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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.3
6
トムソーヤ (ジェッツコミックス)
形式: コミック|変更
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ベスト500レビュアー2014年8月15日
『トムソーヤの冒険』は、小学校くらいの時児童文学用に要約されたのを読んだ覚えがある。
勿論内容はまったく忘れていた。
この漫画を読んで、「そういえば宝を探す話だったような」とボンヤリ想い出す程度。
だからこの漫画も、リメイクとは言え初見で読むようなもの。
長崎が舞台だが、田舎の漁師町の夏っぽい雰囲気は出ていると思う。
主人公はハルという事になるのだろうが、このハルの顔がよく分からない。
細面の美人顔で描かれてたり、ポッチャリのかわいい系で描かれてたりして、どっちが本当のハルの顔なんだろうと最後まで分からなかった。
かき分けたのは、何か意図があったのだろうか?
ハルにしろタロにしろ、町にとっては異邦人であるわけで、町から逃げ出したいハルと、町に溶け込もうとするタロが対照的であった。
いずれにしろハルは、タロとの出逢いにより、再び少年時代の夏を経験することになり、この町がそんなに嫌いで無かったことを自覚する。
故郷というのは、どんな人にとっても人生の原点であり、その原点を基にして人はさらなる飛躍を遂げる。
今まで原点を持たなかったハルも、自分の原点が何だったのか知ることになり、前に進んでゆくために踏みしめるべき基礎が出来たという事だろう。
今後ハルとタロが交わることは無いのかもしれないが、このひと夏の冒険は二人の人生にとって宝石の輝きを持つことだろう。
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2007年8月29日
まず、8月の終わりにこんな単行本を出すなんて、やられたなぁという感じです。発売日に買ってその日のうちに読破しましたが、まぁ終わりゆく夏が惜しくなることこの上ない!
もちろん、いつ読んでも楽しめる1冊であるとは思いますが、日が長いうちに読むと、より一層余韻が味わえると思います。

私は原作である「トム・ソーヤーの冒険」は未読なのですが、何の問題もなく作品を楽しめました。私と同じく原作未読の方、ご安心下さい。

物語の中心人物は、別居していた母親が死去し長崎に里帰りした美大生のハルと、訳あって長崎の親戚宅に兄妹で預けられている中学生のタロ。
2人はふとしたきっかけで知り合いますが、それからすぐに2人して殺人事件を目撃してしまいます。その場から逃げ出した2人は誰も居ない教会へ逃げ込み、「ふたりはこのことを永遠にだまっていると誓う もし誓いをやぶったら死んだっていい」という宣誓書を書いて、各々自らの血で署名をしました。この一件が、すべて一夏の冒険へとつながっていきます。

冒険といっても色々ありますが、まぁ海賊王(本家本元の麦わらさんもちらっと出ていましたが、モザイクかかってました)ありのお宝ありの無人島ありの探偵ごっこありの…なんでもアリです。

読み終えての印象としては、主人公のハル・タロはもちろんのこと、タロの友人たちやその家族、近所の人々など、キャラクターがきちんと出来上がっていてとても読みやすいなぁ、と思いました。「あぁ、こんなことありそうだね」というすれ違いや、互いに分かり合っているような分かり合っていないような、個々に成長しているような成長していないような各キャラクターの言動は、妙にリアリティがあります。

ただ、高橋しんさんのマンガでちょくちょく出る「唐突すぎる表現」がやはりあったので、この部分だけは☆をひとつ減らしておきます。個人的にはちょっといただけないので。

「トムソーヤ」において、ストーリー以外に私が特に気に入った点は2つ。

まず画面での天気や明るさの表現。これは本当に美しいの一言。まずキラキラと眩しい表紙から目を引かれますね。
中身では、写真をコンピュータ処理して使っているだけある美しい背景や、その場の実際の天気・明暗に加え、場面に登場している人物の感情などにも配慮した効果がかけられていて、本当に素晴らしいです。

