上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0くどい。
2020年9月16日に日本でレビュー済み
くどい。
昔の単一のブラウザ限定などかなり低い確率の脆弱性であっても、脆弱性となり得るものを拾い集めてきて、コツコツと説明してる。
ひとつひとつ丁寧に1から10まで。
しかし結局の対策としては他の脆弱性と同じく、php.iniの設定や入力値チェックを行う対策となる。
脆弱性についての論文って感じ。
そして全体の印象として少し古い。
約10年前に初版発行のようだから、その名残だろうか。
ウォーターフォール型の開発モデルで、脆弱性診断が専門の人にとっては、良い本かもしれない。
後半に報告書などのサンプルもあったから、ターゲットがその辺なんだろうか。
開発者にとっては、とにかくくどい。
ドコモのガラケー時代の話とか2020年の今では歴史書を読んでいるようだ。
ベストプラクティスとその理由を簡潔に教えて欲しいって人には、合ってないと思う。
最後まで読んだ結果、新たに得られた知識はあまり無い。
もっと簡潔に、こういうコードを打ち込むとこうなります。対策はこれです。
脆弱性の原因はこれです。
で伝えられる内容だと思う。
600ページ以上あるが、200ページほどにまとめられる内容だと思う。