上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.01年9ヶ月粘着登下校の謎にせまるドキュメント
2013年2月22日に日本でレビュー済み
世間を震撼させた「愛子さま不登校会見」そこから1年9ヶ月にわたる付き添いという名の
皇太子妃による粘着登下校が始まった。
自分も筆者と同じで、学級崩壊などが珍しくもない昨今、ただでさえ精神病を長く患う母親のもと
ストレス過剰な生活を送られているであろう愛子内親王に同情し、エールを送る気持ちで報道を追った。
ところが10時過ぎの登校、給食後に帰宅パターンが長期にわたるにつれ、
「皇太子妃」であるという立場にありながら、吾が子かわいさに全く周囲の児童への配慮に欠けている
としか思えないような警備状況、言動に疑問を持つようになった。
この本には、東宮発の情報開示(乱暴男児会見)を受けて、皇族であり公人である雅子様、愛子さまの
取材を通しての「現東宮体制の異様さ」がはっきり浮かび上がる。
これには残念なことに皇太子殿下も含まれている。
今上陛下、皇后陛下の歩みを一番近くで見守られ、その育て方を身に受けてきた皇太子殿下は
何故両陛下に受けた教育を全否定するのか。
平日の一日授業参観日に、4時間フルタイムで参観する「マイホームパパ」などいない。
しかも彼は次代を担う「皇太子」である。
朝7時半、娘の管弦楽朝練に毎回付き添い、参観までする姿は、警備や他の児童への影響を
全く考慮していない異様な親子密着である。一応次代ではあるが、殿下は国民とともに歩むより
妻、娘をお守り(おもり)して行くことこそ「新しい皇室像」だと思っていらっしゃるように見受けられる。
が、私たち国民は果たしてそういう皇室を求めているだろうか。
先に山折哲雄氏が出した「皇太子殿下、ご退位なさいませ」
今上陛下は戦後である現代に、まさに新しい皇室を築かれた。
すなわち国民とともに有り、国民のために祈り、国民に限りない慈愛を注ぐ皇室像だ。
国民はその姿を敬愛申し上げる。
世界最古の旧家が作り出した尊い姿をこころから慕うことができる。
「普通の子と同じように」と望みながら、自ら「異様な子のように」育つ環境を推し進めている
現東宮を、次代と仰ぎ敬愛し、慕うことは無理である。
殿下はウィンザー公を見習って、皇位を譲り、一生妻や子をお守り(おもり)していくべきと強く思う。