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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.8
5
世界史劇場 ロシア革命の激震
形式: 単行本|変更
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2015年11月6日
人類全体が幸せに争いも戦争もなく暮らせる理想郷を創るにはどうすればいいのか?
その人類共通の宿願に答えを出したのがマルクスでした。彼は著書で社会主義国家になれば地上に未来永劫続く楽園が建設されるという論理を展開。
財産や富を全て国家が管理して人民に分配すれば貧富の差はなくなるということでした。

これに呼応したロシアで革命を起こそうとする勢力が台頭してきます。
当時のロシアは300年続いた王朝の腐敗が酷く、皇帝のニコライ二世がそのことを全く理解しようとしません。
貴族や地主などの特権階級が富を独占し、労働者や零細農民たちは貧苦に喘ぐという構図。
そういった国内の矛盾や不満をかわすためにニコライ二世はよりにもよって第一次世界大戦に参戦してしまう。
当然に民衆の暮らしはより一層苦しくなり、不満や怨嗟の声が渦巻きますが、奸臣・ラスプーチンなる怪僧が宮廷を引っ掻き回してさらに悪化。
やがて皇帝が前線に行き帝都を留守にしている間に民衆が放棄して皇帝は退位させられ後にレーニンにより一家共々処刑・虐殺された。

革命自体は成功したが、レーニンは当初弱小勢力。対抗勢力に逮捕・投獄されそうになるとその度に外国へ亡命することを繰り返した。
落ち着くと帰国し革命活動の陣頭指揮を執りたがるレーニンの頭の中にあるのは「自らが最高権力者となる!」その1点のみ。
マルクスの主張では革命は資本家が主体となり、労働者はそれを影から支えた後、100年は資本家による搾取に耐えねばならないとされています。
ですが、100年もただ只管耐えるだけなど非現実的。ですので、当事者たちはそれをロシアの事情に当て嵌めて勝手に都合よく「拡大解釈する」訳です。
当然、それは矛盾だらけになるのですが、当人たちはいずれも断固としてそれを認めません。
マルクス教に嵌った人間に、マルクスの理論は根本的に誤りであるという視点は抜け落ちていた。

権力を手中にしたレーニンは突進する。反対勢力を次々と逮捕・投獄して虐殺していく。
秘密警察を作り、自分たちに反対するものを監視し密告させた。人々は疑心暗鬼に陥っていく。
レーニンは「何人死のうが自分たちの社会主義さえ守れれば構わない」と公言する非情な人間。
そして死後に後を継いだスターリンはレーニンさえも恐れた粗暴な男。
最早、ユートピアは地獄へと様変わりしていた。

社会主義では機械的に全ていい方向へ移行するというような論理が平気で信じられており、そこには「人間は感情のある生き物」であるとういう視点はない。人は権力を握ったとき「いかに汚らしく変わるか」など考えもしていないのである。
権力という甘い蜜を一度でも味わった人間は決してそれを手離そうとはしない。その事を忘れて理想のみを信仰のように追求した故、最終的には共産主義は失敗に終わった。20世紀を通して1億人以上の人間が殺される結果となった。
ソビエトが崩壊したことで冷戦は終結し、人類は大きな転換期を迎えたのである。
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2015年3月4日
内容は素晴らしいと思いますが、イラストページに戻って見直すという方法は、(キャラクターも含めて)好みが分かれるのではないでしょうか?
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2014年12月6日
この人の本は相変わらず、名著である。
私のような、日本史選択者の人間が、マルクス主義に接しようとすると、と゜うしても哲学・思想史的な入り方になってしまう。
でも今ひとつピンとこないところがあった。
本書によって、「レーニンの権力欲」という補助線を引いて、歴史の流れを追うと党派的な違いの意図がよく理解できる。
「歴史の中の主体性の問題」とかやったなあ。

