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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.5
7
世界史劇場 ナチスはこうして政権を奪取した
形式: 単行本|変更
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2016年7月17日
第一次世界大戦は史上最も激しい戦いとして歴史に残り、足掛け4年にも及ぶ戦いはドイツの敗北を以て終結した。
多大な犠牲を出した大戦への反省から、二度とこのような悲劇を生まないために世界規模の平和組織「国際連盟」が発足した。

しかし・・・・中心となる米・英・仏の三国はいずれも自分たちが世界の主導権を握ることしか考えておらず、自国に都合のいい体制の構築を望んだ。
戦後の「ヴェルサイユ体制」と呼ばれるドイツに対する過酷な処置は特にフランスの強硬な姿勢によるところが大きかった。
米英は必要以上にドイツを追い詰めることは第二次世界大戦の序章になると警告したいたのだが・・・・・・。
ちなみに日本も第一次世界大戦では「日英同盟」を締結していた関係で勝者側に名を連ねておりました。

多額の賠償金を課せられたドイツは植民地も全て失い、国内は大混乱。失業者が街に溢れて怨嗟の声が渦巻く。
混乱の時代には世直しを求める民衆の声があり、ヒトラー台頭の背景と切り離すことはできない。
後にドイツ・日本と同盟を結んで第二次世界大戦を戦うことになるイタリアは戦勝国に名を連ねたのに領土も得られず借金で国家が破産寸前。
ドイツと似たりよったりの状況だったことが同じく独裁者ムソリーニ台頭の背景になります。

様々な紆余曲折を経てようやくドイツ経済も立ち直ろうとした頃にはナチス人気も下火に。
しかし、そこで「世界恐慌」が起こりまたも世界は大混乱。落ちかけていたナチスは混乱の時代にまた大衆の支持を得て復活します。
ナチスの政権奪取に追い風が吹いていたことは確か。ヒトラーが最初から戦争をするつもりであったことは著書「我が闘争」の内容を見れば明らか。
「ドイツ民族の発展のために、欧州の東方に土地を獲得せねばならない」と侵略の意思表示をしている。

この本では記述による出番は少ないのですが、度々「共産主義」「共産党」の脅威が語られていることは、即ち「背後にあるソビエト」の脅威について当時の世界が対抗する体制を構築しようとしていたことを暗示しています。
第二次世界大戦の後に世界に広まった「冷戦」の構図は既に構築され始めていたということかと思います。
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2016年7月11日
ナチスの政権奪取がタイトルの全面に出ているが、第一次大戦後の荒廃から第二次世界大戦
前夜の欧州の状況をドイツあるいはヒットラーを軸にした好著。
これまでのこの時期の状況は、ベルサイユ体制、ドイツへの高額補償金請求、ワイマール共和
国、世界恐慌等、点で捉えた書籍ばかりなのに、ここまで全てを一直線で書かれたものはめず
らしい。著者の力量に感謝する。
小難しいアカデミックな本を読むより、この本を一読することをお勧めする。
なお、劇場シリーズを初めて読まれる方は、この本を読む前に、同シリーズの「第一次世界大戦
の衝撃」を一読すればより一層理解につながる。

本書の末尾に続編(多分、第二次世界大戦)が刊行されるようなニュアンスがある。
ぜひ、神野節で続編を出して欲しい。
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2017年10月28日
副大臣が「ワイマール憲法を骨抜きにしたナチスの手法を研究して」と
発言していたので
あらためて板今日しようと思って読みました。

とってもよくわかった!

合衆国の上院反対によって、国際連盟に合衆国が参加できず
フランス・イギリスの自国中心主義。
さらにはフランスの賠償請求額がいかに強欲なものだったか!
第一次世界大戦ドイツに対する賠償額
1320億マルク=5000トンの金
有史以来人類が採掘した金が70t

どんだけ~~~

その後、ドイツは総選挙を連発してナチスが議席を確保。
さらに議席を3分の2以上にするために
「共産党の非合法化」で総議席を減らすという暴挙に出る。

解説がとってもとっても分かりやすい!!
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2016年7月14日
第一次世界大戦の戦後の話から始めて第2次世界大戦が始まる前までの話。
残念なのは使っている地図が良くない。もう少し工夫してほしい。
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2016年12月8日
既に皆さんが素晴らしいレビューを書かれているので、簡単に。
とにかく分かりやすい。
私のような授業中ぼーっとしていた人間でも楽しくスラスラと読めて頭に入ってきます。
ただ、今作は気になるところで、次巻へ続く!なのです。
神野先生!どうか!どうか早く続刊をお願いします!(T_T)
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2016年8月2日
貴重な本なんですが、重大な問題があります。

パリ不戦条約は侵略戦争を禁止し、自衛戦争を禁じないとされています。
自国の権益を守る為に海外派兵してもいいという英米の留保は、あくまでも防衛、自衛のためです。
あるいは植民地の治安維持のためです。

他国への先制攻撃の為の海外派兵を許すなどとは断じて言ってません。
それを認めたら一次大戦のドイツのベルギー侵入を繰り返して良いことになります。

まあこの辺の解釈は国連憲章と戦後の東京裁判を経たあと総会決議で固まったとこもあるんですが。

侵略戦争は、invation でなくaggression すなわち積極攻撃です。
翻訳に選んだ漢字がおかしくて、日中韓の勘違いの原因になってます。
自衛戦争の反対だから、攻撃戦争と訳すべきでした。

ともあれ、パリ不戦条約は、海外だろうが自国内だろうが、攻撃で始まる国益追求の戦争はだめ、平たく言うと、
先に手を出しちゃダメよってことです。

誰も先制攻撃しなければ戦争起きないから不戦条約は有効に解釈運用できます。
だからまともな国は、先制攻撃しないように、相手にさせるように注意してます。

ヒトラーも日本帝国も、そこをお構い無しに、先制攻撃して戦争始めたから侵略したと断罪されてるわけです。
ハワイ攻撃は領土目的じゃなくても、みごとな先制攻撃で侵略になります。

太平洋戦争は侵略じゃないと日本の政治家がいうと、米国が目を白黒させるのはそういうことです。

個人の罪とするかどうかは別の問題がありますが。

ここを押さえておかないと、続刊の二次大戦はトンチンカンになりますので、
著者の先生には是非とも気をつけて頂きたいです。
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2016年9月11日
解説手法としては分かりやすいです。
しかし 「国際政治は白人の汚い差別意識と利権の奪い合いが全て」 という偏見のフィルターを通しての事実の取捨選択が目立ちました。

例えば P30

(国際連盟での日本の人種差別撤廃要綱の提案を卑怯な手で拒否した説明の後)
>人種差別を堅持するためなら、どんな不義・曲解・不法をも厭わない。
>白人の人種差別意識の闇は、日本人には想像できないほど根深い。
(ここで1幕終了)

ここまで色々述べてきたのに、最後は「白人の人種差別意識の闇」という結論となりがっかりしました。

不正義と思われる行為を 「白人(あるいは中国人、韓国人)の差別意識」 といった人種・民族的性質で説明しようというのは、
それこそユダヤ人の性質自体を悪としたヒトラーの思想を継承したといえるものです。

こういった著者の性質を踏まえたうえで、この本からだけでなく他からも情報を得る予定があるなら大丈夫でしょう。
その予定がなく、この本を読んで全て理解しようとするのは危険だと思います。
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