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医者がすすめる科学的アロマセラピー~香りの効果を自律神経で解明! ~
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カスタマーレビュー
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5件中1 - 5件目のレビューを表示
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2019年6月21日
臨床現場で応用している立場からの投稿です。
レビューの中で、いくつか誤った情報が出されているので、他の方に誤解を生まないよう、投稿します。
アロマを頭から疑似科学のようにイメージされ、投稿されている方がおられますが、実際に使用されたことがなく、文献のみで判断される場合は、そのように考えられるでしょう。
効果を感じられる、ということと、実際に効果があると研究機関が認めるのとでは異なるという考察はその通りです。
しかし、「効果を感じる」という主観を持てるというのは、全く意味がないどころか、実際の臨床現場では、治癒に必要で重要なファクターでもあります。たとえ客観的なデータがあっても、ご本人が実感できないものはあまりよい効果をあげることができません。効果を感じられる、快適である、ということも現場には大切なことなのです。
また、厚労省の判断は完璧ではありません。実際の安全性のみならず、国策のバイアスを少なからず受けています。完全に効果効能を謳えるものだけを許可しているわけではありません。ちなみに精神薬の中でも最もポピュラーに使われている薬剤（もちろん厚労省許可済です）は、正式な効能説明書において、プラシーボ以上の効果を認められていない、という記載がされています。これは、誰でも確認できますので、確かめられるとよいでしょう。厚労省の許可がある、というのは、それに見合う莫大な予算をかけて実験を行い、認可申請をしたということです。効果はあっても、実験し、申請するだけの経済力や組織力がなければ、申請さえできません。
本当にアロマテラピーに関するうさん臭さを解消されたいなら、実際に、ユーカリやティーツリーなど、呼吸器系のお風邪を召されかけたときに使用されてみられるとよいでしょう。呼吸器系の不快感が速攻で解消されることを体験されると思います。もちろん、本書で推奨される、厳密に作られた精油を使用して、ですが。しかし、否定される方は、決して実践されません。なぜなら、そこまでして、自分の思想を変える気はないからです。つまり、本当に自分自身で「科学的に」真実かどうか知りたいわけではないのです。
アロマテラピーは全くオカルトとは異なります。むしろ、ヨーロッパや中東で長い時代を超えて育まれた生活文化です。
化学者ガトフォセがかつて自らの火傷治癒の経験から、生活文化で培われた智慧を、医学的に抽出できるものではなかろうか、と研究されたときからアロマテラピーという名前がつきましたが、そのずっと以前から人々の生活のなかに根付いているものです。日本の茶道文化で育まれた抹茶には、栄養学的に効能があることは周知のとおりですが、茶道文化はオカルトではありません。
結局、批判だけされる方のほとんどは、実際にご自分でデータをとられることをしないし、推奨される方と同じくらい誠心誠意実践をされません。いつも思いますが、なぜ推奨される方から認められるくらい、熱心に実践されたうえで批判されないのでしょう。それでは、一度もお米を食べたこともないのに、あれは科学的に医薬効果がないから意味がない、と言っている人と同じように思えます。その人は、家族が一生懸命握ってくれたおにぎりを食べることで癒され、活力を取り戻した個人の経験や意味を、文献だけの「科学的根拠」という、たったひとつの論理で否定するのです。科学はこの世界を説明する論理のひとつです。キリスト教原理主義者が、自分たちの教条にあわないものは悪魔だとみなすように、科学の教条にあわないものは、意味がない、価値がない、うさん臭い、というのはどこかやはり思想的に貧しいと思います。
本書は実践者があえてエビデンス主義の立場にたった形で、今何が示されるのか、ということにチャレンジされた書籍だと思います。もちろん厳密に見れば、実験環境や手順に不足点はあるでしょう。少し結論への強引さや偏りもあるところも否めません。ですが、まともに実践をしたことがない人が、素人科学主義の論理で批判されているほうが、話半分だなと思います。
