Androidアプリストア Amazonファミリー 本を聴くオーディブル Amazon Cloud Drive SOS0516 Amazon MasterCard 車&バイクの雨対策 nav_flyout_videogame ファッション Fire 7 ・Fire HD 8 Fire TV stick お中元ストア リニューアルキャンペーン ペットの防災特集 Kindle Amazon MP3 スイミング 今田x東野のカリギュラ

カスタマーレビュー

5つ星のうち4.4
39
5つ星のうち4.4
形式: 単行本|変更
価格:¥2,160+ Amazonプライムなら、お急ぎ便が無料


レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

2014年6月25日
他の皆さんの書かれたように、エジソンが開いた「電気社会」をひきあいに、テクノロジーが世界を変える、ネットによる「ワールドワイドコンピュータ」が人々の暮らしを変える、というのがこの本の論調である。
長く「欲しいものリスト」に入れていて、発行から6年という今頃になって入手、やっと読んだのだが、日々変化するコンピュータとネットの世界で、著者の主張は、古びるどころかますます現実味を深くしている。
電力の登場は「一発芸」ではなく、社会的実験の積み重ねであったこと、インターネットと同じであることがわかった。その影響の広さ深さにおいて、電力がエネルギーの決定版であるように、ネットが情報の決定版になることは間違いないだろう。
そして力のあるシステムは、自由と解放の象徴というより、抑圧と管理の道具になること、ヤフーまでもが各国の法律に従う以上、そうならざるを得ないという主張も、悲観論とばかりは言えない、現実の話だ。
何よりも、変革の中においては、たとえその主役を演じていても、真の変革の意味を見通すことが困難だという指摘が、著者の教養とセンスを感じさせる。
発行された2008年といえば、iPhoneがやっと3Gになった年だ。
その後Web2.0が、2.1や3.0になったという話は聞かない。中身はともかく、すでに見かけのユーティリティとしてはワールドワイドコンピュータは完成してしまったのかもしれない。そして、おそらく今は、メカと人間の進化を待っている状態なのだろう。
明るいか暗いか、誰にもわからない。アマゾンの書評を書くような我々が、まさに今着々とその未来を創っているのだ。
0コメント| 3人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
 本書の第二部の扉に「我々は道具を創り しかして道具が我々を創る」というジョンMカルキンという方の言葉が引用されている。カルキンとは19世紀の美術評論家であることを今調べたところだ。

 本書は突き詰めると この言葉に集約されている。

 インターネットという新しい「道具」は恐ろしいほどの速さで僕らの生活に入ってきた。もはや インターネットがない仕事や遊び、つまり「生活」は考えられなくなっている。
僕らはインターネットは「使うものだ」と盲信しているが 本書を読んでいるうちに そんな生易しいものではない点を次第に感じ始めて いささか戦慄する思いがした。

 本書の最終章では人間とコンピューターが物理的に接続される可能性が指摘されている。確かに かつて機械が人間の筋力を物理的に補強し 凌駕した。それと同じく コンピューターが人間の頭脳を物理的に補強し 凌駕する可能性は十分あろう。

 但し そうなった時に 果たして人間はどうなっているのかという点が見えないし 正直 いささかグロテスクな気がするのだ。インターネットという道具によって創られる人間のイメージがどうしてもわかない。

 かつてある人が「新しい技術には毒があり それをどうやって解毒するのかが人間の知恵だ」という趣旨の話を書いていたのを読んだ。
 インターネットという新しい技術に毒がある事は インターネットが普及して10年以上たった今なお 賛否両論があることを見ても確かだ。

 あとは人間がインターネットの毒を解毒するすべを持っているのかどうかだ。僕の狭い知見の範囲では 解毒剤は出来ていない。というか そもそも「どんな毒があるのか」も特定されていない。毒の中身が分からずして 解毒剤など作りようもない。

