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2016年6月11日
イラク戦争当時、現地に滞在した著者による取材記。
当然だが、日本でテレビを見ているだけでは分からないことがたくさんある。読んでいて怖くなるところもあるが、煽ったり情に訴えたりという感じの表現は多くない。変な言い方だが、生々しい記述が淡々と続く。そもそも紛争地は怖いものなのだと、妙なところで納得するしかない。

自衛隊は外国に行ってしまえば軍隊以外の何物でもないし、日本はずっと前から戦争に関わってきたのだという現実をポンと目の前に置かれたような気分にもなる。勿論、それが日本国内の安保論議に直接的に結論をもたらすものではないが。。。
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2004年7月5日
安田氏が体験してきた、「拘束体験」およびその前段から後日談までがまとめられた書である。前大統領時代の後の、米軍の駐留&拷問の状況という、難が続く中での、イラク人のたくましい生き様が描かれている。いわゆる「歴史」の大半が「勝者側から」のものが大半なのは、およそ避け難いのだが、それを少しでも正確にさせるのは、こうした「現地からの報道」であろう。こうした細かい記述を読むことを通して、我々は「総論としての判断」の前の、「各論での判断」を出していけるのだ。また、非常に考えさせられたのは、イラク現地における日本企業と、韓国企業らとの存在感の違いの記述である。日本企業がほとんど活動人員を残していないのに対して、韓国企業らは看板等も含め、多いに活躍しているということだ(但し、商品のブランドイメージでは、日本が最も高いそうだ)。先日にも、韓国人ビジネスマンの悲しい事件が起こってしまったが、いかなる暫定政府ができるにせよ、イラク国内が復興&成長への道をたどっていくには、商業活動の活性化が必須であろう。そうした活性化が現地に必要であることがわかっている中で、現地での活動には国毎の差が生じている。確かに悲しい事件が起こってしまっており、現地での活動には懸念も多いのだが、しかし外務省勧告に従うばかりによる、商機を逸することの懸念も、やはり感じてしまうのである。
この本は、あくまで社会としての報道が多いのだが、その底流にある、日本経済・対イラクビジネスへの記述にも、エネルギーを裂いている。
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2004年7月12日
ジャーナリストとしての責任は、「伝えること」で果たす。その言葉の通り、ジャーナリストとしての気概に満ちた渾身の一冊だと想う。知ることには責任があると同時に、知らないことにも大いに責任があると想う。
グローバル化した世界の中で、個人個人の生活は、食料輸入、環境問題、労働問題を通じ関連しあっていて、かつ政府の税金の使い方次第では、他の地域に暮らす人たちを知らず知らずのうちに死に追いやることもある。自らの責任を棚に上げて拉致された邦人5人を声高に非難してきた日本人とそのメディアに、本当の「自己責任」とは何か、を改めて考える機会を与えてくれる一冊だ。
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VINEメンバー2007年3月20日
−−結局、イラク人を統治するのは旧政権以来のシステムということになるのかもしれない。すると、多大な被害を引き起こして行われたイラク戦争の結果は、頭が入れ替わっただけ、ということになるのだろうか。−−(本書246ページ)

 トルストイの短編小説に『コーカサスの虜』と言ふ作品が有る。トルストイが、コーカサスで捕虜に成った自分の体験を元に書いた作品であるが、この本を読んで、ふと、トルストイのこの作品を思ひ出した。もちろん、安田さんのこの本は、全て、安田さんの実体験である。だが、トルストイの『コーカサスの虜』とこの本に共通して居る事は、自分を捕らえた人々に対して、著者が抱く深い愛情と観察の眼差しである。言ひ代えるなら、安田氏には、トルストイにも通じる、深い人間を見る目が備わって居るのだと思ふ。−−安田氏は、只者ではない。

 素晴らしい本である。この本に書かれたイラク人の肉声ほど、イラク人があの時、何を考えて居たかを語ってくれる資料は無いのではないだろうか。自分を捕らえた彼ら(イラク人)を見つめる安田さんの暖かい、人間的な視線と思索を書き留めたこの本は、イラク戦争についての最高の記録として、歴史家を含めた後世の人々によって、世界中で読み継がれるに違い無い。

(西岡昌紀・内科医/イラク戦争開戦から4年目の日に)
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2005年1月17日
安田純平氏は新聞記者ではなく、ジャーナリストだ。地方紙では最高級といわれる新聞社にいながら、会社の論理にのまれることがない。報道という使命に生きることを決意し、退社していくくだりは、痛々しいほどさわやかだ。「パニックを冷静にすることがマスコミの仕事」という彼は冷徹なプロであると同時に、優しい常識人でもある。
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