なおススメは、「take me to the disco」で、cosa nostraの鈴木桃子嬢がvocalで参加していたりと、sub titleにもあるとおり、all starがこれでもかという感じでいい音を作り出してくれています。 ただし、移籍前と後でFPMの音楽は相当変化しています。移籍する前はどちらかというとloungeを意識したような音楽を作っているのに対し、avexに移ってからは本当にイケイケの音に仕上がっているように、私は思います。 ですから、[beautiful」や「too」なんかを聴いてFPMに入った人なんかは、少し物足りなくなるかもしれません。 で、私はというと、最近の作品にはどうもついていけなくて、「luxury」とこのmixアルバムがを聴くと、なんだかほっとしてしまいます。
アルバム「beautiful.」や「contact」辺りからFPMを知った人への入門的ベストアルバム。初期のFPM名作の数々を、須永辰緒が独自の持ち味を活かしてミックスしている。 現在のFPMとは多少なりとも音に違いがあるので、新規リスナーには戸惑う所もあるかもしれないが、これがFPMの原点である。フロア&ルームの両立サウンドはここから始まっており、ミックスも落ち着いた楽曲から踊れるナンバーへ上手に繋げているので聞き入りやすい。 お勧めはユーリズミックスの代表曲で、今まで何度もカヴァーされた「There must be an angel(Playing with my heart)」。FPMは原曲の味を活かしながらも、9分というトラック長で序々に全体を盛り上げていて上手い。また、「Mr.Fantasy」というナンバーも、コミカルな音色を用いつつ、綺麗なオーケストレーションに持っていく聴かせ方が絶妙。 一度聞いただけでは分からないスルメソングワールドをお試しあれ。