 インターネットがパンドラの箱ではなかったと後世言われることを祈る思いだ。それほど本書を読んでいて ある種の恐怖感すら覚えたからだ。それを感じただけでも 本当に本書を読む機会を得て良かったと思っている。
0コメント| 3人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
VINEメンバー2008年10月14日
この本はグーグルを中心にクラウド化の現状を幅広い目配りで書いた本。最新知識を専門家でない人間が手に入れるには、いまのところ、ベストだと思う。著者はハーバードビジネスレビューにいたころIT投資は意味が無くなると預言して物議を醸したが、それから3年たって、その預言は真実みを帯びてきた。著者はITの現状をかつての電力産業と重ね合わせる。電力産業も初期は各企業ごと、工場レベルで発電機を備えたが、規模の効果により大電力発電所を建設する方がずっとコストが安くなって、いまでは自前の発電所など思いもよらない。
同じように各企業ごとにIT投資を行い、巨大サーバーを構えて、クライアントには重いMSのプログラムをインストールして大金をかけているが、そのような日常業務にブラウザを介してグーグルの提供するデータベースエリアとアプリケーションを使うことによってコストは劇的に低下する。このようなことはアマゾンが一部の機能を外部に提供することでも一般化しつつある。クラウドとは雲のことでインターネットの向こうにある様々なサービスに、これまで自前で持っていたコンピュータやアプリの役割を代替させることだ。こうなるとネットは閲覧のためではなく事務作業の「場」に変わる。そのためには複数のサイトを開いても絶対にフリーズしない頑丈なブラウザが必要である。グーグルの開発している「クローム」は、まさにそのためのブラウザとして開発された。劇的に変化しつつあるITの現状を、幅広く公平な視点で、簡潔にわかりやすくまとめていることに注目したい。
0コメント| 73人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
 二十世紀初頭に起こった電力産業の発展になぞらえ、100年後の現代、ITが出現させようとしている新しい社会(=クラウド化)について論考したものである。著者のニコラス・カーは「ITにお金を使うのは、もうおやめなさい ハーバード・ビジネススクール・プレス (Harvard business school press)」で著名なジャーナリストだ。
 電力が普及することで得たものも大きかったが予期せずして失ったものも数多い。たとえば、洗濯機や冷蔵庫、掃除機によって主婦の家事労働は楽になったが、逆に男や隣近所が家事を手伝う習慣がなくなり、主婦の労働は孤立化してしまった、と著者はいう。ひとり一部屋に電球が普及し、居間のろうそくを家族で囲んで語らう夜がなくなったのも予期せぬ電化の影響だ。また安く大量の電力がなければモータリゼーションもおこらず、地球温暖化もなかっただろう。しかし、電力の普及期にこれらを予測できたものはいなかった。
 同じように、安価で大量のITが「空気」のように手に入ることで、私たちはまた予期せぬ何かを失おうとしている、と著者は警鐘を鳴らす。すでに富の偏り、テロリズムの助長、プライバシー喪失、国家秩序の動揺などが見られるという。
 もはやネットのない世界は考えられない。しかし社会のネット化は、電力がそうであったように、それまでの社会秩序に破壊的なインパクトを与える可能性がある。本書の原題はThe Big Switch。今私たちはとてつもなく大きな転換点にきているのかもしれない。
0コメント| 32人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2010年6月2日
ニコラス・G・カーが書いた、クラウド本です。
これは必読だと思います。

理由は以下のとおりです。

1:産業革命を引き合いに出し、クラウドは情危機感や発電所と同じであると定義したところ。

2:何故クラウドなのかを身近な駄目なプログラマを引き合いにだして説明しているところ。

3:忘れがちなリンデンラボとセールスフォースの比較をしていたり、とどうしてもGoogle一辺倒になりがちな、この手のクラウド本では細かい説明がなされていること。

となります。また、EC2の理想的な使い方にも言及しており、一時的に日雇いバイトをやというような使い方が望ましいとなっています。僕もそう思います。

最後に、かつて電気が普及してしまい、ろうそくの炎をでの生活はほとんど失われた。だが、電球よりもろうそくが優れている部分はある。しかし、、、といったところで終わるわけだが、これは紙文化の終焉の予測なのかもしれないと私は思った。
アナログからデジタルへという変遷を今目の前で見せられているのである。
0コメント| 2人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2012年11月17日
他のレビューにもあるように電力供給方法の変遷になぞらえてクラウドを解説している前半が特に興味深かったです。
後半では、クラウドの範疇に収まらず、インターネットを多面的にみていきます。

昔は明かりのある部屋に皆が集まっていたが、電力供給により各自の部屋で過ごす時間が増えたとあり、これは現在の情報伝達方法の変化に当てはまるのではないでしょうか。以前はノウハウのある人が中心にいたと思いますが、近頃では各自でインターネット・イントラネットを検索します。技術が更新されるスピードが速まっており、過去のノウハウがそれほど役立たないケースもありますが、周囲にいる経験者の意見は大事にしたいです。経験者の知恵は蝋燭の明かりのようなものかもしれません。