それから方言。舞台が長崎であるので、登場人物は9割がた方言です。高橋しんさんの作品では「最終兵器彼女」「きみのカケラ」を読んでいるのですが、それら(北海道弁?)とはまた違った雰囲気の方言が味わえます。
ちなみにスタッフのクレジットには、やはり方言指導の方の名前が載っていました。方言好きとしてはセリフを「なんとなくのエセ方言」で書かれていないのが嬉しいところです。

お値段は張りますが、その分読み応えのあるページ数ですし、この一冊で完結していますので、興味を持たれた方はぜひ読んでみて下さい。

「トムソーヤ 君は、あの夏の名前。」

作品を読み進めて最後のページへたどり着いたとき、切なくも清々しい、素敵な余韻を与えてくれたフレーズです。高橋しんさんの作品は相変わらず、詩的なモノローグが秀逸ですね。
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2010年5月18日
少々事情アリの中学生といろいろ見失った美大生の夏の思い出(つーてもエロい話じゃないっスよ?)。
ひたすら明るくて暴走しがちなガキのころを思い出しますね。
また美大生のほうも挫折やら虚無感やらぐちゃまぜになっていた二十歳とか新入社員のころを彷彿とさせます。
んでも、それを乗り越えていく力をもらえる青い青い青空を見上げるような爽やかなエンド。
まさに「誰もが体験したことのあるあの夏の日」を呼び起こす一冊でした。
…と、今は暑さすら苦手になったロートルの感想でした。
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2011年12月31日
やっぱり高橋しんの作品は心地良いなあ。
「きみのカケラ」もそうだけど、たくさんのスタッフの労力が結晶化した、本当に綺麗な作画と、今は忘れてしまった繊細な子ども心の描写が素晴らしい。漫画という表現方法で、芸術の域に至るような作品を作ろうという気概が感じられる。
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2007年11月28日
この漫画は、マーク・トウェインの傑作、「トム・ソーヤの冒険」を日本の長崎を舞台にしたものに作り替えた、日本版の「トム・ソーヤの冒険」だ。これまでに、こんな作品を読んだことがあっただろうか。

確かに、今まで、こんな作品を読んだことはなかった。だから、漫画では感動したこともなかった。しかし、今まで、こんな作品に出会ったことがなかっから、感動できたのではあるまいか。

原作の小説を読んでいない人にも分かりやすい表現や描写。そして、原作の世界では、遠く離れた外国が舞台なのだか、この作品の舞台は私たちの住む日本のため、親近感を感じることができるのだ。だから、この作品の世界観に、すっと入り込むことができる。それゆえに、この作品は、原作を知らない人にも、馴染みやすい作品と言えるのである。

私は今までにこんな本に出会ったことはなかった。だから、出会えたことを嬉しく思う気持ちがある。他の読み手にも、私のように、この本の良さが伝わることを願いたい。
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2007年10月2日
夏休みです。
真夏の日射しです。
海です。

この本は表紙買いしてしまいました。表紙と裏表紙がつながっていて
海でたわむれる男女たち、というものなんですが、
このシンプルかつ奇麗な絵と、これまたシンプルに入ってる文字がもう
「買え買え」と言ってるようなもんでした。

で、読んでみたわけですが。
ちょっと読みにくかったなあ…

画面がごちゃごちゃしてるといいますか、文字やコマ数が多すぎるわけではないのに
すごく目が滑る。きっとガサガサした線の作風によるものだと思うんですが
そのせいでいまひとつ話に入っていけなかった。
主人公である女性にも共感できず、どちらかといえば
初々しい恋愛(でも女の子の方は結構ませてる)とおりなす学生たちの方が
見ていて楽しかったです。

夏というものをいろんな目線からとらえているのがコンセプトなのかもしれません。
恋愛あり、エッチあり、ホラーあり、(このあたりは映画の
スタンドバイミーを思い出しました。)
子供が夏休みに冒険をし、そこで見つける現実のショック、という構成は
いつ見てもぞくっとするものがあります。

でも、どこに視点をあわせていいか迷い
誰にもあわせられないまま
読み終わってしまった

という感じがしました。
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