上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0Googleの論文を個人のゲーミングPCで。
2018年3月20日
AlphaGo Zero/AlphaZeroの論文で書かれている手法を、難しい英語、理論、数式ではなく、我々にもわかりやすい日本語とPythonのソースコードで解説している。
ディープラーニングのモデルの設計、実装、学習、並列/高速化のテクニックを、実用レベルで楽しめるところまで。
MNIST(手書き数字画像認識)の初心者向けのチュートリアルと機械学習ライブラリの使い方を解説する本が多い中、ここまで踏み込んでいるのは凄い。
Googleのスパコン前提だった技術が、個人で楽しめる時代になりました。
NVIDIAのGPUが載っているゲーミングPCも手頃な値段なのに、それだけで諦めるのはもったいない。
(追記2)
書籍のソースコードをGoogle Colaboratoryのみで実行できるようになりました。
http://tadaoyamaoka.hatenablog.com/entry/2019/09/01/164646
(追記1)
Google Colaboratoryで無料のGPUがオンラインで使えるようになりました。
誰もが手軽にディープラーニングを楽しめる世の中に。素晴らしい。
・n1-highmem-2 instance
・Ubuntu 17.10
・2vCPU @ 2.2GHz
・13GB RAM
・40GB Free Space
・GPU NVIDIA Tesla K80
・アイドル状態が90分続くと停止
・連続使用は最大12時間
と制約はありますが、
・cupy-cuda80==4.0.0b4
・chainer==4.0.0b4
をインストールして、書籍のコード(python-dlshogi)を動かすことができました。
学習済みモデルは、Google Driveに格納することもできます。
【参考】
「【秒速で無料GPUを使う】TensorfFow/Keras/PyTorch/Chainer環境構築 on Colaboratory」
https://qiita.com/tomo_makes/items/f70fe48c428d3a61e131
「Colaboratoryで簡単便利にファイルのやり取りをする方法」
https://funmatu.wordpress.com/2017/11/30/colaboratoryで簡単便利にファイルのやり取りをする方法/