上位の批判的レビュー
5つ星のうち1.0保守からもリベラルからも理解されない主張
2019年10月16日に日本でレビュー済み
かつての『日本国紀の副読本』と同じような、百田氏と有本氏の対談。まず気になったのが、『日本国紀』の発行部数が65万部から全く変わっていない事。『今こそ韓国に謝ろう』は少し数字が伸びているのに何故だろう。
本書に関しては、残念ながら読む価値が全く無いと言える。なぜかを以下に述べる。
・かつて百田氏は『日本国紀』において、皇位簒奪に言及し、「私も十中八九そうであろうと思う」と万世一系を批判・否定するような記述をしておきながら、一方では万世一系を賞賛するというような支離滅裂ぶりを披露していたが、それが本書でも全く変わっていなかったからだ。読者が誤読したのが悪い、と読者への責任転嫁まで行っているので、猶更悪くなっているとも言える。保守だろうがリベラルだろうが、このような人達に天皇について語ってもらいたくはない。日本書紀などの史料を自分に都合よく解釈し過ぎである。
後は誰かの受け売りのような、女系天皇反対論と天皇ヨイショが続く。先程も言ったが、この2人に天皇について語る資格はないと思う。贔屓の引き倒しにしかならないから。
「まともな」歴史を学びたい方にとっては読む価値はない。百田式の歴史を学びたいという人だけなら読んでもいいのでは?