レビューの中で、いくつか誤った情報が出されているので、他の方に誤解を生まないよう、投稿します。
アロマを頭から疑似科学のようにイメージされ、投稿されている方がおられますが、実際に使用されたことがなく、文献のみで判断される場合は、そのように考えられるでしょう。
効果を感じられる、ということと、実際に効果があると研究機関が認めるのとでは異なるという考察はその通りです。
しかし、「効果を感じる」という主観を持てるというのは、全く意味がないどころか、実際の臨床現場では、治癒に必要で重要なファクターでもあります。たとえ客観的なデータがあっても、ご本人が実感できないものはあまりよい効果をあげることができません。効果を感じられる、快適である、ということも現場には大切なことなのです。
また、厚労省の判断は完璧ではありません。実際の安全性のみならず、国策のバイアスを少なからず受けています。完全に効果効能を謳えるものだけを許可しているわけではありません。ちなみに精神薬の中でも最もポピュラーに使われている薬剤（もちろん厚労省許可済です）は、正式な効能説明書において、プラシーボ以上の効果を認められていない、という記載がされています。これは、誰でも確認できますので、確かめられるとよいでしょう。厚労省の許可がある、というのは、それに見合う莫大な予算をかけて実験を行い、認可申請をしたということです。効果はあっても、実験し、申請するだけの経済力や組織力がなければ、申請さえできません。
本当にアロマテラピーに関するうさん臭さを解消されたいなら、実際に、ユーカリやティーツリーなど、呼吸器系のお風邪を召されかけたときに使用されてみられるとよいでしょう。呼吸器系の不快感が速攻で解消されることを体験されると思います。もちろん、本書で推奨される、厳密に作られた精油を使用して、ですが。しかし、否定される方は、決して実践されません。なぜなら、そこまでして、自分の思想を変える気はないからです。つまり、本当に自分自身で「科学的に」真実かどうか知りたいわけではないのです。
アロマテラピーは全くオカルトとは異なります。むしろ、ヨーロッパや中東で長い時代を超えて育まれた生活文化です。
化学者ガトフォセがかつて自らの火傷治癒の経験から、生活文化で培われた智慧を、医学的に抽出できるものではなかろうか、と研究されたときからアロマテラピーという名前がつきましたが、そのずっと以前から人々の生活のなかに根付いているものです。日本の茶道文化で育まれた抹茶には、栄養学的に効能があることは周知のとおりですが、茶道文化はオカルトではありません。
結局、批判だけされる方のほとんどは、実際にご自分でデータをとられることをしないし、推奨される方と同じくらい誠心誠意実践をされません。いつも思いますが、なぜ推奨される方から認められるくらい、熱心に実践されたうえで批判されないのでしょう。それでは、一度もお米を食べたこともないのに、あれは科学的に医薬効果がないから意味がない、と言っている人と同じように思えます。その人は、家族が一生懸命握ってくれたおにぎりを食べることで癒され、活力を取り戻した個人の経験や意味を、文献だけの「科学的根拠」という、たったひとつの論理で否定するのです。科学はこの世界を説明する論理のひとつです。キリスト教原理主義者が、自分たちの教条にあわないものは悪魔だとみなすように、科学の教条にあわないものは、意味がない、価値がない、うさん臭い、というのはどこかやはり思想的に貧しいと思います。
本書は実践者があえてエビデンス主義の立場にたった形で、今何が示されるのか、ということにチャレンジされた書籍だと思います。もちろん厳密に見れば、実験環境や手順に不足点はあるでしょう。少し結論への強引さや偏りもあるところも否めません。ですが、まともに実践をしたことがない人が、素人科学主義の論理で批判されているほうが、話半分だなと思います。
2019年6月18日
精油の持つ医療的な側面は、決して否めないと思える内容だった。
自然界のものなので、エネルギー療法としても理解できるし、両面を併せ持つものだと理解した。
なんにせよ、結果として病気が良くなればよいのだから、日本でも広い視野で医療が発展することを望みたい。
メディカルアロマとして、深く納得できる内容だった。
自然界のものなので、エネルギー療法としても理解できるし、両面を併せ持つものだと理解した。
