上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0学問というより、物語を読んでるような
2004年6月16日
上巻の感想です。内容としては、経済学とは何か、経済学の範囲、問題としていることは?というのが少々。GDPって何?需要-供給曲線の話、そして(結構ボリュームがあるのが)オイルショック以降の日本経済の歩みです。最後の章は、ゲーム理論。その入門の入門(?)だと思われる、囚人のジレンマ等の説明と、それを企業間関係に適応して説明したものです。
読みやすいです。学問というより、物語を読んでるような印象の本です。グラフは、いくつか出てきますが、数式は出てきません。また、難しい経済学用語も、あまり出てきませんでした。下巻も読みたくなりました。