最新情報が書いてある本ではありませんが、クラウドについて知りたい方には、一読の価値が有ります。
0コメント| 1人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2008年12月29日
クラウドコンピューティングの現状について書かれた本。
さまざまな視点から考察がされており,クラウドを取り巻く現状を理解するには最適の一冊である。
IT業界にかかわる仕事をしている人にはどなたにも一読をお薦めする。

本書は二部構成からなる。
第一部はクラウド化する様子を過去に電力が工場ごとに小さな発電機を備えて使用していた状態から外部の大きな発電所からの送電を利用するようになった様子をなぞりながら詳述している。

第二部はクラウド化が進行中であるインターネットの現状について述べられている。インターネットの発展により弱体化した活字業界,
同じ嗜好の人間と容易に閉じたコミュニティを形成できるために生じるコミュニティの断片化,少人数で巨大な利益を上げることが可能になったために起きた富の格差など現在起きている様々な現象が分析されている。

非常にさまざまな角度から現在のクラウド化の状況を取り上げており,考えてもみなかった知見が得られることが多い作品である。
0コメント| 2人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2009年4月19日
本書はIT業界を再編するSAASと「仮想化」についてまとめられている本であるが、その技術がどのように社会全体を変化させるのかを説明するために、過去の変化である電気と電力会社の普及についてもまとめられている。

「自前の発電機による電気→大規模発電所から購入した電気」という変化が約100年前に起こったのと同様に、ITシステムも「自前のハード・ソフトによるIT→利用するだけのIT(SAAS)」という変化が起こると指摘されている。

自前のITに慣れている企業からすると、IT資産が事業全体にとって非常に重要であるため、外部にIT資産を委託することは心理的・経営戦略的に難しい。

しかしSAASに慣れ始めた人にとっては、自前で全IT資産を購入し、保管するというのは煩わしいを超えて、「ありえない」ということになる。つまり、全IT資産を購入する時代には戻れないのである。

本書の後半は、ITとネットのメリット・デメリットが記されており、社会人の常識として知っておくべき内容である。
0コメント|このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2009年5月13日
・オムニバス形式のどの章も洞察力優れた傑作集ですね。
・著者の出世作の電力進化のメタファー、仮想化、同質化(尖鋭化)、”守るべき個人情報は既に無い=全てが晒されている”、Googleの究極の目標はAI=脳直結型コンピューターの話 などなど。
・『クラウドの衝撃』も面白かったですが、こちらもさらにそれを上回る面白さですね。ビジョンを描いているコチラの方がさらに楽しめました!
・次は『クラウド グーグルの次世代戦略で読み解く2015年のIT産業地図』も読んでみようと思います!

※ココでも『クラウドの衝撃』同様、IT系エンジニア絶滅説が書かれていました。恐らく、そうなるだろうと個人的にも確信しています。中途半端にカスタマイズした生産性の低いソフトを作る需要は極小化するでしょう。
0コメント|このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
VINEメンバー2009年3月14日
アナロジーの妙とでも言うべきだろうか。情報ネットワークの進歩と普及を、電力ネットワークのそれと類比させながら、いまのネットワーク社会がどのあたりまできているのか、今後どのようなことが起こり得るのかを読み解いている。現代人は電力の圧倒的な影響下にありながら、その存在が直接意識されることはほとんどなくなった。しかし、当然ながらこれは電気技術の進歩とビジネス化の努力が手を組み、長い時間をかけて実現してきたものだ。それは結果として経済や産業のあり方だけでなく、世間一般の価値観や生活様式までをも大きく変えてしまった。

そうした電力技術の改良と普及の歴史だけでも十分に読み応えがあるが、本書の本題はそこではない。これに情報ネットワークの歴史を照らし合わせてみると、現在は電力普及における「企業の私設発電所の縮小」の段階、すなわち「企業の独自IT投資の縮小」の局面にあるというのだ。歴史は繰り返すという教訓と、電力ネットワークとは異なる情報ネットワーク独自の特性から想像される社会の未来像は不穏当だ。そこでは、富と権力は再び集約へと回帰し、知性は公共化され、イデオロギーは増幅され、果ては身体が捨象されるのだという。

この種の話題では、妄信的な楽観論と情緒的な悲観論がかしがましいが、本書の結論は、悲観論としてはかなり手堅い例証を踏まえているように思える。いずれにせよ、そうした有象無象の論評をよそに、情報ネットワークもまた、電気と同じくらいに新鮮さを失う時代が来るだろう。その頃、何が情報ネットワークのアナロジーとして語られているのか。私はそれを見ることができないのが、残念でならない。
0コメント| 10人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告