なんにせよ、結果として病気が良くなればよいのだから、日本でも広い視野で医療が発展することを望みたい。
メディカルアロマとして、深く納得できる内容だった。
2019年6月14日
アロマが体調不良などに効果的だというのは聞いていましたが、
その理由はあまりよくわからず、「プラシーボ」によるところも大きいだろうと思っていました。
が、この本を読んで、それは科学的な裏付けがあったのだとわかりました。
自律神経（交感神経と副交感神経）の働きに注目した動物実験からの謎解きは興味深かったです。
動物実験での結果は人には通用しないというのは今までの医学を否定するものです。
インスリンの発見は犬での実験に基づきます。
その他にも多くの科学的発見が動物実験から導き出されています。
さらなる研究が進み、今後「本物の精油」が広まることを希望します。
その理由はあまりよくわからず、「プラシーボ」によるところも大きいだろうと思っていました。
が、この本を読んで、それは科学的な裏付けがあったのだとわかりました。
自律神経（交感神経と副交感神経）の働きに注目した動物実験からの謎解きは興味深かったです。
動物実験での結果は人には通用しないというのは今までの医学を否定するものです。
インスリンの発見は犬での実験に基づきます。
その他にも多くの科学的発見が動物実験から導き出されています。
さらなる研究が進み、今後「本物の精油」が広まることを希望します。
2019年9月22日
アロマセラピーの効果について、現在、科学的に分かっていることを述べる本であるが、科学的な研究はなかなか進んでいないそうだ。この本の中でも述べているが、精油にどのような効果があるのか明確に分かっていない、精油の効果をどのように評価するかの指標ができていない、精製方法によって精油の成分がまちまちであるなど、問題が多そうだ。
特定の効果を狙ってアロマセラピーをやるのはなかなか難しそうだと感じた。
特定の効果を狙ってアロマセラピーをやるのはなかなか難しそうだと感じた。
2019年5月27日
科学的アロマテラピーとのことですが、本書にある通り、科学的な根拠のない誤解や嘘がまかり通っているのが現状です。精油（アロマオイル）の９割がまがいもの、という本書の記述も恐らくそうなのでしょう。
だから、著者たちは自分たちのとくアロマテラピーが正しい、と持っていくのですが、本当にそうなのか？という疑問がわきました。
データや研究成果と言っても結局は査読論文があるわけではありませんし、動物実験にしても人間と動物は違います。本当に効くという研究成果があり、医学界で認められているなら、厚労省が認めてるはずだと思いますが、現実はそうではありません。
それに、効果を実感するというのは、効果を感じた人がいるというだけの意味しかなく、実際に効果があるかどうかとは関係がありません。効果を実感というのは本人の主観であって、効果があるというのは客観的なことだからです。
本書では、アロマテラピーを科学的に証明された効果があるとしていますが、周波数療法やアガリクス茸やマイナスイオンのような疑似医療として怪しいものにしか見えません。アロマテラピーのオカルト的な怪しさを払拭しようとしたのでしょうが、今度は疑似医学としての胡散臭さを感じてしまいます。話半分の本です。
だから、著者たちは自分たちのとくアロマテラピーが正しい、と持っていくのですが、本当にそうなのか？という疑問がわきました。
データや研究成果と言っても結局は査読論文があるわけではありませんし、動物実験にしても人間と動物は違います。本当に効くという研究成果があり、医学界で認められているなら、厚労省が認めてるはずだと思いますが、現実はそうではありません。
それに、効果を実感するというのは、効果を感じた人がいるというだけの意味しかなく、実際に効果があるかどうかとは関係がありません。効果を実感というのは本人の主観であって、効果があるというのは客観的なことだからです。
本書では、アロマテラピーを科学的に証明された効果があるとしていますが、周波数療法やアガリクス茸やマイナスイオンのような疑似医療として怪しいものにしか見えません。アロマテラピーのオカルト的な怪しさを払拭しようとしたのでしょうが、今度は疑似医学としての胡散臭さを感じてしまいます。話半分の本です。
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