現在、マルクス思想が再流行しているそうだが、思想を追う前に、まず本書で歴史を追おう。
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2016年7月29日
20世紀、それは壮大な社会主義の自実験場でした。そしてその実験はことごとくが無残な失敗に終わりました。
人類は膨大な時間と莫大な犠牲を払った実験により、社会主義というイデオロギーが疑いようも無く間違いだったと、当たり前の事実を思い知ったのです。
社会主義の過ちを証明する実験の嚆矢となったのがロシア革命。本書は難解なイデオロギーの対立を解りやすく解説した、非常にやさしい入門書と言えると思います。
幸い我が国では国民と天皇が強い信頼で結びついていたことと、治安維持法のおかげで共産党という卑劣な暴力テロ組織による国家破壊は阻止されました。

■自己矛盾まみれのマルクス理論

そもそもロシア革命の原理、マルクス主義が最初から破綻していたのです。マルクスの理念の根本原理は「弁証法的唯物論」。人の心や希望や願望、それが行動となって現れる努力というものは、社会の発展段階を語る上で何一つ関係ない。社会はただ「正→反→合」の弁証法で機械的に動く、というもの。
でもそれをつきつめると、じゃあマルクス理論なんていらないよねって話になるのです。
マルクス理論があろうが無かろうが、それに影響された人が革命を起こそうが起こすまいが、
そんなこととは関係なく社会は弁証法に基づいて無機質に動くのみ、ということになるからです。
マルクスが生涯かけて構築した理論が、この世に存在する意義が無いという自己完全否定。

また過去の経験則から、商業資本主義から革命を経て産業資本主義へ、産業資本主義から革命を経て独占資本主義へという法則性を見出し、独占資本主義から革命を経て社会主義へ移行するだろうと予言します。
ここまでは理解できますが、ならば次の段階でも、社会主義から革命を経て共産主義へ、となるはずです。
が、マルクスは「そこだけは革命を経ず平和裏に移行する」と言うのです。
それまでの大原則を否定してるのだから、そこには明確な論拠が必要のはず。ところがマルクスはその理由については一切語っていません。なんじゃそりゃ。

さらに、こうして実現した共産主義段階は「差別も階級も搾取も支配者も戦争も貧富の差も無い、未来永劫続く楽園」と主張。
おいおい、マルクス理論では人類史の開闢以来「正→反→合」を繰り返しながら「成立→発展→成熟→混乱」を経て、さらに新しい段階へ止揚するものなのに、なぜ共産主義段階だけが、唯一の例外として弁証法を無視して永遠に続くのか。
当然共産主義社会の仕組みを科学的に分析考察した上でその理由を示さなくてはならない。が、マルクスはこのことにもなんら答えていません。なんじゃそりゃ。

マルクスの理論は、都合のいい箇所に都合のいい法則を別々に当てはめ、それによって生じた自己矛盾には一切触れないという非常に不完全で無責任なものでした。
もうすぐ楽園が来るよ!と甘い言葉をちらつかせてるだけのペテン師・扇動者とでも言った方が正しいんじゃないんですか。

■根幹が破綻してる革命は全てが茶番劇

イギリス生まれのマルクス主義をイギリスと何もかもかけ離れてるロシアに当てはめるのにロシア人マルキシストは必死に理論武装。
労資同盟で市民革命を起こすメンシェヴィズム、労農同盟で市民革命を起こすレーニニズム、革命を起こそうと立ち上がるだけで各国で革命が起こり同志がロシアの革命を助けてくれるトロツキズム。
メンシェヴィズムはともかく、レーニニズムはブルジョワ革命を起こしたいのに実行するのが労働者ではそれはプロレタリア革命だろっていう突っ込みどころ満載。
トロツキズムもまた「労働者が主導した革命なのにブルジョワ革命」という自己矛盾を抱え、各国の同志が助けに来てくれるというのも無責任な希望的観測。どの理論もご都合主義だらけ。
それでイデオロギーの対立でごちゃごちゃやって国会開設したり政党が生まれたり選挙したりしてますが、
「根っこのマルクス理論が破綻してるんだからこんな革命茶番だろ」と冷ややかな目で読んでました(本書の内容がつまらないという意味では無い)。
レーニンに至っては時と場合により主張をコロコロ変える風見鶏で思想家として失格だろこいつ、と思いましたね。
ひとつ革命側を擁護するなら、時の政府側・ロシア皇帝が政治・社会・経済が停頓してるのに打開策を見出せなかったことが、革命思想の流入に繋がったという点。
ニコライ2世は革命勢力に対して無為無策のまるで危機感無しだったことが、茶番であろうと暴走が止まらなかった要因だったのかと思います。
この点は、危機感を持たず行き当たりばったりの政策でフランス革命を深刻化させたルイ16世と通じるものがあります。

