上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0元クニマス漁師にスポットをあてた年代記
2018年5月2日に日本でレビュー済み
この本で初めて、クニマスがもともとの生息地で絶滅した経緯を知りました。漁業権に対する当時の補償額の低さにはびっくりです。
否応なしに漁場を奪われた漁師さんですが、クニマスがいなくなる前に、他の場所でクニマスを生き延びさせる努力をしていました。その試みは失敗したものと思われていたのですが、ひ孫の代になって、クニマスが生きていることが確認されたのでした。
クニマスが再発見されたときはテレビでも取り上げられていましたが、何がすごいのか私はよくわかっていませんでした。勉強になりました。
ただ、この本には、再発見に至る過程で功績のあったあの人については、不思議なくらい一切触れられていません。そのあたりが知りたい人は、あの人の著作を読んだほうがいいでしょう。