■なぜ社会主義国には暴力と大虐殺が付き物なのか

さて、メンシェヴィキはボルシェヴィキ主導の十一月革命で崩壊。その後紆余曲折あって憲法制定会議を軍事制圧したレーニンは、農民代表のエスエルを取り除き念願の労働者単独政権を手に入れる。農民と決別したことでレーニンの主張した労農同盟は完全に破綻。ここまではトロツキーの主張通りの労働者単独政権。
しかしトロツキーの主張通り労働者単独政権は脆弱なので、誰かに助けてもらうしかない。政権協力者として資本家も労働者も農民もだめ。
となれば各国の同志に助けてもらうしかない。レーニンも自分の予言が外れた三月革命以降トロツキーに便乗してましたから、「1年以内に革命の嵐が吹き荒れるだろう!」と主張。
しかし待てど暮らせど各国で革命が起こる気配などない。世界革命が起こらず、各国の援軍が来ないのであればトロツキズムによる革命遂行も破綻。
ことここに至ってレーニニズム・メンシェヴィズム・トロツキズムのロシア版マルキシズムは全滅。
しかし、既にクーデターを起こして労働者単独政権を作ってしまった。今更後には退けない。しかし世界革命があてにならなくなった今この脆弱な政権をどう維持すればいいのか。

こういう場合、洋の東西を問わず残された手段はただ一つ。「恐怖政治」です。
デモ・ストライキを起こす連中は徹底して弾圧、処刑、財産没収。
レーニンの命令書「警察に名前を問われて拒否した物はその場で射殺せよ」「叛徒を匿った者はその場で射殺し財産を没収せよ」。
森林の多いロシアですから森に逃げ込む国民が多数。そこで出された命令が「黄色い害虫共が隠れてる森に毒ガスを散布し絶滅せよ」。
レーニンは人民を虫けらのように駆除していきました。スターリンに秘密警察を作らせ密告制度を作り、たとえ同志であろうと指導部に批判的な者を徹底的にあぶりだす。
あぶりだされたら最後、何の証拠も無く告げ口一つで逮捕状無しの逮捕、そして尋問。白状しなければ拷問。白状すれば裁判無しで処刑か強制収容所送り。
さらにレーニンの政策の失敗で農村に飢餓が拡がっているにも関わらず穀物の輸出を強行。数百万の餓死者を出す。
レーニン「何千の人間が死のうと知ったことではない。社会主義政権さえ護られればそれでよい」
なんという恐ろしい言葉。レーニンが革命家として立ち上がったのは人民を幸せに導くためではなかったのか。

しかしレーニンの恐怖政治などまだ序の口でした。本当の地獄はレーニンの事業を継いだスターリン時代です。
世界恐慌が吹き荒れ資本主義国が破綻していく中、スターリン率いるソ連だけは経済発展を遂げました。
社会主義の勝利か?しかしてその実態は
・数百万の政治犯思想犯反抗者を強制収容所に送り込み、タダ同然の奴隷として強制労働させる
・農村部では集団化の大号令の下、富農から土地を没収
・農民の食い扶持までかたっぱしから輸出に回す
・ウクライナ地方では世界各国からジェノサイドと認定されるほどの収奪が行われ、千万人規模の餓死者を出す(ホロドモール)
ヒトラーのホロコーストなど霞みますね。ソ連の表向きの発展はこうした収奪・犠牲から生み出されたものにすぎなかったのです。
ウクライナ人を虐殺したらそこにロシア人を入植させ、現在の西部(ウクライナ人)vs東部(ロシア人)の対立を生むことになったのです。
後一つ。アラル海を消滅させたのはソ連です。驕った社会主義者が海を一つ消滅させたのです。

なぜ社会主義国には暴力と大虐殺が付き物なのか。それは社会主義国のかなめ、根幹を成すマルクス理論が破綻しているため、国家を統合する手段が恐怖政治にならざるを得ないからです。

■マルクスの予言はことごとく社会主義国で実現した

マルクスの予言、資本主義というものは①労働者の絶対的窮乏②階級のニ極化③経済恐慌この三つを避ける事はできず、資本主義の行く末に社会主義革命は不可避である、というもの。
ところが資本主義国を見てみると、①最低賃金法や社会保障制度の充実で社会的弱者を救済②累進課税などで富を還流、労働運動を認めることで階級のニ極化は縮小③公共事業などを拡充させることで経済恐慌に対処。
翻ってソ連の歴史を見ると、①社会主義政策の失敗で数百万の餓死者を出し②飢餓の存在を認めず、弱者の怨嗟を圧殺し、富も権力も独占した特権階級が生まれ③世界恐慌を遥かに凌ぐ経済破綻の中、数千万の屍を横目に帳簿の上だけで反映が繕われる。
皮肉なことに、マルクスの予言はことごとく社会主義国で実現したのでした。

■社会主義の死体でお人形遊びをする現代のマルクス主義者

無残な失敗に終わった社会主義でしたが、未だに妙な理想を抱いた信奉者がいるようです。社会主義の骸で遊ぶのも個人で完結してるなら勝手にしてろって感じですが、日本の場合歴史教育に悪影響を及ぼすから性質が悪い。彼等は階級闘争史観で歴史を構築するため常に権力者と国民が対立してる構図に捏造する。日本国民と天皇には有史以来対立したことが無いという奇跡のような強みがあります。階級闘争史観など当てはまらない。
そして天皇を憎悪し天皇を排除した日本の歴史を構築しようと画策する。日本という国は常に歴史の中心に天皇がいた国ですからね。
教科書では大した根拠も無いのに日本書紀を排除し、仁徳天皇陵の名称変更、元号の排除、鎌倉幕府成立年の変更など。
聖徳太子の名前変更なんかもそうですね。聖徳太子は後から付けられた名前だから厩戸皇子と呼べという。実に馬鹿馬鹿しい。昭和天皇も明治天皇も後から付けられた名前だ。それらも全員変えていくのか?世界史のチェ・ゲバラやスカンデルベグやソンツェン・ガンポもあだ名だったり死後贈られた尊称です。これらも本名に変えないと筋が通らない。なぜ聖徳太子だけ死後の名前は正しくないから本名の厩戸皇子で呼べという話になるのか、納得のいく説明をしろ。
日本人に誇りを抱かせることになるから聖徳という最高の尊称を使いたくない、ってことでしょう。
隋との外交で華夷秩序から脱した絶妙な駆け引きを演じたのが聖徳太子。この日本の自主独立を守り抜いた最高の人物に我々のご先祖は聖徳という最高の尊称で呼んで来た。
この事実の前には、名前が歴史的に正しいとか正しくないとか論ずるに値しない。正確な名称なんかより優先されるべきものがある。
社会主義を正当化するために日本の歴史を歪めてる暇があるなら、大失敗に終わった社会主義の総括をさっさとしてくれませんかね。
失敗の客観的事実が犠牲者の山と干上がった海となって目の前にあるんですよ。社会主義の死体をこねくり回して正当化してる場合じゃないんですよ。
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2014年12月31日
 ロシア革命について少しはロマンというか夢を持たせるような
記述が少しくらいはあっても良かったのに。革命のせいで良く
変わったところをもう少し書いても良かったのに。
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